吾輩は怠け者である。
しかしこの怠け者は、毎日何かを継続できる自分になりたいと夢見てしまった。夢見てしまったからには、そう夢見る己を幸せにしようと決めた。３年間・1096日の毎日投稿を自分に誓って、今日で278日。
（この毎日投稿では、まず初めに「怠け者が『毎日投稿』に挑戦する」にあたって、日々の心境の変化をレポートしています。そのあと点線の下から「本日の話題」が入っているので、レポートを読みたくないお方は、点線まで飛ばしておくんなましね。）

２７８日目、３日間の約束で預かった子猫とお別れして、昨夜は切なくて午前３時をすぎるまで眠れずにいた。手のかかる、最高に可愛い子だった。Facebookで繋がりのある方たちが慰めてくださって、悲しいのよりもそれが想像以上に嬉しくて涙が出てきて、枕にいろいろ垂らしながらいつの間にか眠りに落ちていた・・・・・朝は普段どおりに起きたから寝不足である。

こんな日だって、いや、こんな日も、書くのだ。書けばそこに道ができる。この道を行けばどうなるものか、危ぶむなか・・・いや、このままこの道を行けば、また猪木のあの名言を書いてしまうところだったじゃないか！

とにかく今日も、このブログ執筆のひとときを楽しもう！
今日これを味わえるのは、これまでの２７７日の自分のおかげ。
自分に感謝するって、なんて満たされた気持ちなんだろう。
つながってくださってる方、みーーーんなに、この充足感がこのブログから波及していきますように。今日も勝手に祈りながら書こうぞ！！！！

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わたしは意識のことを本格的に教わったり独自に研究したりするようになって、もう約１５年になる。

きっかけは、お釈迦さまってすごいなあ～！と思ったことだった。なんと単純な・・・！めちゃくちゃ純粋に「悟りってなんだろう？！知りたい！」と思ったのが最初の動機だった。

それからいろいろなものを見たり聞いたり読んだりして、それはそれは困惑した。執着のこと、別の次元のこと、物理世界のこと、欲のこと、宇宙のこと、チャクラのこと、身体のこと、オーラのこと、第六感のこと、引き寄せのこと、第三の目のこと・・・・・・知れば知るほど何もかもが深くて難しくて、まったく自分には手に負えないように思えた。いつもいつも入り口にすら立っていないと感じて、いやーーー無理だわこれ。と思った。自分にもよくわかっていない「覚醒」というゴールまでの道程を果てしなく遠く思う感覚が、長く続いた。お金も時間もかけて、それを足がかりにたくさんの小さな気づきを得ながらも、迷い悩み苦しんだ。でもどうしても、忘れたりやめたりすることができなかった。そのことを思うのが、悔しくていつも途方に暮れるというのに、大好きだった。

以前の記事にも書いたとおり、そんなわたしはある日、神奈川県の相模原市にある相模大野駅の駅構内を歩いていて、突如としてとてつもない感覚に襲われた。書いてみるととても単純なことだけれど、自分が「幸せ」だったということを、ただ全自分で理解した瞬間だった。歩いていた足が止まって、その場に立ち尽くした。世界が金色に輝いていた。なにもかもが完璧だった。雑踏の中で棒のように突っ立って、ボロボロと涙を流した。わたしは一点の曇りもなく幸せだった。「知る」とか「解る」とかいうことではなくて、ただ元々そうだったのだ・・・・・・
貧しく、いつだっていろんなことが思い通りになんかいかなくて、不平不満だっていっぱいあったというのに。わたしが「幸福」というものについて、それまで頭で考えていたようなことではなかったのだと体感したのは、このときがはじめてのことだった。

幸せ、ってなんだろう。
そう聞かれたら、なんと答えればよいのだろう。
わたしがそれを知ろうとして、読んだり聞いたりすればするほど迷いが深まった言葉たちを、わたしも言うしかなくなってしまう。

それは無条件のもの。
求めて手に入れるものではなくて、すでにそこにあるもの。
頭で考えることではなくて、身体だけで感じることでもない。
わたしたちがただそう在ったのだということに目が覚めるのだ。

ちょうど、眼鏡どこだ眼鏡どこだ・・眼鏡をかけた景色を見てみたい・・・と探していて、うわあああもう眼鏡かけてたんかい！この景色がそうなんかい！と解るように。
酸素って吸えるの？吸えるの？吸ったらどうなるの？と答えを知ろうとしていて、あっちゃーすでに吸ってたんかい！と解るように。

もうある。ここにそのまま。完全に完璧に。
わたしたちはすでに悟っていて、幸福だ。不満があっても、怒ったり泣いたり悲しかったり切なかったりしても、不幸だと嘆いていても。
でも、こう書いたものを、今ちょうどそれを追求しようとしはじめたというお方が読んだら、「なんじゃそりゃ、余計にわからなくなるよ・・・」と思われるかも知れない・・・でも、それでいいんだね・・・・

わたしは、探して、追求して、迷ってよかったと思う。
自分探しなんて、しなくていいこと。自分はここにすでにいること。
ここにいる自分以外の自分なんて、今この瞬間、持っていないこと。
幸せ探しなんて、しなくていいこと。幸せはここにすでにあること。
今この瞬間以外のモーメントなんて、持つことができないこと。
わたしたちには、これ以上ないほどシンプルに「今この瞬間しかない」こと。どんなに過去を思っても未来を思っていても。それは今という瞬間を使ってやっていることだ。
わかったってわからなくたって、それは同じだ。
だから、探して迷って旅をしてもいいし、こんなこと考えずに生きたっていい。どちらが偉いも良いも正しいもなくて、知りたい人が知ってみるといい、ただそれだけのことだと思う。

これまでのことは、一生懸命探していたものを、探さなくてよかったのだと知る旅だったとも言える。追求する道とは、追求しなくていいのだと知る道だった。（今日は道という単語をついつい使ってしまう・・やはり猪木グセが抜けないようだ・・！

出会ったのは、ただすべてに「気がついている」意識だった。
そこには、気がつくということだけが起こり続けている。
気がつく側と気が付かれる側があり、でもそれは別れてなどいない。

わたしは、アホみたいに迷って、頭を使って考えて考えて、わからなくて投げ出したり、女々しく戻ってきたり、ときには気の狂ったように集中したりと七転八倒したからこそ、あるときすべてが繋がって、それを感じられたのだと思う。

ここ１４年の間には何度も大きな気付きがやってきた。

☆どんな自分の価値判断も幻だと腑に落ちたとき。
☆思っても仕方がなくて、完璧以外にないから諦めるしかなくて、すべてを受け入れるしかなくて、それらを通して本当に好きにして良いのだと自分に許可できたとき。
☆この宇宙は愛由来のものしかないと理解したとき・・宇宙の成分表示があるとすれば、「愛(自由でも神でもいい)１００％」と書いてあるとわかったとき。
☆自分が自然の営みの一部だとわかったとき。
☆自分がすべてのものと境界線がなくてひとつだったと思いだしたとき。
☆今このときに見て感じていること以外のものなんてないとわかったとき。
☆時間が流れていない、という知識が体感になったとき。
☆自分がいる、というのは壮大な勘違いだったと目が覚めたとき。

（↑この間にもいろいろ前の気付きが深まって前後することなども何度もありましたが、進みはだいたい時系列です。この「わかった」「思い出した」「体感になった」「腑に落ちた」「目が覚めた」という言葉は、他に表現方法がなくてそう書いています。言葉の性質では表現することができないので、言葉の定義に囚われず、感覚的に受け取ってくださると嬉しいです。おわ～～！！すでに眼鏡かけてたんか～い！！のときの感覚だと思ってください。(笑)

どれもが、信じられないくらいにシンプルだからこそ気が付いていなかったのだった。余計なものをわざわざくっつけて、「見えなく」しているだけだった。気がついてみればもう笑いが止まらないほど、あまりにシンプルだから。それに絶句して、自分の勘違いだった！見えていなかった！眠ってた！あぎゃーーー！と毎度毎度、一億円の宝くじでも当たったかのように驚いたし、本当に良き経験だったと思う。

でも今はこのことを、「趣味と実益を兼ねた楽しい娯楽」だと思っている。別段、これを追求することが重要で必須なことではないと思うのだ。ただ、真理の追求が好きな人にとっては、それまでの概念が壊れる瞬間は、とても深淵で最高に面白くて、エキサイティングで感慨深いものだと思う。感動いっぱいの趣味。

わたしはこれからもこの趣味を楽しみながら、自分の目を覚まして、曇りを取っ払って、「今の自分には見えていても見えていない景色」を見てみたいなと思う。もちろん、それが人生をバランス良く豊かにしてくれることを含めて。
秘行を伝えながら、同じ趣味を持って秘行の道を歩む秘行者さまたちと一緒に、感動を分かち合いたいと思う！！

さあ今日も、執着いっぱいの、情けなくて愚かで社会で少しもうまくなどやれない、あれこれ人格に問題のあるこの自分という人と、この三次元を楽しもう。

みなさまも、良い週明けを・・・
それではまた、明日！

【クンルンネイゴン、ご存知ですか？】

身体と意識の覚醒を目指すすべての方へ！
多くの方に学びを届ける素晴らしい先生で、わたしも尊敬するSeiRenくんのクンルンネイゴンのレベル１からのクラスが７月２１日に開催されます！

わたしも参加予定なので、よければこの機会に道教(タオ)に伝わる稀有な教えを一緒に実践しませんか。久しぶりにクンルンを実践するのが今からとても楽しみです！（はじめてやってみた日に、丹田の下辺りから螺旋状にエネルギーが湧いてきて、腰がグルグルと回りだし、その回転が上昇してきてあまりに驚いて止めようとしたところ、なんと椅子から数メートルも吹き飛ばされてしまったという体験をして以来です。ボーゼン自失、でした。人間の身体ってすごいですね・・）

これがそのときの体験記です！ぜひ読んでみて～！

クンルンネイゴンは人間が到達できる最高の状態をこの人生で成就させる人のためのもの。ピンときた人も来ない人も(笑)、生きている間にせっかくなのでぜひぜひこの秘法に触れてみてください！

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