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優しさのバトンを繋いでいく

私にとって長らくSNSはブログだけだった。

しかも孤島と言われるワードプレス。コミュニティ機能はついておらず、基本的に読まれるのは検索のみ。

交流といえば、リピーターさんがコメントをくれたり、リアルで会った方が「読んでます」と言ってくれたり、時々あるぐらい。一人で黙々とやる感じが私にはちょうどよかった。

でも、昨年の秋ぐらいからポツポツnoteを始めて、今年の春からTwitterに力を入れ始めて。

noteも孤独な場所で、Twitterは怖い場所。そう思っていたのに、最近は優しさをたくさんいただいている。

先日、長男のことについてnoteを書いた。

ヨーグルトというお題が出てから、一ヶ月以上ずっと頭の片隅にあった。自分が書くとしたらあのことしかない。

書いていいんだろうか、公開していいんだろうか、紐付けていいんだろうか。とても不謹慎な気がしていた。だって公にするようなことでもないし。

でも、私はずっと聞いて欲しかったのだと思う。心の内を誰かに。

当時だって、夫とはたくさん共有したし、実母ともよく電話をしたし、その都度なるべく抱え込まないようにしてきたつもりだけれど「一人の母親」としての葛藤まではなかなか話しづらかった。

そういう誰にも言えなくて苦しいことを吐き出させてくれる器の大きさが、noteにはある。テーマがあるコンテストは実際に書く大きなきっかけを与えてくれる。

ヨーグルトの記事はillyさんがサポート&オススメしてくれた。とてもびっくりして嬉しくて、書いてよかったと思えた。

恥ずかしながら、こちらを拝見するまで無料記事をオススメできることを知らなかった。どうやら公式のお知らせを読まずにスルーしていたらしい。

そして、かわせみ かせみさんのコメントに「ご自身の葛藤含め、またためらうことなく書いて下さいね」とのお言葉があって、また泣けた。

ヨーグルトの記事内ではさらっとしか触れていないけれど、子どもたちが持つ血液疾患は私から遺伝されたもので、そこらへんを詳しく書こうとすると二倍ぐらいのボリュームになりそうだったからバッサリ切った。

でも、かわせみさんは見抜いてくれた(という表現が一番しっくりくる)。とても悩んでいたことを。

あぁ、ありがたいなぁ、みなさん優しいなぁ。

そういえば、Twitterも思ったより怖くなかった。過去ちょっとしたバズが起きたツイートには、悪意あるリプライもあったけれど、全体で見ると多分1%ぐらいだ。

孤独で、独りよがりだった、SNSとの付き合い。

こうして応援してもらったり支えてもらったりした分だけ、私自身も誰かの力になりたい、じゃなくて、なろうと思った。

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