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はじめに

これは自邸の建築記録

技術と知恵を結集させての家づくり
その過程を見逃さないように記録します

以下、自邸の紹介

■建築概要 

 工事場所 :千葉県いすみ市大原  
 敷地面積 :210.60㎡ 
 構  造 :木造2階建て 
 建築面積 :  95.87㎡ 
 延床面積 :144.21㎡

■設計趣旨の三本柱

一、構造と空間の一致
 間取りと骨組み(架構)が一体となる空間を創造する
 架構は、合理的に美しく

国宝 東大寺南大門
太い柱、挿肘木、貫を多用した、遊離尾垂木を用いる独特の架構法(大仏様)

二、構造材を『化粧』にすること
 表に見える部分に用いられる部分や部材を日本建築では『化粧』
 裏に隠れる部分や部材を『野』という
 本計画においては、柱・梁などほとんどの構造材を化粧とする
 伝統的な仕口や継手を用い、必要に応じて金物などで補強
 耐震性能において耐震等級3(建築基準法の1.5倍の耐力)を満たす
 柱には面を取り、[梁と柱]など部材が接する所は、散(ちり)を取り
 丁寧に納める

柱における『化粧』と『野』、『面』と『散』

三、材料を選ぶ基準
 ①身近にあるもの(国産材)
 ②時が経つにつて、味わい深くなっていくもの
 ③メンテナンスがしやすいこと

配置・平面図
立 面 図
断 面 図

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