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59/1096 本当に「飛んだ」驚きの体験

吾輩は怠け者である。
しかしこの怠け者は、毎日何かを継続できる自分になりたいと夢見てしまった。夢見てしまったからには、そう夢見る己を幸せにしようと決めた。
3年間・1096日の毎日投稿を自分に誓って、今日で59日。

(この毎日投稿では、まず初めに「怠け者が『毎日投稿』に挑戦する」にあたって、日々の心境の変化をレポートしています。
そのあと点線の下から「本日の話題」が入っているので、レポートを読みたくないお方は、点線まで飛ばしておくんなましね。)

59日目は、軽い風邪を引いて少々の頭痛や熱っぽさの中で書いている。こんな日もあろう。今日は短くなってもいいから書こう。。。と思ったら、なんだかほっこり温かい気持ちに・・・・ちょっとでもなにか書こうという地道さが自分にあることや、短くても読者さまがきっと少しも気にされないだろう、と思えることが、とても嬉しい・・
 
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ところでわたしは、なぜか風邪を引くのが好きだ。なぜなんだろう!!
だからといって、わざと引こうとして、裸で冬の寒空の下に出たりはしないが、風邪を引いて鼻や喉がやられたり熱が出たりすると、「風引いてもうた・・・(●´ϖ`●)へへ・・」みたいな、なんとも言えない喜びがあるのだ・・・自分でもなぜなのかがわからない。身体の状態も辛いには辛いのにあまり不快だとは思えず、なんだか良いことが起きている感じがして気分がいい。

身体のことと言えば、わたしはひとつだけ、とても驚きの体験を持っているので、今日はそのことを書いてみよう!
 
わたしは約12年ほど前、たった一度の体験になってしまったけれど、人生初の瞑想会なるものに参加したことがあった。
当時よく一緒に活動していたスピ先輩が連れて行ってくれたのだが、瞑想と言っても単なる瞑想ではなく、なんとクンルンネイゴンのファシリテイターである野口裕也くんの指導の元、「クンルンネイゴン」の体験ができるというものであった。今は同じ活動をされていないけれど、祐也くんは本当に稀有な存在の、わたしの尊敬する本当に面白くて自由で大好きな人。一時期、意識の研究でご一緒したこともあって、一度で魅了された素晴らしいお方だ。彼のもとに、わたしは何が何やらわからないままについていって、そこで生涯忘れることのない体験をしたのである。
 
わたしは風通しの良いとても気分の良い畳の部屋に案内していただき、そこで裕也くんとスピ先輩とわたしとの3人で、その瞑想とも呼べない、不思議なクンルンネイゴンの技法を指導していただいた。
指導と言っても、ちょっとしたポイントを抑えた特殊な姿勢で椅子に座り、目を閉じて教えていただいた通りじっとしているというもの。

わたしは1分もしないうちに、ちっとも集中できないことで気が散漫になった。「ほら、やっぱり案の定、わたしはこういうのがぜんぜんダメなんだよなあ・・・」などと思いながら、もう1分ほどじっとしてみる。
まったく集中もできず、気が散って「あとの二人はどんな様子なのだろう・・・」などと考えてばかり。そして目を閉じていろと言われたのに、聞こえてくるモソモソとした音も気になって、開始数分でさっそく子供のようにそーーっと片目を開けて二人の様子を見てみた。
するとなんと、そこには驚きの光景が・・・・ふたりはわたしと違ってもうすでに身体と心を開放しはじめていて、すごいことになっていたのだ。
説明は大層難しいが、それぞれに好きな在り方をしていて、その様子ときたら尋常ではなかったため、わたしは声を出さずとも心の中で「・・!!!!!!!」と驚いて、すぐさま目を閉じた。

『や、やばい・・!二人共、もうトランス状態?みたいなのに入っているじゃないか!!なんということだ、すごかったぞ・・・しかしとにかく、わたしはあと20分も、このままただ退屈に待つだけになってしまうのか??せっかくここにいるのだし、まずはわたしももっと集中してみよう・・・・』

そう考えて、またじーっとただそのままで居た。しかし、二人の様子がただ事でないことにビビりまくって、やはり「自分には何も起こらないという確信」がさらに強まって集中できず、とにかく教えていただいた姿勢のみをキープして待っているような状態であった。
やがて、わたしにも何か起こる可能性はあるのだろうか、いや、経験が浅すぎるだろうか・・などと考えて自分自身に集中し始め、自分の体の感覚をじーっと感じているようになった。同じ姿勢を保ちながら、ああわたしは呼吸しているなあとか、ああわたしは生きているなあとか、そんな事を考えながら静かにしていた、そのときである・・・
 
わたしは突然、自分の子宮の下、会陰のあたりから、得体の知れない右回りの螺旋状の高速回転を感じ、「えっ?」と思った時にはそれが何倍にも大きくなって腰をギュルギュルと右回りにうねらせ(喩えではなくて、腰が半端じゃなくウネウネウネウネーー!と回った)、その回転がそのまますごい勢いで喉元まであがってきて、あまりのことに「怖い!!」と思ったところでその回転の力が飛び散ったようになって、その力でわたしの身体が椅子から2mほど吹っ飛ばされたのだ。

もちろん椅子は倒れ、わたしはぶっ飛んで畳の上に転がり落ちて、驚きのあまり声も出せずに数秒間唖然としたままでいた。何だったんだ今のは!!と、もうそれだけで目も心も点になってしまい、数秒してからやっと言えたのが、「飛んだんだけど!!」だった。

ファシリテーターの裕也くんが、驚きもせずに「飛ばされちゃった?」というので、「なんか下の方から右回りにギュルギュルして、うわー!!と思ったらぶっ飛んだんだよ!?」と言うと、「アハハ、はじめてなのにすごいね、それを頭のてっぺんまで上げて、上に出しちゃえば良いんだよ~~~」と余裕の口調で教えてくださった。
「と、とてもできなかった・・・・・・・」としか言えなかったけど、あれをもし頭の上から出したら、なにかとんでもないことになるのだろうということだけはわかった。そして、あれに驚かずにコントロールして頭から出すとなると、それには相当の修行が必要な気がしたのであった・・・
 
この体験があったのと、自分の勘のようなもので、いまもクンルンだけは本当にすごい手法だと思っている。
あの、チャクラで言うと第一チャクラに当たる位置から螺旋状に湧いてきたものすごい力は何だったのだろう。わたしは裕也くんに、彼の素晴らしいお人柄や活動によってだけでなく、ミユさんは丹田が強いからね~と一発で見抜かれたり、お会いしただけでいろんなことを言い当ててくださったこともあって特別な信頼を持っているけれど、それとは別に、クンルンは世界の秘宝だと思う。。

人には自覚できていない力が眠っていて、それはなにか、とんでもないものなんだ!!ということをあの日に体感することができて、とてもありがたく貴重な体験であった。本当にスゴかった!
 
というわけで、今日は熱があるのでここまで。。また、明日!

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