今日は、エイブラハムをチャネリングしていたエスターヒックスさんとジェリーヒックスさんの共著で、『引き寄せの法則』の世界では、とても有名なお話の『サラとソロモン』の中から、いいなって思ったフレーズをご紹介しますね。

🔗　サラとソロモン ― 少女サラが賢いふくろうソロモンから学んだ幸せの秘訣 単行本（ソフトカバー） – 2005/11/1

君の幸せが他の誰かがやったりやらなかったりすることにかかっている時、君は罠にはまっているんだ。

なぜなら、他の人々が考えることや行うことを、君がコントロールすることはできないからさ。

でもね、自分の喜びは他人にかかっているのではないということがわかったら、その時には、本当に自由になれるんだ。

君は気分を良くするただひとつの方法は、状況そのものが改善されることだと思っている。

でも、君は状況をコントロールすることはできないから、罠にはまったように感じるんだ。

この宇宙のすべての物事の中には、＜君が望んでいること＞と＜君が望んでいないこと＞という要素の両方が内在しているんだ。

どんな状況の中にも、どの場所の中にも、どの瞬間の中にも、その両方の要素のどちらかを選べるという選択肢が常に存在しているんだ。

だからね、ある場所や状況の中に悪いことがあるからという理由でそこを去るなら、次の場所に行っても、ほとんど同じことが起こるってことなんだ。

君がやるべきことは、君が望んでいるものだけが存在する完璧な場所を探し出すことではないんだ。

君がやるべきことは、君の望んでいるものをすべての場所の中に見つけ出すことなんだ。

ほとんどの人々は、まだ最初に完璧な状況を見つけなければならないと思っている。そして完璧な状況を見つけたなら、やっと『幸せになる』という反応ができると考えているんだ。

でも、こう考えているから、人々はひどい挫折感を感じてしまうことになるんだ。なぜなら、状況をコントロールすることは自分にはできないということが、すぐにわかるからだ。

君がここにいるのは、味わい愛でることができる物事を選ぶためなんだ。

味わい愛でることによって、君自身の波動が、君が見つけようとしていた完璧な状況の波動と同じ波動になる。

そうしてこそ、その完璧な状況を自分に引き寄せられるんだ。

長い間私は、これがこうなれば幸せになれるとか、誰かがこうしてくれたら安心できるとか、そんな風に思っていました。

そのために、一生懸命頑張ったり、誰かが頑張ってくれるように叱咤激励してみたりを繰り返していましたが、それで何かを得ても、また違う何かが必要な気がして、これさえ解決したらいいのにと思う問題はなくなりませんでした。

君がやるべきことは、君が望んでいるものだけが存在する完璧な場所を探し出すことではないんだ。

君がやるべきことは、君の望んでいるものをすべての場所の中に見つけ出すことなんだ。

私はずっと私の望んでいるものだけが存在する完璧な場所を探していたのです。

でも、そんな場所はどこにもなくて「この世のあらゆる事象は、「陰」と「陽」の相反する二つの性質を持ち、両者の調和によって世界が保たれている」ように、望まないことも望むことも存在しているからこそ、この世の調和が保たれているということがわかってきました。

この宇宙のすべての物事の中には、＜君が望んでいること＞と＜君が望んでいないこと＞という要素の両方が内在しているんだ。

どんな状況の中にも、どの場所の中にも、どの瞬間の中にも、その両方の要素のどちらかを選べるという選択肢が常に存在しているんだ。

今ある状況の中で、味わい愛でることを感じさせるくれるようなことを考えるのは、とても大切なことのようです。

自分の周りにいる人々や起こった出来事、風の音や木漏れ日の輝きなどの自然も含めて、この瞬間に出会うすべてのことの中から、美しいな、可愛いな、素敵だなって思えることを見つけて、ただ純粋な気持ちで味わい愛でることによって、私の周りの世界がどんどん輝いていくのが感じられるようになってきました。

君がここにいるのは、味わい愛でることができる物事を選ぶためなんだ。

味わい愛でることによって、君自身の波動が、君が見つけようとしていた完璧な状況の波動と同じ波動になる。

そうしてこそ、その完璧な状況を自分に引き寄せられるんだ。

サラとソロモンの物語は、『引き寄せの法則』の入門編として捉えられていますが、精神世界のことを長く探求されてきた方にとっても、物事の本質の原点に帰れる素晴らしい本だと思います。

こちらのKindle版であれば、今ならkindleunlimitedの会員の方は無料で読めるので、まだ読んだことがない方で興味のある方は読んでみてくださいね。

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単行本はこちらです。

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kindleunlimitedは息子に勧められて入会したのですが、海外に住んでいても日本の本が気軽に読めて、無料の本も日替わりでどんどん出てくるのが気に入っています。

ちなみにアマゾンプライムのプライムビデオは、せっかくプライム会員になったのに海外からは視聴できなかったのが残念でした。

いつも散歩している公園で。

同じ場所なのに、毎日違う風が吹いて、同じ太陽なのに、輝き方や色の具合が季節やお天気や時間帯によってくるくる変わって、自然の中にいると飽きることがありません。

乾いてカサカサ音を立てる枯葉も、雨に濡れて靴の底にくっつく濡れ落ち葉も、なんだかとっても愛おしい晩秋の今日この頃です。

元記事：幸せの秘訣は味わい愛でること - サラとソロモン ①（ミカリュス・ブルガリスのフランス語恋愛絵日記）