Suica最強説の今後を問う 電子決済その企業で生むバリューはどこに向かうべきか。

Suica最強説、楽天と組むと最強?説は本当か。

https://gendai.ismedia.jp/articles/-/66460
・そもそも、JR東日本Gの社員も役員もSuica ヘビーなので、QRコード決済を自分であまりつかわない。これは結構大事な問題。
・ゆえにか、Newdays はQR決済の使えない珍奇なコンビニとすでに化しているのだが、今後はせいぜい楽天ペイだけでも使えるようにするのか。
・今回の提携は楽天ペイからSuicaを発行できるのがメリットだが、来年全クレジットカードでモバイルSuicaのカード年会費が無料になるので、楽天カードにすればいいだけ(そもそも楽天ペイは、楽天カードを裏にしないと相当メリット減退)

Suicaとビューカードに詳しい(唯一の)岩田氏が、まともに「楽天とどう組むのか」と問いかけているのは重要で、

・楽天ペイと組むのは、JREポイントの苦戦からポイント分野で提携、と論じられているが、莫大に流通する2000億?楽天ポイントで電車にのれるようにするのか?かなりすごい決断(楽天ポイント→JREポイント→Suicaバリュー)だ。
・「リアルでの決済・3大キャリアの存在・3大キャリアのQR決済(d払いとPay Payの攻勢は周知のとおり)」が三位一体とすると、岩田氏の指摘するよう「第4勢力」楽天と組むのか。
・とはいえ楽天の持つネットビジネスでのグループとしてのバリュー(市場はもちろん銀行も証券も保険ある)もが、JR東Gと相当補完的であることは明々白々。
・JR東Gの側も楽天にない足(これはなくならないと思う)もコンビニもリアル店舗もある。重複は統合もあり得よう。
・一方でJR東Gは、「地方」と「インバウンド」という重要市場を抱える。地方ではまだまだSuicaは使えない現実(Suica最強説は、戦車があるのだから車はいらないでしょ、と言っているようなもの、という論も)や、インドの技術をもとにした店舗QR設置型(Pay Payが対応)が外国人には最も日本最も馴染みそうというところが抜け落ちないか、という点も大切な論点だ。
・リアルビジネスと通信キャリアとネットビジネスとブロックチェーンが一体となった経済圏にどう参画するかは、次に目指すべき大きなイシューだ。「切符なしで電車に乗りたい」から始まったSuica がここにきて違う意味を持っている。それはセキュリティを兼ねそろえた大きな「日本にとっての」アドバンテージでもあるし、JR東Gが鉄道の次に志向すべき大きなコアではあるが。

Someone said that "Suica," a Japanese electric train ticket system which works as electronic payment service, is the most competitive cashless payment system after "7 pay" withdrew from the market due to its security problems. As Suica gets more competitive and becomes trustworthy, I think there are some serious problems that need to be solved strategically.
In order to gain trust and supremacy in the cashless payment market, I feel that there are still a number of challenges that must be considered strategically.