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自然は美しく、厳しい

外国で暮らしてみて思うこと。

「自然なもの、人の手が加わっていないものほど人に優しい」

そんな自然派思考は、先進国の贅沢な遊びだということ。


水や土が綺麗で、インフラもばっちり整っている日本だから楽しめることなんだなと気がついた。

本当の自然には、寄生虫も菌も盛りだくさん。地球上には、採れたて生野菜を水道水や井戸水・川の水でさっと洗って食べることが危険な地域がたくさんある。

スーパーで売っているオーガニックの卵は羽毛や泥(糞?)がついているガチのやつ。当然、殻を綺麗にしても生で食べることはできない。加熱して食べても一抹の不安を感じる笑

一方、日本の卵は殻を削るという人の手が加わることで生でも安全に食べられる。人の手のおかげで病気になったり亡くなる確率をぐっと下げることができた。厳しい自然を優しくしているのは人の手なのだ。

栄養面で何かと悪者にされがちなマクドナルドもカップラーメンも、食中毒の危険がないというありがたい存在。心から感謝できるようになった。


自然は本来、ちっとも人に優しくなんかない。とても美しく、厳しい存在。自然が優しいと感じられることがとってもありがたいことだったんだ。

自然=善、人工=悪 みたいな考えがもともと嫌いだった。それは人間の優しさや探究心、より良くなろうとする進化そのものを否定しているように感じたからなんだな。

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