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約束しよう


君のことを知らずにいたのなら
今、私はどのように
自分の人生を生きていたのだろうか


誰にも嫌われたくなくて
自分の言葉を押し殺しては
誰にでもいい顔をしていた私

自分の物差しだけで考えて
やさしさの押し売りをしていた私

変わりたいとは思っていても
行動に移せずにいた私

比べられることがストレスで
初めから挑戦しない私

言葉に出すのが苦しいほどに
自分自身を好きになれないことは
たくさんあった
それでもずっと気づかないふりをしながら
隠しながら生きていたのだろうと思う

そうしてるうちに
自分もわからなくなって
他人の想像する私を演じて生きていたのか


男性はこうあるべき
女性はこうあるべき
そんな考えがまだまだ世界には残り続けていると思う

男女に関わらず、
母はこうである、とか
子供はこうで、外国人はこう。
みんなそうだ。そう思うべき。とかそういうの
倫理観とはまた違う
一人一人のフィルターみたいなもの
そういった考え方を窮屈に思う自分がいる
少しずつ変わっていってほしいと感じていた


転機は突然やってきて
お店に遊びにきた女の子が
自分の好きな人だと教えてくれたその人は

白いスーツを身にまとい、
煌びやかな髪をかき上げる
まるで体の点と線が一瞬で切り替わるような
重心と精神がリンクしているように
美しく、強く、リズミカルに舞う姿を見て
息を止めた
今、私の胸を打ったこの衝撃は
嘘のようで嘘じゃないらしい



それからは
夢中で君を知りたくなって
いろんなものを見た

そうしているうちに
君の宝石は天性のものではなく
弛まぬ努力の結晶だということを知った
どんどんと君が憧れになっていった

揺るぎない努力による眩しさ



そして私は
"約束"という曲に出会えた


君が自分自身を認めてあげたくて作った曲
一人にならないでほしくて作った曲
約束という形で寄り添ってくれた曲
今までにこんなにも
温もりを感じて胸が高鳴ったことがあっただろうか



"君には君自身の夜になってほしい
この夜が君に素直になれますように"


昨日の自分を思い出して嫌になったり、
誰かと比べて苦しくなったり、
時には笑っている自分でさえも
信じられなくなっていた私に
君は約束するように言った


もう自分を責めなくていいように
約束させてくれた


ジミンさん
私は君が見せてくれる弱さも歪みも
全部強さだと思う
一時一時の自分と真摯に向き合う君を
狂おしいほど愛しく思う

私も君が感じたその夜を感じていたい
自分の中の自分を責めないでいたい


君の生き方を知って
私は前よりももっとありのままの
自分が好きになったし
自分の周りの人のことはもっと
大切にしたいと思うようになったよ


かっこよくて美しい君、
おもしろくてお調子者な君、
礼儀正しくて丁寧な君、
勇敢で正義感の強い君、
謙虚で負けず嫌いの君、
まっすぐで仲間思いの君、
愛が深くてあたたかい君、

世界的スターとなった君とは
見ている世界も、生きていく時間も
重なることは二度とないのかもしれないけど
いつか同じ空間で、同じ温度で、
君が舞歌いながらたくさんの愛を受け取るとき
その時は私も同じ時間を重ねられるといいな


君の日常がどうか
心地の良いものでありますように
君がよく言ってくれるように
軽くはならないように伝えます。


朝起きて変な形の寝癖にくすっとしたり
窓から見えるのが飛行機雲であったり
探していたものがひょんと見つかったり
どこかで眠ってしまったら
毛布をかけてくれる人が隣にいるような



そんなようなことが
君にもあったらいいなと
願っています。


ジミンさん
どうか幸せに


私も約束するよ


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