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Dialann_2017

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不定期更新。表に出せぬ断章。通り抜けてゆく風。 いちど購入していただければ2017年中の本マガジンの記事がすべて読めます。1ヶ月に10本程度書いていますが、不定期です。リードを公… もっと読む
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#英語

ボケにツッコム英語

川合 亮平『「なんでやねん」を英語で言えますか? 知らんとヤバいめっちゃ使う50のフレーズ』(KADOKAWA, 2016) 関西弁を英語で考える本。 英語を関西弁で考える本ともいえる。 著者は大阪生まれ。イギリス英語にくわしい。 関西弁の典型的なフレーズを英語で言うとどうなるか。そういう翻訳の興味もあるけれど、ボケとツッコミの文化そのものが英語にどう対応するのかの興味もある。日本人(関西人も非関西人も)も外国人(英語ネーティヴも非英語ネーティヴも)も楽しめる本。

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be動詞が初歩的という誤解。あるいは知識人の傲慢

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figure .. without .. の用法とフロストの詩を通して無を考える

figure .. with .. なら辞書にある。 figure cloth with a floral figure 布に花模様をつける (ランダムハウス英和大辞典) ここで figure は「...に(模様を)施す,を(模様で)飾る; ...に(数字・値段を)つける《with ...》」と説明される。 しかし、figure .. without ..とは。

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「上から目線」を英語でいうと

ボブ・ディランの場合。 'Time Out of Mind' (1997) に関しての批評家の言にボブはこう反応する。

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