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ヘルメット選びの失敗談!バイク初心者の私が経験したミスと対策を考えてみた

こんにちは、ミチです。

実は私はこれまで2回もヘルメット選びに失敗しています…。

どうして失敗を重ねてしまったのか、そして次にどう活かしていきたいか、今回はまとめてみたいと思います。

これまでの失敗を振り返ってみて、バイク初心者さんは特に陥りやすいミスだなと思いましたので、これから購入を考えている方へ参考になればうれしいです。

初めてのヘルメットはフルフェイス

Araiのラパイドネオに決めた!

出典:Webike

初めてのヘルメットは、アライというメーカーのラパイドネオでした。

選んだ理由は、
・安全性が高いフルフェイス
・好みのデザイン

であったことです。

初めてのバイクだったので、まずは安全を最優先に考えフルフェイスから選ぶことにしました。そして信頼の高いメーカーであるアライ、ショウエイ、OGKカブトの中から選ぶことに。

また、当時はハンターカブというバイクに乗りたかったのでデザインに合うものを探し、お店でラパイドネオに一目惚れ

当時乗りたかったハンターカブ。
デザインも合うと感じたラパイドネオにしました。
(出典:HONDA)

フィッティングサービスでサイズを調整してもらい、これで大丈夫だ!と思って被り始めましたが…。

残念ながら、このヘルメットは私には合わないことが分かってしまったのです。


フルフェイスが合わなかった理由

フルフェイスヘルメットの例。
(出典:YOUNG MACHINE)

ラパイドネオがだめだったというより、フルフェイス自体が自分には合わないと感じました。

理由はこちらです。

・締め付けがつらい
・視界が狭くて不安
・脱ぐのに一苦労

ラパイドネオを被っていると、フィッティングしたはずなのに1時間もすると頭痛が始まりました。もともと偏頭痛持ちなのでそのせいかもしれません。

また、視界が狭いので運転が怖くなっていきました。飛び出してくる歩行者や急な追い越しをする車に何度もヒヤヒヤ。

脱ぐのも一苦労で、過去に熱中症で倒れた経験からこまめに水分補給をしなければいけないのに休憩を我慢してしまうこともありました。そんなこんなでかぶるのが嫌になっていったのです…。


ジェットヘルメットへ買い換えよう

出典:ForR

このままではバイクに乗ることが嫌になると買い替えを決めました。そしてフルフェイスではなく、今度はジェットヘルメットを選ぶことに。

ジェットヘルメットは視野が広く脱着がしやすいのが特徴。安全性には劣りますが、その分安全運転に心がけようと決めました。

そしてラパイドネオを買ったお店に行き、今度はショウエイのJ・Oを購入したのです。



ジェットヘルメットJ・Oを購入

出典:SHOEI J・O

ショウエイのJ・Oを選んだ一番の理由はデザインです。

当時はベスパというメーカーの、プリマベーラ125に乗っていたので、このバイクに似合うレトロ感に惹かれ購入しました。

初バイクはハンターカブではなく街乗りがしやすいプリマベーラにしました。
(出典:Vespa)


ジェットヘルメットの良かったところ

出典:Moto Megane

ジェットヘルメットはフルフェイスに比べると使い勝手が良く、私に合っていると感じました。フルフェイスで気になった点をカバーできたのです。

まず、予想通り被りやすくて脱ぎやすく、気が向いたらサッと被ってバイクに乗ることができます。頭痛に悩まされることもなくなりました。

視界もとても良好で安心して運転できるように。そして景色を広く見れることができたのもうれしいポイントでした。

ですが、J・Oには残念な点があり手放すことになってしまったのです。


J・Oが合わなかった理由

出典:SHOEI

残念ながらJ・Oが合わなかった理由はこちらです。

・夏は暑すぎる
・シールドが短い
・サイズが合っていなかった

ヘルメットにはベンチレーションという換気機能があるものがありますが、J・Oには付いていませんでした。冬は問題なかったものの、夏はヘルメット内が蒸れてしまい汗でびっしょり。ラパイドネオのときはベンチレーションがあったので、こんなに体感が違うのかと驚きました。

ラパイドネオに搭載されている空気孔。頭部にこもる熱気をヘルメット内の経路を通して排出。
(出典:Arai)


また、J・Oに付属しているシールドは目元のみでした。夏は顔に虫が当たったり、日焼け対策が必要だったりなどシールドが短いことの不便さを実感…。結局アゴまで覆える別メーカーのシールドを取り付けていました。

J・Oのシールド。
(出典:SHOEI)


そして一番の問題は、サイズが合っていなかったことです。被っているとヘルメットが上にズレたり外れそうになる感覚がありました。不思議に思いながらも使っていたのですが、たまたま別のお店で頭のサイズを測ってもらうことがあり調べてみたところ、サイズが合っていなかったことがわかったのです…!

J・O購入の際もフィッティングサービスを利用したのですが、どうやらうまくいっていなかったようです。こんなことがあるなんて…ととてもショックでした。

というわけで、J・Oも手放し新しいヘルメットを買い直すことに。そしてどうして2回も失敗してしまったのか原因を考えました。



共通の原因

ラパイドネオとJ・Oに共通する失敗の原因はこちらと考えられます。

・見た目だけで選んでしまった
・一つのお店で決めた


見た目だけで選んでしまった

J・O別カラー。
(出典:YOUNG MACHINE)

どちらもデザインが良いという理由だけで選んでしまいました。今考えれば、デザインも大事ではあるものの、ヘルメットを見る時間より被っている時間の方が長いので、機能性などをもっと調べるべきだったと感じています。

そもそも初心者の場合ヘルメットにはどういう機能があるのかがわかりません。事前に調査することでヘルメットに関する知識が増え、自分にあった機能を絞り込むことができたのではと感じています。


一つのお店で決めた

出典:Arai

フィッティングサービスを利用してもサイズが合わないことがあると知ったのは衝撃でした。

今思えば、2つのヘルメットを買ったお店はなんだかバタバタとしていて、流されるままに買ってしまった印象があります…。ヘルメットは高価なものですし、種類を選ぶだけでなく、どのお店で買うかも納得いくまで考える必要がありますね。

また、ヘルメットは実際に被り始めてサイズの不具合がわかることもあると学びました。その点では、他店で購入してもサイズの再調整ができるショウエイギャラリー(ショールーム)は安心感があると思います。費用はかかりますが候補に入れておきたいメーカーです。

SHOEI Personal Fitting System サービスについて。
(出典:SHOEI)

ちなみに私が購入したJ・OはLサイズで、頭のサイズはSサイズでした。内装の調整をしても合わないので残念ながら夫に譲ることにしました…。



ヘルメットにあると便利な機能

出典:SAKIDORI

2つのヘルメットを被ってきて、あると良かったなと感じた機能はこちらです。

・ベンチレーションがある
・内装が洗える
・シールドが顎下まである
・シールドの取替が楽

長くなってしまったので、詳しくは別の記事にまとめます。 



ヘルメット選びで次に活かしたいこと

出典:NAPS

次のヘルメット選びに活かしたいことは2つです。

・欠点も調べる
・信頼できるお店でフィッティングする

気になるヘルメットが見つかったら、ネットのレビューなども調べて実際の使用感を調査しようと思います。

今はYouTubeにも詳しい紹介がありますし、動画のコメント欄も有効な情報源になります。

そして複数の店舗を回って信頼できるお店でフィッティングを受ける予定です。

ヘルメットは高い買い物なのに、よく調べもせずに買ってしまったことを後悔しています。お金はかかってしまいましたがこの失敗を活かして次はより合ったものを選べたらいいなと思います!



バイク初心者さんは特に注意

出典:webオートバイ

私の失敗はバイク初心者さんで、特に周りにバイク乗りがいない人に起こりやすいと思います。

実際のヘルメットの使用感やあると便利な機能などは、被ってみないとわからないこともあるからです。

周りにライダーさんがいれば、〇〇は便利だよとかこれは避けるべきなど教えてもらえると思いますが、身寄りがいないと自分で調べるしかありません。

これから購入予定の方は注意して購入前にできるだけ調べるようしてみてくださいね。



自分に合ったヘルメットで走行を快適に!

出典:SHOEI

以上、ヘルメット選びについてまとめました!

ぜひ購入前によく調べて、信頼できるお店で購入してみてください。自分にあったヘルメットを選べると、バイクに乗ることが楽しく、そしてより快適なものになると思います。

他の記事ではヘルメットに欲しい機能もまとめていきますのでぜひチェックしてみてください。 

みなさんのバイクライフが快適なものになりますように。

最後までお読みいただきありがとうございました!


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