パリの小学校1

パリの小学校


Bonjour ! 

みなさま、こんにちは。


4月の復活祭の長期休暇(Vacances de Pâques)。

久しぶりにルカリュスと懐かしいパリの街を歩いてきました。

まずは、セーヌ川沿いをのんびり歩いてエッフェル塔へ。

そして、エッフェル塔のふもとのシャン・ド・マルス公園(Parc du Champ de Mars)をお散歩してきました。


もうかれこれ6年以上前になりますが、
パリで暮らしはじめて、最初に借りたアパートが
このシャン・ド・マルス公園(Parc du Champ de Mars)の近くでした。

パリで暮らすために、
アパートを探すよりも前に、一番最初に考えたのが、
ルカリュスの小学校でした。


フランス語がわからないルカリュスが
スムーズにフランスの教育に慣れるように、
フランス語が母国語でない子供たちのクラスがある小学校を選びました。


全く手探りではじめた学校探し。
フランスに親しい知り合いがいた訳ではなく、
全てひとりで調べて探しました。


数えきれないほど、フランス語のサイトを読んで、
たくさんの情報を集めました。


きっと、今なら、もっとスムーズに検索できたと思いますが、
あの頃は、どのサイトを見たらいいのかもわからず、
電子辞書を片手に、悪戦苦闘していました。


今思うと、あの頃のエネルギーは何だったのだろう。
今の私に同じことができるのかどうか。。。


何か、見えないものに突き動かされて、
ここまで来たという感じがします。


最終的に、とても良い学校が見つかり、
すぐそばにアパートも見つけることもできました。


ルカリュスの通っていた小学校。
この扉の前で、授業が終わって出てくるルカリュスが、
どんな顔して出てくるのかなと、ドキドキしながら待っていました。


今は、もう中学生。
勝手に帰ってきて、勝手におやつを食べて、
そのまま、すぐにサッカーに行ってしまうけれど、

どんな顔で帰ってくるか、
母はいつもドキドキなのです。

うれしそうだったら、ほっ。

友達と遊ぶ約束をしていたら、
遊んでくれる友達がいてよかったって、ほっ。

暗い顔して帰ってきた日は、
母の心もたちまち曇ってしまうのです。


<関連記事>

言葉のわからない教室で、8歳の息子はどんな気持ちでいたんだろう。
ノートに書かれた「まま」の文字に思わずうるうるっ。



🔗 ルカリュス8歳の音楽のノート(Cahier de musique)



<追記>

この記事を書いたのは7年前、息子がフランスの中学校に通っていた頃でした。

いつの間にか大きくなって今では大学生になりました。

子供の成長は早いものです。

小さなお子さんの子育て中の方は、思い切り一緒に遊んで楽しんで、たくさんの思い出を作ってくださいね。


元記事:パリの小学校(ミカリュス・ブルガリスの心の薬箱)
May 06, 2011 14:27:56 テーマ:フランス学校生活・子育て・親育て

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