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続・長男の米国大学出願の感想など

長男の米国大学出願について、前回はEDやらEAやらRDやらRollingやらの締切などについて書きました。
長男はEDは出していないのですが、長男の高校の同学年、Class of 2024の皆さんは結構どしどしEDで出願したようで、進学先が決まった人からどんどんInstagramに進学先をアップしています。
※長男の高校および近隣の高校だけなのかもしれませんが、毎年Class of 20**の進学先を公表するアカウント(**HS decision 20**みたいな名前のアカウント)を誰かが作ってくれて、進学先が決まったらDMで名前と写真と進学先とメジャーをそのアカウントに送り、アカウント主がレイアウトを整えて一人一人の進学先をアップするのです

さすがEDで決まるだけあって、今のところインスタに上がっているのは有名大学ばかり。EDで出せるってことは、それだけしっかり自分の将来を見据えてメジャーも考え、そのメジャーを学ぶならどの大学が良いか、どの大学が自分に合っているか調べて出願しているということだし(合格したらすぐに進学するかどうか決めなくてはいけないので)、合格したということはアプリケーションもしっかりした内容のものを作り上げているということで(GPA、エッセイ、課外活動、テストスコアなどなど)、本当にすごいなあと思います。

とはいえ人様のお子様方に感心している場合ではありません。
長男はEDは出願しませんでしたが、ほぼEAで出願しているので(RDも出すつもりがあるんだろうか…冬休みを満喫しています)ぼちぼち結果が返ってきています。

長男は
永住権持ち(US CitizenではないがInternational studentでもない)
高校4年間のうちESLに2年間在籍(TOEFLやDuolingo未受験)
ミドルスクールで日本語のテストを受けて単位認定されたので外国語2単位免除
スポーツ等のクラブ活動歴ほぼなし
ボランティア活動は校外のもの単発1日、校内のもの単発1日
テストスコアは提出せず(テストオプショナルなんで)
というスペックでの受験。

どうなるのかなあと不安だったのですが、結果としては(現時点判明分で)いくつかEAで合格し、またいくつかDeferralになりました。Deferralになったところの一部からはEDで合格出してもいいよという提案もありました。

EAで出願しておいて良かったと思ったことのひとつは、Deferralがあること。EAでは合格出せないけど、もう一度RDの人たちと一緒に選考しますよ、追加資料出してね、ということなので、大学側から要求された資料を提出し、RDとして再選考してもらいます。
EAで出願するということは優先度も高いわけで、EAで合格を出すレベルではないけれど、不合格ってわけじゃないからもう一度RDで選考しましょうと言ってもらえるだけでありがたい。RDの方が合格率は低いのでもちろん厳しいものがありますが、追加資料(直近の成績、追加の推薦書など)を提出したうえで、もう一度アプリケーションを見てもらえるシステム、敗者復活戦みたいな感じでしょうか、受験生にとっては非常に助かるシステムです。

そして我が家で一番びっくりしたのが、EDを提案してくれた学校です。出願時にEDではなくわざわざEAで出しているのに(とても良い学校であることは間違いないんだけど、その学校に対してEDで出すほど長男の気持ちが固まっていないこと、EDのデポジットの支払締切が他校の合格発表より前であること、の2点からEAで出願しました)EDなら合格出しましょう、と提案してくれたのです。
大学としても早めに学生を確保したいんでしょうけれども、こっちはこっちで5月1日がデポジット支払締切だからこそ出願したのであって、急にEDでいかがです??? と言われても困ってしまいます。ここでEDで決めてしまうと、RDで出す予定の数校、まだ合格発表前の数校、DeferralでRDに回った数校には合格しても行けなくなってしまいます。
なので長男の希望もあり、こちらの学校のEDの申出は受けずに、DeferralでRDに回るでいいかなということになりました。

RDで出願が終わっても、合格した大学を訪問したりとまだまだしばらく落ち着くことはなさそうです。落ち着くまでは母も頑張ります…。




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