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テノール!人生はハーモニー

観ました。

おもしろかったです。キャストの方についての情報は入れないままに行きました。あらすじはもとより、何せ大好きなパリ、しかもオペラ座の空気を堪能できて幸せすぎました。

数年前大学生だった長男と旅行した思い出が蘇りました。多少の脚色はあるにしても、フランスの方達はあの素敵な空間が日常の一部。なんと羨ましいことでしょう。

ネタバレは無しとしますが、今回何が一番感動したかと言うと、主役の方の歌。そしてそして(公式にすでに出ているので書きますと)あの!ロベルト・アラーニャ氏(テノール歌手)の登場。私が知らずに行ったため、単純に個人的サプライズだっただけですが。安定の歌声と若々しさに魅了されました。さすがです。

大好きなテノールのアリアもたくさん聴けました。

主役の方は存じ上げなかったのですが、後で調べたところ「ビートボクサーMB14」さんと言う方。音楽畑でもジャンルが違うオペラ、を今回チャレンジされたわけです。

というか歌はよく吹き替えが用いられますが、(私の調査ですと)どうも吹き替えではなくご本人が歌っているようです。(違ったらすみません)
ラストシーンの彼の歌声は、それこそ未来ある新人歌手そのもの。びっくりしました。
そしてプッチーニの(あえて演目は書きませんが)のあのアリアには心の底から感動いたしました。

人間関係の深掘りはあまり無かったですが、家族愛とアイデンティティ。それは普遍的なテーマでもあります。

先生役のミッシェル・ラロックさん。パリのマダムはこれこれ!ってウキウキしてしまったくらい素敵な女優さんでした。

オペラ座の上から見る景色。圧巻です。やはり一番好きなパリ。また行きたいなって思わせてくれる作品でしたよ!!


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