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「書きたい」という気持ちの灯火を消さないために

今朝ふとnoteのアカウントを見たら、フォロワーさんが一人減っていた。

悲しきかな、減ること自体はそんなに珍しくもないのだけれど、普段は減るとしたら記事を更新したタイミングがほとんどなので(書き手と読み手の相性だと思うようにしている)少しの違和感を覚えたと同時に何故かピンときた。

知り合いのnoteがアカウントごと消えていた。別サービスで書いていたブログもなかった。

これまでの投稿をすべて削除してしまったんだろうか。彼女は骨太な記事を書く人で、割とセンセーショナルな話題を取り扱うことも多かった。それに対して堂々と意見を述べる姿勢にも好感を持っていて、いつか絶対にnote公式が見つけるだろうという確信があった。だから本当に残念。

何度か直接やりとりをする中で、彼女が書くことに対して悩んでいる様子なのが伝わってきていた。それでもお互い頑張ろうという締めくくりで最後は終わっていたのに。

モチベーションを保つには

実はわたし自身もここ最近は暗黒時期だった。いっそやめてしまおうかと思ったほど。

大学ノートの10枚ぶんぐらいモヤモヤを書き出した。散々書いた上で、結局原因は大きく二つだった。自分の納得いく文章が書けないこと、他人と比較して落ち込んでいること。

これについて解決策を書き始めると10枚分の文章が乗っかってしまうので一旦割愛するとして。

最終的にはいつも「コツコツ続ける以外に方法はない」という結論に至るのだけれど、そのためにどう気持ちを保っていくのか、備忘録として書いておこうと思う。

結果を急がない、他人と比べない

当たり前のことなのに、これがなかなかできない。

年初に「今年はnoteとTwitterを積極的にやるぞ」と誓い、おおよその数目標を立てた。半年という区切りで振り返ってみると、9割5分は達成していた。だったら自分を褒めてあげてもいいのに、わたしは「こんなんじゃダメだ」という気持ちに支配されまくっていた。

語弊を恐れずに言うと、Twitterはテクニックさえ学べば、ある程度の水準まではいけると思う(そのテクニックを使いこなせるかどうかは別として)。しかしnoteはごまかしがきかない。「良い文章を書けば評価される」という恐ろしくシンプルな世界。

実力のある人が、自分の上や横をビュンビュン通り過ぎていく。ものすごいスピードで。これ地味に辛い。

だから意識して自分にフォーカスする。比べるなら過去のわたしを相手に。すると書いた分だけちゃんとうまくなっているし、読んでくれる人が増えていることに気付く。

「この日まで悩まない」と決める

とは言っても、どうしたって悩む。思い詰めると文章にも影響が出るし、結果を急いだり人と比べたり、というのを繰り返していると、書くこと自体が楽しくなくなる。

これまで何度かTwitterで「いいね」が1000単位でついたスマッシュヒットが偶然生まれたのだけれど、バババッとフォロワーが増えたあとは、逆にジリジリと減っていく現象が必ず起こった。ヒットしたようなつぶやきばかりではないので「思っていたのと違う」とフォローを外すのだろう。

つぶやくごとにフォロワーが減る。これもまた地味に辛い。「だったらいっそつぶやかない作戦」に出てしまう。noteもしかり。毎日更新していたときのほうが減る率が高かった。でも、どちらもトータルで見たら増えているわけで、一日単位でちまちま見るから気になってしまうのだ。

だから「○月○日まではPV数やフォロワー数について一切考えないぞ」と決める。これは自分にとっては意外と効果的で、とにかく淡々と発信することに気が向く。

ただし定期的に振り返りは必要だと思う。悩まない期間は2〜3ヶ月ターンがちょうどいい。

サイレント読者の存在を思う

スキを付ける、コメントをする、などリアクションを起してくれる人は「ほんの一部」で、多くの人がそっと記事を読んでくれているし、影で応援してくれているのを忘れてはいけない。

以前Twitterで、相互フォローしている方がわたしのnoteをオススメだと紹介してくれたことがあった。その方もnoteのアカウントや記事はあるものの、一度もnote経由でやりとりをしたことがなかったので、読んでくれているなんてびっくりした。

また他の方も、何かのツイートに対するコメントで「実はnoteを拝見していていつも共感しています」と言ってくださったことがあった。noteをやっていない方なので、その時に初めて読んでくれていることを知った。

自分の想像以上の範囲に言葉が届いていることがとても嬉しかった。

冒頭の彼女に関して言えば「意識しちゃうからリアクションしないで」と釘を刺されていたので、わたしは一度もスキを付けたりシェアしたりしなかったけれど、もちろん全部読んでいたし、思わずスキボタンを押してしまいそうなことが何度もあった。

彼女にとってわたしはサイレント読者であり、こっそりと更新を待ちわびていた一人だった。

理想と現実のギャップの狭間で

と、なんだか偉そうにつらつら書いてきたが、わたしは全くもって達観した視点で語れる立場ではないし、未だにしょっちゅうブラックホールへ片足を突っ込んでしまう。

理想を高く持てば持つほど、現実とのギャップに苦しむ。でも、書くことへの想いが強い人ほど、それが理想となって積み上がっている気がする。

わたしは彼女と話すたびに、会話の端々から「書くことが好きなんだろうなぁ」と感じていた。

だからその想いを大事にしてほしいし、わたしも大事にしたいと思っている。

もしかしたら、気持ちを切り替えて、場所を変えて、新たにスタートするのかもしれない。だとしたら、いいな。彼女の中の灯火がどうか消えていませんように。

最後まで読んでいただいてありがとうございます。これからも仲良くしてもらえると嬉しいです。