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157/1096 鬼婆より女神になろう

吾輩は怠け者である。
しかしこの怠け者は、毎日何かを継続できる自分になりたいと夢見てしまった。夢見てしまったからには、そう夢見る己を幸せにしようと決めた。3年間・1096日の毎日投稿を自分に誓って、今日で157日。

(この毎日投稿では、まず初めに「怠け者が『毎日投稿』に挑戦する」にあたって、日々の心境の変化をレポートしています。そのあと点線の下から「本日の話題」が入っているので、レポートを読みたくないお方は、点線まで飛ばしておくんなましね。)

157日目、昨日に引き続きぼんやりとしている。しかし書く!
わたしの自己観察によれば、自分の気力体力の下がったときは夜間に活動しやすく、昼間の日光は強烈すぎると感じられる。
弱った自分は、昔からヴァンパイア型だ。バットマンとも言えるのかも知れないが、バットマンは別に昼間の光がダメなわけではないから、ここはヴァンパイアを採用しよう。ビジュアル的には、バットマンのスーツを着たヴァンパイアということにしよう。

いっぽう、世の中には日光によって元気になる人もいる。きっと、陽に当たるうちに元気になる人のほうが多い。こちらのほうが健全な気がする。

わたしが弱ってヴァンパイアモードのときは、毎日投稿も当然夜間に書くことになる。今日がそれに当たる。ただ、夜間に何かを書くと無自覚に内容がロマンチックでセンチメンタルになる気がする。すると、そこに気をつけようという、どこから湧いてくるのか、そしてなんのためなのかがわからない危機感を感じる。気を引き締めよ、目を覚ませ、溺れるんじゃないなどと思う。どういうことなのだ?どこから来たのだこの武士っ気は。

考えてもみて欲しい。バットマンスーツを着たヴァンパイア、のつもりでパソコンに向かってブラインドタッチでカチャカチャとキーボードを叩きながら、夜間だからと「くだらぬ感情に浸るべからず」などと武士ぶって記事を書いている様子を・・・・
それが今のわたしである。
なんと知能の低い姿であろう。

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先日、ここから最も近いデパートに行った際、外の駐車場から歩いて中に入る途中、窓ガラスの向こうに、老け顔の、中年のひょろひょろとした長身の女性が激しい金髪をかぶって黒いスキニーパンツをはいて寒そうに肩を丸めて、腕を組んで前のめりに歩いているのが見えた。一瞬、うわナマハゲ!と思った。それは自分であった。ガラスに写った自分であった。

わたしはおののいた。なんだろうこの場末のライブハウスを出入りしている落ちぶれたロックバンドのメンバー的な姿は。ポケットを探ってみたら、タバコとギターのピックとゴミと吉野家の割引券が出てきそうなこの風貌は。

自分はこのまま鬼婆的な容姿に近づいていくのではないかという恐怖が間髪入れずに湧いてきて、頭は問答無用でそれに支配された。わたしは戦慄を覚えながらその場ですぐさま対策を考え始めた。転ばぬ先の杖である・・!

まず、原因となっていると思われるものは全部で4つ。老化、痩せすぎ、生まれつきの顔つき、服の趣味。これを元に、鬼婆化防止のために自分に足りないものを考えてみると、若さ、柔らかさ、丸さ、女っぽさ、である。

若さ、これはどうにもならないのと、その他3つが補填されれば不要になる気もするので割愛するとする。次の柔らかさというのはイメージであって、丸ささえあれば補われるものと思われ、これも割愛。
残る、丸さと女っぽさ。このうち丸さと聞いて思いつくのはグラマラスなボディである・・これについては、経験上いつも必ず考えの行き着く先が高須クリニックになってしまう。太れないわたしには解決策がそれしか無い。しかしこれも、女っぽささえあれば補われる気がする。となると、鬼婆にならないために必要なのは、女っぽさ、ということになる。

女っぽさ。鬼婆の姿は、女が女を謳歌するのを捨てた姿なのかも知れない。
そう、女っぽさとはなんぞや?これが鬼婆化防止の鍵となっているのだ。

そもそも、鬼婆のなにが怖いのだろう。まずなにより、無条件に怒っていること。こちらに原因がなくとも、元々不機嫌で怒っていることであろう。
逆に、ニコニコしていたら鬼婆失格である。つまり、不機嫌は鬼婆の絶対条件であると言えよう。

その他にも乱暴だとかだらしないだとか不潔だとか邪悪だとかいろいろあるだろうが、すべての元凶は機嫌が悪いこと、ここに尽きるような気がする。機嫌さえよければ、多少だらしなくとも不潔だろうともすでに鬼婆とは呼べない。さらに、機嫌さえ良ければ、乱暴だったり邪悪だったりもしないはずなのだ。女の機嫌が悪いこと、これは周囲に鬼婆の恐怖を与えることなのだ・・・

女っぽさとは女の機嫌の良さ、なのかもしれない。機嫌がいい、というのは喜びのあまり興奮状態なのともちょっと違って、なんかいい感じである。

わたしは何を持ってして、自分を女だと感じるのだろう。
肉体かな?とも思ったが、わたしがいきなり不本意に性転換手術を受けたとしても、心は女のままだろう。

考えてみれば、鬼婆みたいになりたくないと恐怖して、こうしてウニャウニャ考えていることが女っぽいのではないだろうか。男性はきっと、自分の姿が窓ガラスに写って、それが多少荒んでいたからといってショックを受けて、どうしようどうしよう、などと本気で思わないのではなかろうか。思うとしたら、それは女心である。

それから、男性を求める心もそうだ。頼りたい、守ってほしい、甘えたい、と思う心も自分の女っぽさという気がする。男性の不器用さやカッコつけを好きだと思う心も。

つまりわたしの場合は、

○機嫌よく
○美しくあろうと
○男に素直に

いることが、鬼婆防止になるということだ。
鬼婆防止をするのはなかなか楽しい道だ。

しかしここで同時に、多くの女性にとって、自分の機嫌の良さを守るには、鬼婆を小出しにすることがポイントである気がする。生きていれば、どうしたってフン!とかイラッ!という瞬間がある。そのときに、それを小出しにすればなんということもないが、それを蓄積しておくといよいよ深刻な「不機嫌の元」となり、ひとつひとつのフン!やイラッ!を覚えてはいないからもうそれらを取り戻せなくてイライラして攻撃的になってしまう。これを年単位でためると、鬼婆となってしまうような気がする。

『小出しは一瞬の鬼婆、溜めるは一生の鬼婆』だと思う。

フン!イラッ!を小出しにできないという女性もいるのだと思う。優しくて我慢強いのだろうと思う。でも、なぜ我慢するのかといえば、それは好かれていたいからだ。好かれていたいのはなぜだろう。嫌われたくないからだ、当たり前だ。
嫌われたくないのはなぜだろう。自分に信頼がないからだ。だから人から嫌われるとひどく自分がだめに思える。信頼がないのはなぜだろう・・・・それは、自分を愛していることを認めないからである。
自分を愛していることを認めないのはなぜだろう?それは、それが怖いからだ。なにが怖いのか?それは今の自分を受け入れるのが怖いのだ。今の自分を自分だと思いたくないからだ。

つまり、自己否定が鬼婆の元だ。
自分を愛する女は鬼婆にならないということだ・・・!

わたしたちは、今この瞬間の自分しか持っていない。その自分がまぎれもない他でもない唯一の自分だ。違う自分はこの世のどこにもいない。
かつ人は、今ここにしかいられない。今の自分しか持てないのだ。

今の自分を否定している以上、それに見合った未来がやってくるだろう。同じような自分に出会い続けるだろう。
今の自分を面白がれば、きっと面白い自分に出会うのだろう。

今の自分を可愛がってあげよう・・・それに、それ以外にはやることがない。やることやってないから鬼婆になるのだろう。今、をサボるから鬼婆になるのだろう。本当の自分ではない自分でいようとするから、鬼婆になるのだろう。

順を追って書いてみよう!
今をサボる→今の自分を認めない→いつかマシになろうと考える→だから今の自分を愛せず→自分から愛されず安心できないまま→人から嫌われたら自分をダメに思える→人の評価を気にして顔色をうかがう→気に入られるように嘘の自分を演じる→嫌われたくなくて小さなフン!イラッ!を小出しにできない→好きに振る舞えない→不機嫌の元が蓄積→イラつきがちに→いつもハッピーじゃない不機嫌ベースの女に→鬼婆のできあがり

恐ろしき鬼婆レシピである・・!

自分の機嫌を本気でよくしようとすると、時にはものっすごく大変である。大きな赤ちゃんを抱えてしまったようなものだとも言える。その自分のわがままに応えるのは大変なことだ。命がけの子育てのようなものだ。時には周囲に協力を求めなくてはならないことでもある。
朝、自分がもっと寝ていたいと言う。すると、会社に遅れなくてはならないし、もしかしたらクビになってしまう。次はパティシエになりたいという。突然すぎて周囲の人から白い目で見られるのかもしれない・・・でもそうして七転八倒しながら自分に応えて生きた暁には、鬼婆ではなく、いつもご機嫌で女神のように輝く自分に出会うのかも知れない。

今日は自分の考えを追って、鬼婆化防止策を書いてみた。

それではまた、明日!!

【YouTube動画をアップしました!】

わたしと清蓮くんの対談動画を、アルケミストTVにて配信しています。

第一弾がこちら↓

第二弾がこちら↓


来たる7月15日の清蓮くんとのイベント
東京『秘行×神聖幾何学調身法』初夏トークLIVE
(↓詳細はこちら)


に先駆けて、
 
先日撮影したオンライン対談動画の一部をYouTubeに
アップいたしました。2時間近い撮影の、ほんの一部です。

いつもはだいぶディープでマニアックな話をするわたしたちですが、
今回はとても可愛らしい、ホンワカした内容となっております!!♥
(イタリアは夜の12時に撮影スタートだったので、
わたしの側の背景が暗いのですが、どうぞお許しください)

是非是非、御覧くださいませ!!(//∇//)(//∇//)(//∇//)m(__)m


【夏の特別イベントのお知らせ!!】

なんと今年の夏、わたしにとっても非常~に楽しみな
コラボイベントを行うことが決定いたしました!

あの一子相伝秘術・クンルンネイゴン他、
古今東西のさまざまな秘術を操る【現代のアルケミスト】と呼ばれ
多くの求道者たちに敬愛される清蓮くん(裕也くん)との

『枠を越えて』いくための
トークライブ&ワーク伝授を行います!!!

その名も、『秘行×神聖幾何調身法』
〜ワクワクが枠枠になっていないかい?〜

2時間のトークライブのあと、1時間のワーク伝授もあるという
愛の太っ腹企画です!!

彼に会って同じ磁場で呼吸できるだけでも
すでにお釣りのくる貴重な体験。

わたし自身も真に嬉しい大興奮の企画で、
ワクワクがバクバクになってます。

早期割引を適用するために
今からの募集となりますが、

お席が早めに埋まることを考えてぜひお申し込みはお早めにーー!!

みなさまに実際にお目にかかれるのを楽しみにしています!

 
お申込みはこちら↓
(お申込みが定員オーバーし、会場を変更することとなりました。ありがとうございます!!)

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