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【21卒必見!!サマーインターンを受ける前に考えるべきリスク】

 今回は21卒のサマーインターンの選考がちらほら始まっているということで、3回生の夏から就活を始め、今年の4月に就活を終えた私の失敗談を振り返って学んだことを書かせて頂きました。

*私=現在関西大学文学部4回生。1回生の9月まで体育会の馬術部に所属していました。人間関係がうまく行かず退部したのち、11月からはキャリア系教育ベンチャーで長期インターンに参加し、現在2年7ヶ月目。

目次
1.そもそもサマーインターンって何?
2.サマーインターンの前後を振り返って失敗したなあと感じること
3.最後に

1.そもそもサマーインターンって何?

実際に企業で働く社員さんと一緒に就業体験をしたり、新規事業立案を行ったりして、その企業や業界の理解を深めることのできる機会になります。
企業によって異なりますが大体7月~9月末にかけて行われます。
インターンの内容や期間は企業によって様々で、最短で1日、長いもので1週間程のインターンを開催している企業もあります。

学生にとってのサマーインターン
学生からするとその企業の雰囲気や社員の傾向、また参加してくる学生のレベルや雰囲気を知ることのできる機会となります。
多くの場合4~5人ほどのグループに分かれて議論することになりますし、夜は一緒にご飯に行ったりして仲が深まることもしばしば。
就活を通して友達が増えた!という方が私の周りでは多かったです。
ちなみに就活は情報戦なので仲間は1人でも多い方が良く、そういった面でも参加する意味はあると思います。

企業にとってのサマーインターン
逆に企業からすると「採用」の機会です。
インターンに参加するためには選考を受けなければならないことが多く、ある企業の例をあげるとES(エントリーシート)☞合格☞複数回の面接☞合格して初めてインターンへの参加資格を得ることが出来ます。

企業側はその選考を通して、「うちの企業に入って活躍できそうか」を見ています。
企業によっては「サマーインターン参加者の中からしか内定者を出さない」という企業もあるので、適当に受けまくるのは危険かもしれません。

2.サマーインターンの前後を振り返って失敗したなあと感じること

大きく2つあります。

1つ目の失敗は

「インターンを受けること自体の目的を明確化していなかったこと」

インターンを受けることで、その会社の雰囲気や社員の傾向を知ることができることは最初にお伝えしました。
ですが、具体的に会社のどんな雰囲気を知りたいのかによってどんな質問をしたらいいのかが変化します。

上記を明確にしなかったことで、「せっかくのインターンの機会を最大限有効活用出来ない」という状態になってしまいました。

なので、参加する前にインターンを受けることの目的を明確化した方がいいかなと思います。

2つ目の失敗は

「インターンの選考を受ける前の自己分析が甘すぎたこと」

ある程度、自分がどんな人生を過ごしてきて、どんな価値観を持っているのか、はふんわりと言語化していました。
しかし、「なんでその価値観??」の部分がほとんど言語化出来ていませんでした。
また、必ずと言っていいほど「学生時代頑張ったことを教えて下さい」という質問が飛んでくるのですが、何をどの順番で話せば相手に分かりやすく、かつ印象に残るように話せるか、を全然言語化出来ていませんでした。

その結果、「サマーインターンの選考で上手く話せない」という状態になり、全部で7~8社は受けていましたが、受かったのはたったの2社でした。
今振り返ると自分の価値観がなぜ生まれたのか、が話せないとその企業に合うかどうかが企業側も測れないので、落ちて当然だったなと思います。

企業側も対話を通して採用するか否かを見極めないといけないので、なぜの部分が話せない=嘘なのでは?と受け取られる可能性も0ではありません。

なので、特に端的に分かりやすく話すことが苦手な方に特におすすめな事が2点あります。

1.面接で話す内容に関しては箇条書きとかではなく、しっかりと一言一句言語化し、何をどの順番で話すと伝わりやすいかを明確にしておくこと。

2.他の人に聞いてもらって意見をもらうこと。

とくに2点目に関しては、私はSTORYという企業のSTCAというサービスを利用していました。
元リクルート出身で、個人で採用コンサルや和菓子屋の社長もやられている坂元俊介さんという方に何度も何度も面接対策で助言を頂き、その中で少しずつ改善をかけていきました。

3.最後に

最初にもお伝えした通り、企業側は「インターン=採用」の機会として捉えています。
本選考にも少なからず影響するので、準備がしきれていない中でインターンを受けるのは結構危ないかなと思います。

「働く」は大切な一度きりの人生の大半を占める時間だと思います。
だからこそ、ただお金のために働くではなく、「自己実現のために働く選択」ができるとよりハッピーな人生を歩めるのではないかと私は思います。

みなさんが納得のいく、より良い選択ができることを願っています。