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18きっぷひとり旅・福島飯坂温泉② 北上!黒磯~福島

目の前に座っている、大学生と思しき男子。鼻までマスクとネックウォーマーで覆ってるけど、目元と眉毛は山田涼介氏似⁈ お鼻から下、ミステリアスな素顔が気になる……やっぱり涼介似なの? それとも「……あぁ!(違)」ってお顔なの? 彼の人の手元には、黒のバニティバッグ。チップ&ディールのリュックサック……ナカミはオトメなの? それはそれでよし! ……なーんて脳内独り相撲を開催している隙に、新白河行きの気動車がウォームアップを済ませていました。

ヴィーーーーーーーヴーーーーーーーーーン
お尻の下から響いてくるモーター音。いい、この電車では味わえない振動、たまらなくいい。車窓にはうっすらと白いものが見えはじめました。

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列車が鉄橋を渡るときの音、危うげでとても好きです。地面を走っている時とは明らかに違う、金属音と交互にやってくる軽い音。「この下は空気」と耳で思い知る。ほんの数秒だけれど、得も言われぬ浮遊感を味わえます。

雨?みぞれ?雪? 窓ガラスに視認できる水滴がついてきました。外気温と車内温度の差が激しいのでしょうか、ガラスが曇って外の風景が撮影しづらくなってきました。

新白河駅到着。ここで郡山行きに乗り継ぎます。

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緑と白と赤のボディラインがなんともイタリアン。
18きっぱー諸氏(あきらかに通勤スタイルではないし、ごついカメラや時刻表本を持ってる人が多いのですぐにそれとわかります)も次々と4両編成の列車に乗り込みます。

車窓は相変わらずモノトーンのグラデーション。一番手前の山は見えるけれど、その向こうは真っ白。空ではない、何かがある。季節と天気の良いとき、また確かめに来よう。

久田野ー泉崎間、トンネルに入る前の警笛が、何ともハスキーで色っぽい。喉の上の方で声を出しているようで、どこか苦しそう。だけどそこがセクシー。たとえるならもんたよしのり。ダンシングオールナイトな警笛が、灰色の空に向かって響きます。瞳を閉じ~てぇ~♬

郡山駅着。在来線では東北本線をはじめ、磐越西線、磐越東線、水郡線も乗り入れる、何気に交通の要衝です。

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福島行きに乗り継ぎ。
福島駅の2つ手前、金谷川駅で中国語圏の若者が大勢乗っていらっしゃいました。調べたら、金谷川駅は福島大学の最寄り駅なんですね。午前の授業か試験が終わった時間なのかな。学生さんたちの大事な足です、鉄道。

12時27分(定刻からちょっと遅れたかも)、福島駅到着。
約6時間30分の乗車、お疲れ自分ー‼

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ホームで奥羽本線・米沢行きの車両を発見。行先表示が、幕! LEDに見慣れてしまっていると、とても新鮮。重みすら感じます。

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この先、東北本線を北上する人は仙台行きで。

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福島駅の改札。吹き抜けになっていて、広く感じます。

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きっぷ売り場。東北中心の路線図、当たり前なんだけど、よそ者的にはめっちゃ新鮮!(もっと接写すればよかったと後悔)

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さて、お昼を回りましたので、駅付近でランチにしようと思います……
って、残念ながら、ここでお時間‼ 続きはまた明日ー‼

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