小田急ロマンスカーミュージアム③
ミュージアム内の展示を一通り見てから、階段を上り屋上へ向かった。海老名駅に入ってくる・駅から出ていく電車を眺めることができる。いかん、ずっといられるヤツだ。
一息つこうとミュージアムに併設されたカフェへ。カフェの床を見ると、レジに並ぶ際の「ソーシャルディスタンス」の目安……バミリ(と言っていいものか)が貼ってあった。このバミリ、どこかおかしい。
おかしいだろ。一般の人は絶対わからないだろ。鉄道好きだって、特急券24枚分を横に並べたサマを想像することはないだろ。ってことは、誰にもわからないだろ。車体の0.7台分、ってどういうこと。「2メートル」を説明するのに、ものさしの基準がニッチすぎておかしくなってるだろ。
「飲める車両図鑑」、ここはその(ものさしにされた)SEをオーダーした。
コーヒーやココアの上にのせたホイップに、食用インクでロマンスカーが描かれたオリジナルドリンク。私はココアをチョイス。味は普通においしいココアだが、混ぜると色がかなりエグかった。「ドドメ色」ってこういう色なのかな、と漠然と思った。混ぜた後の写真は自主規制する。
「飲める車両図鑑」は5種類ある。スイーツのほかにも、ハンバーガーやカレーなど軽食も食べられる。ミュージアムに入場しなくても、カフェだけでも利用することができるので、非テツさんでも楽しめるかもしれない。
ミュージアムを出た所にある自動販売機。ロマンスカー仕様になっている。デザイン的に致し方ないのだが、「えのし(パスモ)」になってしまっている。ご愛敬。
裏面も凝っている。連結部分をデザインし、ラッピングしてある。
自販機つながりでもう一枚。ミュージアム内の自動販売機は、スマートかつかわいらしい、スッキリしたデザインだ。カラーリングだけで言えば、VSE風。シックな館内に映える。
ミュージアムを後にし、小田急線で小田原へ向かう。
新松田でEXEαに遭遇。走っているロマンスカーは、やっぱりいい。《続く》
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