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79/1096 ホステス時代に知ったモテる技

吾輩は怠け者である。
しかしこの怠け者は、毎日何かを継続できる自分になりたいと夢見てしまった。夢見てしまったからには、そう夢見る己を幸せにしようと決めた。
3年間・1096日の毎日投稿を自分に誓って、今日で79日。

(この毎日投稿では、まず初めに「怠け者が『毎日投稿』に挑戦する」にあたって、日々の心境の変化をレポートしています。
そのあと点線の下から「本日の話題」が入っているので、レポートを読みたくないお方は、点線まで飛ばしておくんなましね。)

今日見てみたら、今年いっぱいで毎日投稿が98日目に到達するとわかった。問題は、18日の日本に向けて発つフライトである。パリのトランジット時に投稿をするなどの工夫をしないとその後の成田までのフライトで日付が変更してしまう・・・!わたしはこうしたことが苦手だから、今から心配でならない。
今日は79日目。30日台の頃の自分を思い出すと、おーい、とりあえずここまでは続いてるぞー!と思う。昨日と同じく今日はただ100日が楽しみ。でも、100日を超えたら、次はいつが楽しみになるのだろう・・・
未来の自分よ、わたしはあなたを知らない。。。。

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今日は恋人や結婚相手が見つからないというご相談をくださった方たちのことを思い出したから、過去のことについて書いてみようと思う。わたしが若かりし頃に、水商売の世界に足を踏み入れたときのことだ。
 
水商売をはじめたのは、まさにお金のためだった。当時一緒に暮らし始めたばかりの前夫と一緒に自分たちの事業を起こしてみたくて、ただその目標に向かって「頑張っペ!!」としか思っていなかった。
もうとにかくやる気が爆裂していて、「頑張るんだ、自分たちで生きるんだ、学歴やら保証やらに頼らないで、社会になんか屈しないで生きるんだ!!ぬぉりゃあーーーーー」みたいな、馬鹿な若者の典型中の典型のど真ん中を地で行く考えを最高だと信じ込んだまま、本当にドラゴンボールを7つ集める気で最初に面接をした高級クラブに入店した。そして集めた暁には神龍に頼むつもりでいたのだ・・オラ達に会社を創らせてくれ!!と・・・
 
毎日真面目にお客さんのグラスにお酒を注いで、頑張って貯金しようと思っていた。しかし、入店初日でわたしは打ちのめされてしまった・・・クラブの中のなにもかもが、わたしがそれまでに知っていた世界とは、あまりにも別世界だったのだ。
システムが、接客が、ホステスたちが、スタッフたちが、まるでVシネマとか極道の妻達とかの映画で見たことのある世界そのまんまだったことに驚いた。ああした映画は現実とはかけ離れた脚色の世界だと思っていたが、そんなことはなかった。リアルな世界を忠実に再現していたのだ・・!

お客さんは、本当に「今夜どうだい?」的なことを言うのだな・・!!とか、本当に膝に手を乗せてきたりするのだな・・・!とか、本当にホステス同士は嫉妬で憎み合うんだな・・!!とか、いちいちひとつひとつのことに驚いた。酔いつぶれたホステスがだらしなく床に倒れて支離滅裂なことを言って泣く姿を見て、人がこんなにも身を持ち崩す場所だなんて、とんでもないところに来てしまったと思った。
わたしは自分が超絶な世間知らずだったと知った。そして、そのことに恥と劣等感を抱いたのだった。わたしはいつもビクビクしていた。あの世界の雰囲気がとにかく恐ろしかったのだ。

この世間知らず自体がまず最初のハンデだったが、わたしはもうひとつ深刻なハンデを抱えていた。それは、巨人であることだ。
巨人といっても読売ジャイアンツのことではない。わたしは身長が約175センチもあって、つまりは和田アキ子氏と同じ体躯を持っているのである。
これは大変なハンデである・・・!ホステスともなればハイヒールを履かない訳にはいかない。10センチヒールを履けば185センチ、そう、布袋寅泰氏とほぼ同じ目線にまで到達するのだ・・・・
お客さんと夕方待ち合わせをする。互いの背中に夕日が当たる。すると目の前の路面に現れるのはひとりの男性とそれより頭一つ大きい布袋さんのシルエットなのである。

この巨人体躯により、初見でまず、お客さんを見下ろす形での「いらっしゃいませ」をかまさなくてはならない。
毎度必ず言われた。「おお、君はバスケットかバレーの選手だっただろう」
しかし、そんな経験のない私は、ここで「いえ、それがやっていなかったんです・・」と言わねばならない。ひどいときにはなんでここにニューハーフがいるんだ?!とか、オカマだろう!と言われたりもした。

途中からは、パリコレから来ました~などと調子のいいことを返せるようになったが、それまでは男性と初めて会う→デカくて驚かれる→バスケかバレーの選手だったろうと予想される→否定する、これを何度繰り返したかわからない。
接客する上での初対面の人との最初の会話というのは、肯定による意気投合がベストだ。わたしはこれを最初に逃さざるを得ず、否定したあとは「ああ、そうかい、もったいないねぇこんなにデカイのに」「そ、そうですね・・」という冴えない会話から始めねばならなかった。

こうしてハンデいっぱいのホステスライフだったが、わたしは自伝にも書いた通り、瞬く間にナンバーワンになった。不思議であろう・・?わたしにも不思議であった。しかし、そこにはあるコツがあったのだ。そのコツはときどきイベントなどで質問されるたびに答えているから省略するが、今回ここでは、女性は『容姿だけではない』ということを書きたいと思う・・!

たしかに可愛い美人は得だ・・・・それはある意味で間違いのないことだと思う。だがしかし、夜の世界で売れる女性、売れない女性を見ているとわかってくることがある。ちっとも売れない若い美女もいれば、売れに売れるお世辞にも美女とは言い難い中年女性もいるのだ。そこには、ある法則があったのである・・・・

法則と言っても、もちろんわたしが短いホステスライフの間に勝手に見出したもので、夜の世界の真実とは言えないものかも知れない。しかし、2店舗で働いた合計約二年の間に、自分のお店はもちろん、いろんなお店に連れて行かれ飲み歩いた間に見た範囲でのわたしなりの理解だと思って欲しい。

売れる人に共通すること、それは、容姿が美しいことでも話し上手なことでも服のセンスの良さでもなく、日経新聞を読んでちゃんと世間を知っていることでもなければ、ゴージャス感でも、可愛らしさでも色気ですらもない。
だとしたらなんなのか・・・?!
お化粧や髪型などにある程度きちんと気遣っていることを前提としたとき、それは、聞き上手、反応上手、自信、この3つなのである!どれかが欠けてもダメだ。3つ揃わなくてはならない。

まとめてみると、自信たっぷりの態度で話を聞いて、一番いい反応をする。たったこれだけのことだったのだ。

ペラペラと話す女性の話をずっと聞かされても男性はあまり嬉しそうではない。それから、おどおどしている女性から、そうですね~、わーすごいですね~、とお決まりの心の伴わない反応をされ続けても、同じようにそんなに嬉しそうではない。最初は相づちが嬉しいとしてもすぐに飽きてしまうものだ。男性は偽の会話をいつまでも喜んでいるようなバカではない・・・そういう女性には簡単にちょっかいを出そうとして、ダメそうならすぐに目先を変えてしまう。

ところが、堂々とした自信たっぷりの女性がバーンと席について、自分の話をとても楽しんで聞いてくれ、素直で大きな驚きやこちらがつられて笑顔になってしまうほどまっすぐな喜びの反応をしてくれているとき、お客さんを見ると目の輝きが違うのだ。
その女性よりもずっと若くてキレイな子が横についてビクビクしていても、もう話しかけもしない。そちらを見ることすら忘れてしまう。わたしはこうした場面を何度も目にしてきた。そのうち、お店に入ると、ああこの人は売れっ子だな、とすぐにわかるようになった。子、と言ってもおばさんであることもよくあった。とても面白い経験だった。

これは夜の世界についてだけでなく、きっと婚活にも活かせることのように思うが、男性が容姿を気にするのはごく最初のうちだけである。
一度気に入ればもう細かくチェックもしないし、髪を切ろうが化粧を変えようが、気が付きもしないことが多い。はい合格、と思ったらそれ以上細かいことを追求しないのだと思う。そして、そのはい合格、に必要なのは、綺麗っぽくしていること、なのだとわたしは思う。ぽく、でいいのだ。

別に美しくなくたって、巨人だって、ちっとも問題ではないのだ!ちゃんと自分を活かしてメイクするなり髪を整えるなりして、綺麗にしているだけでOKだ。
もちろん、これは男性にモテることを目指した時の、一般的に当てはまりやすいこと、というだけで、男女の真の愛について語っているわけではない・・・
わたしは化粧は嫌。それにジャージを着ていてもいいというのが本当の愛よ!という女性もいるだろう。でも、それは愛が芽生えてからでも良いのではないだろうか。
女性だって初見から臭いジャージを着て無精髭を伸ばした男性を好きになるかと考えると、やっぱり可能性が落ちるものだと思う。好きになったあとであれば、少しも気にならないのだとしても。

わたしの知っている人はすっぴんなのにモテますよ?と言いたい人もいると思う。けれど、多くの男性ははじめに「ナチュラルかどうか」をチェックするよりも、単に「綺麗な感じがするかどうか」を見る。これが現実だと思うのだ。

事実、メイクをして美容室に行ってから出勤していたよく笑う太った女性が、ずっと年下の、ものすごく容姿端麗だけどシャンプー後に髪が半分濡れたまま出勤するぶっきらぼうな子よりもはるかに人気があったが、当然のことだと思うのだ。
わたしは可愛くないから、わたしは若くないから相手が見つからない・・?違う、違うんだ・・・!!身長も普通で芸能人のように可愛くて胸の大きい若い子よりも、年上で男顔のガリガリ貧乳猫背巨人だったわたしが売れてナンバーワンだったことを忘れてはならぬ・・・

つまり、自分の良さを生かして綺麗にして、堂々としながら相手の話に真摯に耳を傾けて素直に反応することができる女性はモテるのだと思う。
たとえ、布袋さんの大きさだとしても、である・・!!

身だしなみにおいても、コミュニケーションにおいても、男をナメていないこと、そこが売れる人と売れない人の分かれ道だったなと思う。
ナメているというのは、容姿さえ良ければモテるだろうと考えること、だ。なぜならそれは、男は美しさばかりに簡単に振り回されると思っていることになるからだ。男性をそんなに愚かだと思うのは論外だ。そうではないところで、ちゃんと心が通う相手だと考えるのが第一歩なのではなかろうか・・・そこから大切にコミュニケーションをとることが何より重要なのだと思う。

婚活で言えば、こちらが素っ気なくても、何もせずに控えめでいても、男のほうが努力をして、男のほうが気を使って、男のほうが求めて、男のほうが白馬に乗って自分に膝をついてプロポーズしてくれる、というのを夢見るよりは、自分も堂々としっかり、好きな気持ちを表すのが良いと思う。
男性のことを、色気や容姿や、はたまたこちらがただただ言いなりになることだけで、引っ掛けたり騙したり落としたり、都合のいいように使ったり動いてもらえる存在だと思っている人は、改めるべし。

女性は見た目だけではないのだ。男性よりも大きいという最大のハンデを持っていたわたしが言うのだから本当だ。
男性をまずはちゃんと信用すること、この心が最後には差をつけるのだと思う!そして男性の心は海よりも広いから、あとから愛する女がすっぴんであろうが、ジャージであろうが、わたしのように髪ボッサボサであろうが、真心で大切にしてくれるのだと思う・・!

ということで、今日はモテ女を目指すなら、容姿で自信をなくさないで、堂々としよう!というお話であった。それではまた、明日!

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