試行錯誤する時期を邪魔しない


最近、息子ネタで書くことがあまりないのは、子育てもほぼ終盤に近づいたということもありますが、母親の私が、彼の人生の選択に、だいじょうぶだろう、なんとかなるだろうっていう信頼みたいなものが芽生えてきたことが大きいような気がします。

もっと正確に言うと、息子が決めたこと、これからすること、間違うこと、後悔すること、やり直すこと、そんな全てを受け入れて、見守る覚悟みたいなものが、ようやく私の中で固まってきたという感じでしょうか。

こう書くとなんか間違えることが決まっているみたいですが、そう意味ではなくて、自分の道を進むために必要な試行錯誤の時期を、信じて見守りたいという気持ちなのです。

どうせ間違えて後悔するなら、時代遅れの親の考えで、変なアドバイスをするよりも、若い感性の直感に従って、自由にやってみたほうがいいと思うようになりました。

自分の若い頃のことを思い出してみても、親がいいと思う生き方が、私には全然魅力を感じることができなかったので、きっと私が思いつくアイデアなんかも、彼にはいまいちしっくりいかないというか、なんか違うのだと思うのです。

仕事でもなんでも、自分で決めてやってみないとわからないことがいっぱいあります。

誰よりも自分のことは自分がわかっているのですから、制限や制約を設けず、好きに自由にやりたいことをやって、その過程で学び、経験し、そして自分が心からわくわくした気持ちでできることを発見していければいいと思っています。


<追記>

2年前の記事です。

子供が自分自身で試行錯誤する時期は本当に大切だと実感しています。

親はすぐに安全な道を進んでもらいたがりますが、親の世代が安全に思える道は、今やけっして安全ではありません。

この2年でさらに時代の大きな変化を感じています。

これからも親としてできることは、子供を信頼して、大きな愛で見守りながら、試行錯誤する時期を邪魔しないことだと思っています。



元記事:試行錯誤する時期を邪魔しない(ミカリュス・ブルガリスの心の薬箱)January 16, 2016 00:26:38 テーマ:子育ては親育て

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