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自分の仕事は愛から生まれていく

自分の仕事の作り方について気づいたことがある。

仕事が生まれるとき、相手の幸せを願っている。

初めての会社で、ある時、まちの人たちを守ろうと走り回った。生活費のため、もろもろの支払いをするため、ではなく、誰かのために仕事をしていた。余計なことは考えていなかった。

パートナーへのサプライズ。手紙をこっそり用意する。プレゼントを渡す。特別なシチュエーションを用意する。その人がどうすれば喜んでくれるか。そのための準備はまったく苦ではない。むしろ時間を忘れていた。

考えて、まとめて、動く。その行為を好きなことはまちがいない。それを無理やりさせられたり、自分が納得していないときはつらくなる。幸せになってほしい、力になりたいと、心が動くと自分の仕事になる。


愛から自分の仕事は生まれていく。

自分がなにを愛しているかを知ること。そして、その愛を発信すること。その愛に貢献すること。世界に自分ならではのプレゼントをすること。

思考や感情を受けとめてくれる言葉。人を美しくする空間。チームで協力しないと勝てないゲーム。店主らしさであふれる空間。五感がよろこぶ料理。心から笑う仲間。よりそってくれる静かな音楽。人が没頭している姿。じっくりと対話する時間。新たな発見を与えてくれる学び。ありのままを教えてくれる草木や生き物。感情の解放。

たくさん愛しているものがあるのに、それらについてあまり話していない。耳をすまして、彼らのことを知れば知るほど、自分の仕事は生まれていく。

この恩はきっとゆるく返します