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無畏 ~ 失敗の本質は何か

#無畏 #劇団チョコレートケーキ
傑作。南京事件を首謀したとし、東京裁判で極刑に付された「志高き」松井石根大将を通じて、事件の責任は誰がどうとるべきか、事実と心情に切り込んでいく。
日本の組織の劣化や弱点はこのコロナでも進行形で問われるが、あの戦争にヒントはあり、我々は不断の検証が必要だ。
将たる石根の責任とは。人間のなしうる限界は。志や権力、意思と結果など要因の相関をじわじわとあぶり出す古川氏の脚本は見事。
コロナと長雨、甲子園もなく、季節感が失われているが、8月15日は今年も来る。あの戦争での過ちを振り返ることは、アフターコロナの日本を創るのに、なおさら重みを増している。当日券(電話)で幸運にも潜り込めた。ぜひ、Twitterチェックして、ぜひチャレンジを。