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ある日の訪問看護から♯4

吠えそうになった日


そうです!
久々にマジで吠える5秒前でした🔥♡

⚠️今回はわたくしの吠え書きです。
まさにデスノートになってしまいそうなので、そういうの読みたくないよ!って方はここで、退散して下さい。ガォーっだよ。

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イライラ悶々にまかせて書くのはよくないなと思い、数週間沈静期間で一旦忘れた話。

今回は 訪問看護で救急要請した時の話。


ではさっそく…

前日からオンコール当番だった日。
何事もなく静かに朝を迎え、ほっとしていた。
家から職場の駐車場に着いたとたんに、
社用スマホが鳴った。
オンコールだ。

登録していない携帯番号…
とりあえず、出る。

数日前に訪問した利用者さんだ。
これまでオンコールのない方。
どうしたものか?

オンコールする方は大体予想できるのだが、
言い方は良くないが、こういうノーマークの方から電話がくると、ドキッする。

意外と緊急を要する事があったりするもので…
あとは「あ、間違った!もんずさん?ごめんね!」ガチャん📞とか(笑)

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どうしたのか、話を聞く。
昨夜から急に足の痛みがどんどんひどくなり、痛くて動けない。今日のリハビリを休みたいという連絡。
大腿骨骨折の手術後、他整形的な疾患もあり、普段から家の中は伝い歩きで移動されていた。
また、閉塞性動脈硬化症・糖尿病など内科的な疾患もお持ちだった。

両足の痛みは慢性的で、いつも常に痛いとおっしゃっていた。
ぺたぺた湿布を毎日足に交換し貼っていた。

リハビリ休むのはOKだが、
電話の声が、ものすごく痛そう。
息もハカハカしてる。

家族はお近くにはいるのだがお1人暮らし。
様子を見に行こうかと話すと、
痛いからできるなら、見に来てほしいと。
いつも人の手を借りようとせず、
気丈に振る舞う人が、
すぐに来てほしいというのは、よっぽどだ。

所長に報告の連絡し、朝一に訪問する。

到着すると
ご本人はベットで横になっていて、
お話し可能だったが、
若干、冷や汗あり。
時折強い痛みがくるとの事で、
その度に体に力が入り、呼吸もはぁはぁし、丸まって叫ぶような痛みだ。

血圧などは異常がなかったけど、
これはちょっと普通ではないなと。

普段の生活やご本人の病状を定期的にみている訪問看護師は、異常や違和感の察知には敏感だ。

どのくらい動けるか確認する。
体の向きは変えられるが、間欠的に襲う激痛で、動けるような状態ではなく、判断としては動けない状態。

これは救急車要請になるかもなと。

私が心配したのは、この方閉塞性動脈硬化症があるからで。


閉塞性動脈硬化症とは
脳の動脈が狭窄・閉塞すると一過性脳虚血発作や脳梗塞を起こし、心臓の冠動脈が狭窄・閉塞すると狭心症や心筋梗塞を起こします。 手や足の動脈が狭窄・閉塞して栄養や酸素を十分に送り届けることができなくなると、手先や足先が冷たくなったり、筋肉の痛みが出たりします。

国立循環器病研究センターより

息子さんが近くに住んでおり、仕事中だと思ったが連絡した。
電話がつながり息子さんに状況をお話しする。
息子さんがご本人と話をし、
ご本人は「もう痛くて痛くて無理だから、病院に行きたい」 と訴える。

病院受診するにも、この激痛のご本人を動かすのは厳しい。ましてや、この状態で家の車で病院までつれていかれるか…

ご本人への訪問看護の指示を頂いている、内科クリニックに電話し、状態報告。
内科クリニックでは、緊急の対応はできないとの事で(そうよね)、
痛みがひどいのであれば、救急車呼ぶよう指示あり。

ここで、この先生に病院とやりとりしてもらえたら良かったのだが、午前中のクリニックは忙しいし、痛いのは足…先生は内科…
救急車呼んでで終わり。

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ご本人・息子さんからもご希望あり、
とにかく救急車を要請。

息子さんは仕事を調整次第、向かいますとの事。

すぐに救急車は到着した。

ご本人は内科クリニックの他に、
総合病院の整形外科などにも通院したり、
入院したりしていた。

救急隊がそちらの病院に連絡をし受け入れ可能か確認していた。

病院の状況によっては、
なかなか受け入れ先が決まらない事もある。

救急隊の方に、受け入れ先が決まったら伝えるので、私は待ってるように言われる。
次の訪問までは少し時間があったので、
待っていた。

救急隊員が、走ってこちらへ来る。
あ、決まったかな。と思ったら、

「息子さんは必ず来るんですよね?」と。
救急隊員より念押し確認。

息子さんは仕事を調整次第、すぐに向かうので病院が決まったら連絡して欲しいと言っていた。
その事は、救急隊に到着時伝えたよな?

どうやら、
病院のDr.から念押し確認された様。

ここから
息子さん ⇆ 私 ⇆救急隊 ⇆Dr.  の
こめんどうなやりとりがスタート…


この辺りから、
違和感と苛立ちがふつふつしてきた私…

病院の救急のDr.が、
救急隊員と私に耳が痛くなるほど繰り返し言ったこと。はい、こちら⬇⬇

救急車を呼ぶ事態なのに、家族が今いないのはどうなんだ?なぜいないの?と。
>今いない?仕事中です。
息子さんは、仕事調整してすぐ向かうとの事ですが。
>Dr.これに対しぶつぶつ続ける。
急な事なんだから、
そりゃ家族だっていつも通り働いていたり、居なくてもおかしくないし、しょうがなくないか?(←私の頭&心の声)

足が痛いだけなので、仮に入院にならなかったら、外来に何時間も置けない。何時に来るんだ?はっきり決めてもらわないと困る。うちの病院は〇日間しか入院できませんよ!
>知らんがな!( ˙-˙ ꐦ)  足が痛いだけ
入院ならないこと、前提か。
そもそも入院させてとは誰も言ってない。
息子さんは13時頃には行けると言ってます。それじゃだめなの?(←これも私の心の声)

ご本人の経過を一式今すぐFAXして下さい
>今すぐ!?    訪問看護って知ってますか?外回ってるんですけど。今も外。
先月も入院してる&昔からそちらの病院ご利用されてますけども…カルテないの?
ご希望のものがないと困ると延々と繰り返す…。(ハイヨハイヨ)わかりました、サマリー用意次第FAXしますと伝えても、なんやかんやら延々と言ってる…

( 'ω')/ウルセェェェェエエエェェェェエエエっ!!!!
こんな時に!

お医者様、悪いが(  -᷄ω-᷅ )はぁ…だよ。
そんなこんなで、
救急隊来てから何十分経ってると思ってるの?
その間、ご本人激痛に耐えてるんですけど。
そして救急隊もめっちゃ困り顔ですけど。
緊急時なのに、家族が今いないのはどうのこうの、おっしゃってましたけど、
緊急時だもん、いねぇべよ。
もう1回言う。
何十分経ってんのよ!!もう1時間経つ。

        🔥 ( º言º)🔥

結局、受け入れて診てくれるのですか?

それにより、救急隊だって次の病院を探すさ。しかも家族も来るって言ってるじゃん。

救急車呼んでこんな事は初めてで、驚きである。

病院でも働いていたし、
病院がどういうところで、病院の事情もわからなくはない。
でも診察しないと入院する状態なのかどうかはわからないですよね。

緊急時に絶対的な返答を求められてもね…

結局このお医者様の
気になるポイント厳重確認と、
圧バリバリの質問に何十分もお付き合いし、

結局は診れるってことで、(* ‐ ω ‐ )(怒)
無事に搬送されたのですけど。🚑ピーポー…
結局入院されたそう。

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救急隊もDr.も
『 足が痛いというだけの人』
という認識なのだろう。
なので、緊急度は低めな判断なのだ。
ご本人は確かに話もできたし。
バイタルサインも現状問題なかったし。
この時点では、そうよね、
事実は足の痛い高齢者よね。

こういう時、
訪問看護師は
足が痛いに、普段とは明らかに違う様子という点が、判断にプラスされると思う。

そもそも、
救急隊やドクターはフラットな目線で状態や症状のみみている。
私たちは、それにプラス普段の利用者さん様子との違い等、プラスαがある。

救急車を断る理由は?⬇

受け入れに至らなかった理由の分類 調査では、救急医療機関等が受け入れに至ら なかった理由は、「手術中、患者対応中」、「処置 困難」、「ベッド満床」、「専門外」、「医師不在」、 「初診」(「初診」は、産科・周産期傷病者搬送事 案」でのみ)の5つに分類されている

救急医療の推進に関する研究より

という事です。
今回はどうよ。
こうならこうと、はっきり言ってほしい。

緊急時。
ダメならダメ。できないなら、できない。
次できる事を考えるしかない。

何よりもこんな時に
ひとりのなんだかわからない
配慮のかけらもない様な
あーだこーだで、
苦しんでいる人が、さらに苦しむ事に、
憤りを感じてしまったという話でした。

この利用者さんが、早く元気になってお家に戻ってきてくれる事を願う。

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以上、ある日の訪問看護から
私の吠えnoteでした…
いけないけど、ちょっとすっきりした。
すみませぬ。

最後まで読んで頂いた方、ありがとうございます!

さ、また頑張ります(  ´꒳` )੭"












                 















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