本当の声を発するための正直になる勇気

とあるお店で夜ご飯を食べているときのお話。

ある女の子がなかなかどうしてふさぎ込んでいて、元気がなさそう。彼女は高校時代に演劇や歌と踊りを披露するいわゆる表現活動をしていた。

最近はなぜかモヤモヤすると言っていた。わたしは彼女に「モヤモヤするということは、他になにかをしたいということを知っているから」と伝えた。そのあと、彼女からぽつりぽつりと言葉が生まれ始めた。

表現をする人は、表現をしていかないと気分がどんどん落ち込んでいく。なんとか自分を盛り上げようと、誰かと遊びに行ったり、美味しいご飯を食べたりするけど、根本的な解決にはならない。

心の中にあるものを形にしていく過程で、やっとそのモヤモヤは晴れていく。だから、なにか気分が晴れない時は、周りを見渡すのではなく、自分の中をみつめていくことが大切。

彼女は「表現したい」ことがわかった途端、すっきりしたと言って帰っていった。

と同時に、わたしの中にも、モヤモヤがまだまだ眠っているということがわかった。

「嘘つき」と言われるのがすごい辛いことだと最近わかった。嘘をつくことは、自分が得をする行為のようにみえて、相手も自分も幸せになるものではないから。

正直であろうとするのは、その場では苦しい思いをするかもしれないけれど、心の深い深いところで救われていく。

表現する人は表現をしないと、その瞬間に自分に嘘をついている。正直に、自分の姿を世界に見せていかないといけない。自分のためにも、周りのためにも。

感じたこと、思ったことを無視し続けると、そのうち心の中の彼らは、わたしになにも教えなくなる。そうなったら、わたしはわたしでいることが難しくなる。だれかのふりをしているわたしに気がつくとなっている。

もっと正直に、自分の声を発したい。最初はかすれていて、いまにも消え入りそうな声かもしれない。誰も聞いてはくれないかもしれない。でも、声を発した自分には聞こえている。毎日聞きに来てくれる聴衆ひとり。まずは、そこから。

それでは、また。

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心の服を脱ぐ

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