私たちはいろいろな過去の思い出の中に生きていて、その思いに縛られて今を生きることができなくなっています。

過去というものは存在せず、もしそれが存在するのなら、それは私たちの記憶の中だけで、何度も反芻するうちに、どんどん歪められて書き換えられていきます。

パリのサンジェルマンデプレ教会前のクリスマスマーケットです。❤

思うように愛してくれなかったご両親に対する思いに苦しまれている方もいるかもしれません。

もしかしたら、あなたはもう当時のお母さんやお父さんの年齢を超えているのではありませんか。

お母さんもお父さんも、大人になった今の私たち同様、まだ未熟なまま、その時代や環境の中で、精一杯だったのではないでしょうか。

兄弟や姉妹との関係の中にも、許せないような気持ちが残っているかもしれません。

誰かに言われた心ない一言が、ずっとずっと胸の奥にあって、ことあるごとにそのときの痛みが湧いてくるかもしれません。

いいのです。

それでもいいのです。

湧いてきた気持ちに蓋をしないで、そのまま流していきましょう。

そして、気持ちを切り替えて、また感謝の波動に戻ってください。

未来はこれから来るので、今から何かを始めることで変えることはできるけれど、過去はもう終わったことなので変えられないと思う人が多いのですが、実際のところ、過去というのは今現在の自分の心の中にしか存在しないので、今、この瞬間に一瞬で変えることができるのです。