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176/1096 欠乏感こそを愛して・・

吾輩は怠け者である。
しかしこの怠け者は、毎日何かを継続できる自分になりたいと夢見てしまった。夢見てしまったからには、そう夢見る己を幸せにしようと決めた。3年間・1096日の毎日投稿を自分に誓って、今日で176日。

(この毎日投稿では、まず初めに「怠け者が『毎日投稿』に挑戦する」にあたって、日々の心境の変化をレポートしています。そのあと点線の下から「本日の話題」が入っているので、レポートを読みたくないお方は、点線まで飛ばしておくんなましね。)

176日目、希望に燃えている。わたしは毎日毎日、この毎日投稿と音楽と仕事と家事のみに時間を費やし、それと睡眠で24時間を過ごしている。
かなり長い間、気づけばもう好きなユーチューバーさんの動画も見なくなっていて、ゲームに至っては一秒もやっていない。好きなアイドルの動画を見ることもなくなっていた。それらから学んだことは自分を変え、それを全部アウトプットし終わったような気がする。

毎日、書いて仕事をして練習して鍛錬して苦悩して、作業して作業して作業して、今日できることはすべてやったという気持ちで満たされて眠る。
真面目だ!自分に真面目だ。おかしい、いつの間にわたしはこんな人になっていたのだろう。

毎日投稿があとになってどんな意味を持つのか、今日も書けば、それを知る日に一日分また近づく。嬉しいことだ・・頑張れ自分よ。。。

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今日はバンドメンバーの坂爪圭吾さんと一緒に音楽のことをベースにたくさん語り合った。そこで出た話題をひとつシェアしたいと思う!

わたしたちは今日、欠乏感について語り合った。曲作りの中で自然に出た話題だった。わたしは圭吾さんに自分の感覚を伝えてみた。陽が傾くキッチンで、良い時間が流れた。

欠乏感を感じていたことってありますか、と圭吾さんは聞いた。わたしは木の椅子に座って膝を抱えていた。どうやって話せば、この感覚を伝えられるだろうと思いながら、言葉を選んで話した。

欠乏感・・・新鮮な気持ちで考えた。それについて久しぶりに考える気がした。そして、若い頃に、互いに恋をした人とずっと一緒にいたいと願った頃に激しい欠乏感があったのを思い出した。あの頃の、互いになんの疑いもなく、一点の曇りもなく信頼しあって、永遠に離れないでいたいと痛切に願っていた自分を覚えている。その願いは叶うことがなかった。

わたしは当時、自分以外の世の人々は、誰かと完全にひとつになれないことを、わたしのようには苦悩しないのだろうと思った。自分にはどうしてそれがこんなに苦しく思えるのだろう。皆、なんて健全なのだろう。そんなことを思って、こんなにも他者の愛を渇望する自分にどうしようもなく軽蔑と絶望を感じた。

でも今は、その欠乏感がなくなったというよりも、欠乏感があってもいい、寂しいと思ってもいい、と感じる。わたしは、欠乏感と切なさと一緒に生きていこうと思えるようになった。それはひとつの喜びだと思えるようになり、それがもし感じられても変わらぬであろう幸せをもつようになった。それは欠乏感に安心して居場所を与えているような感覚だ。

欠乏感に悲しみ泣いた、大人のわたしの身体に入っていた、あの幼き、かくもか弱き澄んだ心よ。今は愛しき幼子のように思える。それはもう、憎んだり排除したいと感じる対象ではない。欠乏感が生まれることがあれば、また深く味わってもいいと思っている。100%感じきってやっから、どんと来いと思う。
だから、わたしがたとえまたそれを感じることがあっても、もうそれに囚われて苦しまないのなら、それは欠乏感とは呼べないのだろうと思う。圭吾さんにそう話した。圭吾さんは鏡のような目を向けて話を聞いてくれていた。それから、深く正直な賛辞をくださった。わたしたちは一緒に喜んだ。

そのつかの間に、陽はいよいよ半円の頬に朱色を濃く集めて、それを磁石のようにして夜を引き寄せようとしていた。ギターの音色はどの時間帯にも寄り添う。わたしたちは曲を創作しながら語り合い、時を忘れた。

あの激しかった欠乏感を懐かしく思い出す。わたしはあの頃、自分自身を強く軽蔑していた。自分の弱さを。あまりに簡単に愛の麻薬に溺れることを。
愛に保証がなくとも生きられるという世界の存在は、まるで嘘のようなのに常にそこにある脅威で、そこに住む人々の強さに圧倒され、そんなところには決して行きたくないと思った。それなのに、どんなに認めたくなくとも、ここがその世界だなんて。暴れて否定したかった。その、まるで幼児の癇癪のような気持ちを覚えている。
あれを久々に思い出した。そして、同じようなことを感じている人がどこかにいるとしたら、今のわたしはそれを祈りながら優しく見守るだろうと思った。さて晩御飯を作ろうと思う頃には、窓の外は暗くなっていた。

わたしが娘を出産をするとき、わたしは母がきっとわたしの痛みを思って大変な心痛を表すだろうと思っていた。陣痛はこの世のものとは思えぬほどだった。それなのに母は、「ただ過ぎるのを待つしかない」という余裕を醸してただ見守っていた。あのとき、痛みで正常な思考力などとうに失っていたわたしは、これほどの地獄と知っていながらにして、母がなぜあんなふうにわたしを見ていられるのだろうと思った。
あとから聞いたら、心配ぇで眠れねほどだったども、どうにもならねごどだもの、仏壇に祈るしかねぇんだもの・・・と言っていた。

あの母の気持ちが、今ならわかる。本人が通過するしかないことには、最低でも祈り、最大でも祈りを捧げる他にないのだと思う。慈悲と信頼とをこめて、心いっぱいに祈って、あとは自分の中の、それを越えられた時の良きメモリーと喜びを愛でるしかない。あとはどうしようもない。どうしようもなさをどこまで愛せるだろうか。それを自問自答するしかない。そこに愛ある答えを見出し、それを体感するしかない。

わたしのヘンテコな感覚だけれど、今欠乏感に苦しむ人を、大変なお役目をこなしているのだと思う。ご苦労さまです、と思う。ありがとうと思う。
そして、誰かに頼ったり、思い切り心のままに動いたりしながら、必ず越えられることに信頼を持っている。わたしのようなヘボい屁っぴり腰よりももっともっと、高く自由に飛んでいけるさ・・・!と思う。

でも、今ひとりでいられないと感じる人に伝えたい。それを感じられるのは弱さではなく、わたしたちの強さだと。どんなに信じられなくても、望めば越えられることを。ひとりでいることを可能だと証明しなくてもいいことを。ずっと誰かと居たっていい。ギュウギュウにしがみついて、飽きるほどそれをやりきったっていいと思う。試し、動こう・・!流れる水は凍らないのだ・・・!!

欠乏感をかわいがろう・・・・
その幼さを思ってみよう・・・
『幼き心』が悲しみの中にあることほど、胸の痛むことはない。小さな子が愛を求めて悲しむのを、どうして止められようか。怒って終わることだろうか。置き去りにしてスッキリできることだろうか。悲しくないフリをさせて、その横で楽しめるだろうか。いなくなれと願って、わたしたちは幸福になれるだろうか。
自分にそれをしていて、胸が痛まないだろうか・・・

欠乏感を愛そう。それはなによりも愛されるべきものだと思う。
自分が幸せで元気なときよりも、泣いている幼子が現れたときにこそ優しくしよう。幼子の世話のように、たまにはそばにいる誰かに頼って手伝ってもらったりしたっていい。わたしも、周囲の誰かとの関係によって乗り越えた部分がたくさんある。その思いをダメだと思うくらいなら、抱きしめて居場所をつくろう、暖炉に当ててあげよう・・・・・きっと欠乏感くんは元気になっていよいよ暴れるのかも知れない。でも、それもまた自分だもの。

今日は歌を作りながら、我々人類の切なさを思って何度も泣いた。
もしすべての人の苦を集めたら、宇宙の大きさになるのだろうか・・
それを人の数だけ大なり小なりにわけて、みんなでこなしているのかもしれないな。そうしたら、大きいのを担当する人は、それだけ強い魂だなあ。
辛い思いをする人に、さらなる敬意を持っていたい、そんなことを思った。

わたしたちは綺麗なメロディにやっと少しだけ詩をつけた。一緒に歌って、音も声も夜の影に吸収される時間になって、圭吾さんはギターのそばでノートを広げたまま眠りについてしまった。その横でわたしはこれを書いて、これを読む読者さんにいっぱいの祈りを込めている。この文で心を通わせてくださる方へ。
広がって鎮まって、舞うように自由に、幸福であれ・・!!

今日は一日に感じた思いを綴ってみた・・・
それではまた、明日!!

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あの一子相伝秘術・クンルンネイゴン他、
古今東西のさまざまな秘術を操る【現代のアルケミスト】と呼ばれ、
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