トプが編集

「俺、失敗しないので」アトラエ内定者にきく、「人生をワクワクする方法」

中村充(なかむら まこと)さんって?

・群馬工業高等専門学校から九州大学経済学部に3年次編入。
三菱UFJモルガン・スタンレー、ガイアックス、PLAN-B、Bizreach、レノバ、VOYAGE GROUP、 Leverages、Speeeなど、多くの企業のインターンに参加。
Atraeの20卒内定者
・自身でも在学中に株式会社eNMを立ち上げ、高専生と企業のマッチング関連サービス事業を展開。

聞いただけでは、超エリート大学生にしか思えない中村さん。

しかし、そんな実績を作り上げた背景には、自分とまっすぐ向き合う心と、人生への責任感がありました。

失敗を失敗で終わらせない」、「世の中を少しでもよくしたい」そんな思いに向かって、突き進んでいく背中にあなたもきっとついて行きたくなるはずです!!

十字架を一生背負って生きていく


—— 今回はこれから就活を迎える大学生に向けて、失敗談とその教訓を語っていただきたと考えています。

俺、失敗したことないんです。失敗を失敗で終わらせないので。
失敗をそのままにしてしまったら失敗だとは思うんですけど。

—— (ドクターXかよ…インタビューの趣旨…)
…そもそもどうして失敗を失敗で終わらせないという考えができたんですか。

実は、中3の時にすごくやんちゃしてて。めちゃめちゃいろんな人に迷惑をかけました。
その時に、迷惑かけたこと、傷つけた事実が消えることはない、とはっきり自覚しました。
俺はその十字架を一生背負って生きていくしかないんです。
そこから、自分がこれからどういう行動をとっていくかにコミットするしかないな、と頭を切り替えました。
自分にできる最大のことは、誠意を見せて、謝って、行動で示していくことです。

自分が頑張って、少しでも社会がよくなって、迷惑かけた人たちの子供とかにいい影響があれば、少しは償いになる、と考えています。

ビジネスした方が世の中変えられそう


—— 社会が良くなるために、どんなことをしてきましたか?

官僚になって日本を変えようと思っていました。
中3から高1ぐらいにかけて、すごく漠然と「世の中腐ってんな」と思ってて。尖っていましたね笑
官僚になるために、高専時代は東大に行こうと思ってました。

—— 官僚から、ビジネスへと興味が変わったのはなぜでしょう?

当時、バイトで官僚や市長の方と話す機会があったのですが、長いものに巻かれていくし、時間が立つのが遅く、時系列として世の中を変えるスピードが遅いな、と感じました。

そんな時に、父がビジネスで世の中を変えているのを目の当たりにしました。
父はバイオ系の研究開発をやっていて、インフルエンザのワクチンを作っています。
世界の脅威から人を救う手段を生み出す、ってかなり革命的ですよね。
世の中を変えるのは、ビジネスの中でできるんだと感じました。
ビジネスのスピード感や考え方をみて、ビジネスした方が世の中変えられそうだな、と思いました。

—— そこで、経済学部の進学を選んだのはなぜですか?

もともと、高専で工学部専門で学んでいたので、テクノロジーそのものについては理解していたのですが、テクノロジーが世の中にどう作用するのか、そもそも世の中はどうなっているのかについて、高専で学んでいなかったです。
だから経済学部で世の中の仕組みを学ぼうと思ったんです。

ポケモン3匹のうち1匹選ぶみたいな


—— 大学編入後に、多くの長期インターンに参加していますよね。それはどういった意識で行動しているのですか?

もともと高専時代に、就活をしている友人も見ていたし、自分もインターンや社員の方に話を聞いたりしていたので、就活に対する意識はありました。
そこで、ワンキャリアさんに声をかけられ、長期インターンに参加しました。そこで、もっと就活に対する意識も高まって、もっと業界を見たいと思ったので、様々なインターンに参加しました。

—— インターンを選ぶ基準はありますか?

とにかくたくさんの業界を見たかったんですよ。
最初から「業界ここに決めた!ポケモン3匹のうち1匹選ぶ」みたいな笑
そういうのは決めつけでしかないと思います。
就活は人生の重大な選択です。
自分はできるだけ論理的に人生を選択したいです。
将来のマーケットを考えて自分のキャリア戦略を練りたいし、考えうるリスクは合理的に回避したいです。
その上で、この道を進みたい、と強く思える会社に決めたいと考えました。
だから大手もベンチャーも色々受けました。

—— なるほど。惹かれるのはどういう企業でしたか?

そこで働いている社員が楽しそうな企業に惹かれました。仕事に対してワクワクしている人がいるところですね。
インターンの選考の過程で、楽しいですか?と聞くと、「楽しい」とは答えるけど、本当に楽しそうには見えないな、と感じた時もありました。
インターンにいくかどうかは、そこも基準に入れて見ていました。

芋プライドは折って食っちまえ


—— たくさん経験したインターンのなかで、意識を変えるような出来事はありましたか?

PLAN-B(プランビー)さんの「MOVE!」ってインターンですかね。
正直参加した時は舐めくさってて笑 その前のインターンとかでも全部優勝してたし、今回もいけるだろって天狗になってました。
そんな時に、PLAN-B(プランビー)の社員さんに「芋プライドは折って食っちまえ。だせえよ。」って言われました。それを聞いて「だせえな」って自分でも思いました。

それまでは、正論が全てって思ってました。よく「でも」って言ってたし、「こうだから、こうじゃん?」ってすぐ反論してました。
そうじゃなくて、何が本当に大切なのかっていうのを見極めるために、人の意見を受け入れて、価値観の幅を持とうと思いました。

—— それは衝撃的な体験ですね。

もともと、宗教などの勉強をしていて、多様性を受け入れるべき、という考えはあったのですが、ここで強く意識しました。
でもやっぱりプライドをおるのはめちゃめちゃ難しいです。

—— 多くのインターンを経験し、最終的にアトラエという会社に就職を決めたのはなぜでしょうか。

やっぱり一緒に仕事してワクワクできることですね。
「もっと世の中の人たち楽しく生きようぜ」っていう価値を発信していく時に、
アトラエでなら世界を変えるビジョンを達成するのもワクワクできるし、その道中すらワクワクしてられる」と強く思えました。

自分の心に従って生きて


——
最後に今から就活を迎える人たちに何かメッセージをください!

自分の心に嘘をつかないでください。
本当に向かいたい道をまっすぐ進んでいくのが1番です。
もし就活したくないと思うならしなくてもいいと思います。
自分が今やりたいこと、今しかできないこと、やりたいなって思う道を進んでいく。
誰になんと言われようが、自分の心に従って生きてください。


▼逆転社長〜失敗から学ぶ成功のトリセツ〜
9月リリース予定の社長インタビューサイト。
リリース前カウントダウンとして、個性派大学生の逆転エピソードを掲載中。
他のエピソードも読んでみたい