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モニター越しの温度

あなたの居場所は教室だけじゃなくていいと思っているし、お勉強のなかだけにやりたいことを見出さなくていい。
これだけ選択肢にあふれている時代に「オンライン」を選ばない理由はある?

こんにちは、ミチテルです。
私は今、「そらいろぱれっと(そらぱれ)」という、オンライン教育を提供している事業に、運営として携わらせていただいています。

ICTと生き抜く力をはぐくむ学び場。
これからの時代を生き抜く子どもたちに必要な力を育む場所にしたい。
その想いをぎっしり詰めこんだ場所です。

「デジタルスキル」とは縁遠そうな私がそらぱれの運営にいる、ということに、???な方もいるかもしれません。

分かる。その気持ち、すごい分かる。←

なにを隠そう、始めに話をもらったときは私が一番思ってました←

嬉しい!嬉しいけども、いや、私モデリングとかほんとやったことないし、ゲームもしてこなかった人生だよぉ…??だいじょぶそ??

豊富な講座数に豪華な講師陣。デジタルスキルを学ぶうえで、これ以上ない環境が整っています。

ツールの種類やその魅力は、ぜひホームページ公式インスタグラムをご覧くださいね。
私が野暮に伝えるより、よっぽど分かりやすく整っています。

ですが、そらぱれの魅力は「デジタルスキルだけ」ではありません。
それだけの場所だったら、それこそ私が運営にいるわけないんです。

そんな「デジタル音痴」な私の、いち運営の立場として、講師として、親としてみる「そらいろぱれっと」
私がどんな視点でこの場所に価値を感じているのか。
良ければ続きを読んでみてください。

人の温度を感じられるオンライン教育

デジタルスキルを教える場所、という言葉を聞いたとき、みなさんはどのような印象を受けますか?

とにかくスキルを身に付けて、ものすごいプログラマーになれそう!
思い通りにゲーム制作ができそう!

なんかよくわからんけど、すごいことが「できるようになりそう」な気がしますよね。
私は、他の「デジタルスキルのお教室」をみると、そんな印象を受けますし、当然そらぱれでも、惜しみなくスキルを教えています。

ですが、そらぱれの各ツールの講座を受けてみるとわかるように、そこには講師と子どもたちのコミュニケーションが必ず存在します。

みんながついてこれているか
困っている子はいないか
先に進められそうな子を退屈にさせていないか

その細やかなサポートは、講師側が毎回の講座内容を練るときに想定しているのはもちろん、そらぱれのサポーターの動きが功を奏しています。

そらぱれには、子どもたちにも保護者さんにも大人気の、二名のサポーターがいます✨運営・講師一同、いつも二人に救われてる!

ただ単にスキルを教えるだけなら、世の中にあふれる講座動画をみれば十分なんです。
ありがたい時代になりました、今はYouTubeで見ることができる無料コンテンツもたくさんあります。

そんな時代に、わざわざ時間を合わせて講師から直接講座を受ける意味は、この「コミュニケーション」にあると思っています。

オンライン教育にコミュニケーションが必要な理由

GIGAスクール構想、という言葉を聞いたことはありますか?

Society 5.0 時代に生きる子供たちにとって、PC 端末は鉛筆やノートと並ぶマストアイテムです。今や、仕事でも家庭でも、社会のあらゆる場所で ICT の活用が日常のものとなっています。 社会を生き抜く力を育み、子供たちの可能性を広げる場所である学校が、時代に取り残され、 世界からも遅れたままではいられません。

文部科学省ホームページより

つまり、デジタル機器はマストだよね、学校でもその活用方法伝えていかないとだよね、みたいなことです(雑要約)。

小学生のお子さんがいるご家庭では、学校で配布されたパソコンを持って帰ってきているところもあるかと思います。

さらに、

忘れてはならないことは、ICT 環境の整備は手段であり目的ではないということです。子供たち が変化を前向きに受け止め、豊かな創造性を備え、持続可能な社会の創り手として、予測不可能な未来社会を自立的に生き、社会の形成に参画するための資質・能力を一層確実に育成していくことが必要です。その際、子供たちが ICT を適切・安全に使いこなすことができるようネ ットリテラシーなどの情報活用能力を育成していくことも重要です。

文部科学省ホームページより

とあります。
スキルだけ習得できたらオッケ☆じゃないよね、適切・安全に使いこなすって大事よね、ってことですね。

適切・安全に使いこなすって、なんでしょうね。

ネットリテラシー(詐欺や肖像権侵害などのSNSトラブル他)はもちろん、顔の見えない相手と適切なコミュニケーションをとれるか、ということもとても重要な要素になると思っています。

これに必要なのは、「想像力」
これはオンライン・オフライン問わず必要になる力です。

Discordにメッセージ打とう!この文章、受け取った相手に分かりやすく伝わるかな?どんな気持ちになるかな?

このテキストコミュニケーションも練習のひとつ。
その練習を、大人もいる場所で行える。
この場所そのものが、自然と「想像力」を育むきっかけになっています。

それを幼いころから安全な環境で実践的に行えるのが、そらぱれです。


向上心がエベレスト級の講師陣

そらぱれの講師陣は、みなさんその道で活躍されていて、そらぱれで教えているツールを今お仕事としても活用しています。

つまり、当然ながらそのツールを扱うプロ
アップデートがあった、とか、こんな機能が搭載された、とか、変化にも敏感です。

そんな専門性の高い講師陣ですが、「そのツールだけ」を楽しんでいるわけではありません。
他のツールの講座に参加しては、「子どもたちへのあの声かけがよかった」とか「こういう進め方もありじゃない?」とか、講座後には講師内のやりとりも盛んにおこなわれています。

担当講師が担当の時間、講座をやりました。ハイ終わり。という考えの人が、一人たりとも存在しないんです。

イチ技術者という顔だけではなく「教育者」として、自分を振り返り、相手の視点や教えを乞う。
チャットのやり取りひとつとっても、その行動・営みに、「この技術とマインドをもっている講師陣がそろっていることこそ、大きな価値。他にはない魅力」だなって実感しています。

(私はツールの話についていけないので、必死にリアクションスタンプ押してるのはここだけの話…)

オンライン上で支えあう子どもたち

2023年12月からスタートしたそらぱれ。
はじめこそ緊張した面持ちだった子どもたちも、それぞれのスピードで少しずつ変化がみられています。

画面に入るのに抵抗があった子が顔を見せてくれるようになったり、チャットメインだった子もマイクオンにしてお話してくれるようになったり。
ここ最近では、「困っている子の質問に子どもが答えてくれる」という場面もありました。

「あ、これ私知ってる」
「これ自分も困ったことがあったよ、こうするんだよ」

そう思ったときにアクションできる。これって、普通に生きてたら自然とできることではないんです。

助け合いが、オンライン上でも生まれる。
温度をもった、あたたかなやりとりの中で。

リアルでしか感じられない空気感や、育まれる感覚的なものもあるでしょう。

でも、それは「オンラインで生み出せないもの」ではないんです。

私自身、チャットのやりとりで言葉に救われたり、画面越しの相手に心を開けたり、生身の感情に影響を与えてもらった経験は、この数年の間に何度もあります。

私自身も、オンラインでコミュニケーションをとる温かみを感じているんです。

親としてみるそらぱれ

そらぱれの講座には、私の娘も参加しています。
最近はリアルタイムの参加はなかなかできていませんが、途中からスタートした「もくもく会」には、どうやら興味があるみたい。


もくもく会「なら」出てみたい…えらそうですね(笑)

たくさんの顔が画面に映し出される、という点では、オフラインとオンラインの違いがあります。
自分が話すときに、いっせいに視線がこちらに向いている、と思うと、とたんに緊張感が増すというのは、大人も子どもも同じかなとも。

もくもく会は、そんなオンライン環境に「慣れる」はじめの一歩にとっておきの場所です。

詳しくはこちらの投稿でもぜひ↓

同じように、もくもく会が好き!って子も、もくもく会きっかけに他の講座に出たいと思った、という子も。

何がやりたいか、というより、「誰と」やりたいか。

結局スキルを身に付けること一つとっても、オンラインだろうがオフラインだろうが「人とのつながりは必要不可欠」なんじゃないかな、と、この時の娘の話をきいてぼんやり思っていました。

手を動かしているのは「人」だから

スキルを身に付けた先に、どう活用していくか。
そこまで見据えてサービス設計をしているのが、そらぱれです。

私たちは、どこまでいっても「機械」ではありません。

20231215「考えるを楽しもう」講座より

私たちは人間です。

心の動きが、次のアクションにつながっていきます。
まるでお誕生日会の日に折り紙で作る、あの鎖の輪のように。
切って、くぐらせて、はじとはじをつなぎ合わせて、またひとつ。

そのささいな、一朝一夕では成しえない心の変化の積み重ねが、「楽しい!」「もっとやりたい!」「これを突き詰めたい!」という好奇心につながっていく。

気が遠くなるほど先の見えないこれからが楽しみで、ご家庭みんなまるっと一緒に伴走していきたいと、私たちは心から思っています。

新プランをひっさげて募集開始

新たに4コースを新設したそらぱれ。


👣散歩コース
👒探検コース
🔭冒険コース
🔍探究コース

募集をスタートしています!

詳しくはこちらのコース詳細もご覧ください!

たくさんの方に「体験」を届けたい。
どのコースでも、届けたい想いは同じです。
これまで

「気になってはいたけど、うちの子はこんなにたくさん講座があっても受けきれないかな…」
「まだ早いかな…」

と思っていたご家庭にも、ぜひ体験してみてほしい。

募集は4月30日(火)まで。
無料体験期間(~5月5日)もご用意しています。

今日が一番若いのは、私たちも、子どもたちも。
目を見張るほどのスピードで成長していく子どもたちの「一番若い日」に、体験のプレゼントを。

そらぱれ生みんなでお待ちしています。

この記事を読んでくれたあなたへ

そらぱれ4期生募集では【探検・冒険コース】入会者向けに「紹介制度」を設けています!

いずれも2ヶ月間の月会費2000円オフ!!

せっかく入るなら、お得に受けたくないですか?
ぜひ気軽にDMお待ちしてます。

おまけ


そらいろぱれっとの話を聞いたのは、去年の夏。
それから運営メンバーとは、毎日のようにやりとりを繰り返しています。
そんな密な数ヶ月を過ごしていると、まるでもう何年も前から知っている間柄のよう。
つい錯覚を起こしてしまいます。

毎週火曜日の夜会議。運営6人でずっと話し合いを重ねています。

みんな考えていることも価値観も視点もちがうので、意見が割れることはザラだし、意見をぶつけ合って結論が出ないことも、一夜明けて変わることだって。(ね、うめちゃん)

チャットでのやりとりはずっと続くし(いつだれがどの話をしたか追えなくなってるw)、それだけ生もののやりとりを常にしています

全然タイプのちがう6人が集まっているそらぱれ運営。
共通しているのは、この運営の営みを「がんばっている」とか「大変だ」とかの感覚がないこと。

講師を含め、私たちは心底子どもたちと、大人と向き合い、教育について考えています。
それぞれの視点で。

「ちがうっておもしろいことなんだよ」

2024年4月17日 思考力講座「ふつうってなに?」より

生き抜く力「思考力講座」で伝えていますが、夜中のZoom会議でのやりとりはまさにそれを体現しているな、って心の中でひっそり思っています。


こうして密な時間を付き合ってきているんです。私の化けの皮もペロリン。

アイディアが思い浮かんでは次の作業しているうちに忘れてしまうポンコツなところや、誤字脱字も日常茶飯事で。とりあえずやっちゃえ!な性格は相変わらずで、確認作業が大の苦手。(もうちょっとデキル子の皮かぶってた気がするんだけどなぁ…)

そんな私の「欠け」さえもまるっと受け入れてくれ、得意なところをどんどん採用し、活かしてくれる。

そしてそれは、すべてが「お互いさま
運営6人、互いが互いを同じように「お互いさま」という視点でみています。

その「人に対する姿勢」が、そらぱれサービスの営みにじんわりと染み入り、みなさんに伝わっているといいな、と思っています。

これまで何ひとつ、「これでいっか」と決めたことはありません。
関わっているものごと全て、繊細なまでに思考を凝らして決断をしている。

生もので、変化し続け、それを楽しいと思えるメンバーで作り上げているそらぱれ。

とりあえず一度、のぞきにきてみませんか?


待ってます✨



最後までご覧いただきありがとうございました!
今日は明日の歴史に。
新しい仲間と新たな道をつくり続けられること、心から楽しみにしています!


いただいたサポートの一部を「障害者雇用支援団体」へ寄付させていただきます。