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歌好きが歌い手になるまで

こんにちは、みちるです。
今回はみちる自身の『歌うこと』に焦点を当ててお話します。
4月からの歌い手本格的活動に向けて、語っていきます。


小学生

私が歌が好きと思ったのは、小学生のとき。音楽会や卒業式での合唱で心打たれました。それよりも前から歌うことは好きでしたが、カラオケにも行ったことがなく、人見知りだったので人前で1人で歌おうまでには無かったです。

小学4年生ぐらいのときの卒業式。在校生たちが卒業生に向けて『旅立ちの日に』(川嶋あいさん)を合唱しました。
卒業生を送るため、一生懸命に練習して歌った。楽しかったんです。当時から私は合唱となるとアルトを選択していましたね。
ソプラノ、男声の声がバランスよく合わさった時が1番気持ちよくて、心地の良い合唱に初めて出会いました。

また、小学生のときに『ラブライブ!』に運命的な出会いをしました。ざっくり言うと『学校でアイドル』。学生だけどアイドルをする女子高生たちのお話です。彼女たちは作中で『ラブライブ』の大会で優勝、廃校から救うことを目的として活動してます。
彼女たちの曲はどの曲も良くて家でとてつもない程に歌ってました。ラブライブはアニメの中だけでなく実際に声を当てている声優さんもアイドルとしてステージに立つので、より惹かれました。
隙あれば彼女たちの曲を聴き、歌い、踊り…。
ひとりの世界にいました。

ボカロや歌い手さんに触れたのも小学生でした。『千本桜』を筆頭に色んなボカロ曲に触れて視野が広がったような気がします。
初めて知った歌い手さんは「天月」さんや「まふまふ」さんでしたね。
ただこの時は「歌い手になりたい」という気持ちは無かったです。『プロと同じ』みたいな勝手な認識でした。


中学生

中学生のときに本格的に合唱と触れます。合唱コンクール。私が1番力を入れまくっていた行事です。

合唱コンクールといえば必ずあるクラスの衝突。『ちょっと男子、ちゃんと歌え!怒』が毎日のようにありました…。
そんな中、心の中でしっかり歌わない人にブチ切れていた私。

休み時間ではKPOPを熱唱するのに、合唱になると途端に声が全く聞こえないぐらいになる…それにムカついてました。

私は3年間の合唱コンクールでたしか全部アルトを担当してました。
アルトってなんでか人数変に少ないんですよね。そのバランス最悪状態で声を出していない…。『アルト声出してー!』案の定この言葉がよく聞こえました笑

また、私は恥を捨てて普通に歌っていると音楽の先生から『(本名)さんのように声を大きく歌ってくださいね!!』や自分のクラスが優秀賞受賞したときに担任から『(本名)さんのお陰ですよ』と言われたこともありました。(後者はお世辞だと思ってる)

そのことから合唱に興味を持ちました。そして合唱について調べると『Nコン』にたどり着きました。Nコンについては以前触れてますので、ご参考に。


合唱が好きで歌が好きで集まった人達がバチバチに戦って頂点へ目指す…。
ラブライブと一緒じゃん!!」と思いました。中学は合唱部が無かったので、高校は絶対に合唱部に入る!と早い段階から決めてました。

ちなみに合唱コンクールでは1年生時に学年の中で自分のクラスが最優秀賞を取りました。
クラス曲も学年曲も全部良くて今でもたまに聞いてしまうほどです。
3年生のときに、『もしかしたらこれで合唱は最後なのか』と本番中に思ったら歌い泣きしました笑 しかもクラスも学年も。
まあ、合唱続けましたが。

高校生

ついに高校生。念願の合唱部に入部。
高校では合唱コンクールがないので、入るしかないと。

部に入部したら自分の欠点が現れていく様が面白かったです。その欠点を部員同士で擦り合わせたり改善したり楽しかったです。
入部して1ヶ月経った頃、今までの歌い方の感覚が違っていることに気づきました。成長を実感、自覚しました。喉を使いまくってガラガラになっていたのが段々とお腹に力が向き、喉を楽にし、気づいたら3時間ぶっ続けで歌っても声が枯れない強い身体になりました。

そしてNコン。以前のNコンのお話のときは年齢公開をしてなかったので、初公開情報です。
1年生は延期、2年生は録音審査、3年生は従来型の縮小版でした。

2年生の録音審査は学校外でホールをお借りして半日かけて課題曲と自由曲を録音しました。文化祭ですでに録音をしたことはあったのですが、学校外は初めてだったのでドキドキでした。録音審査はNコン史上初の出来事です。
トレーニングして発声して歌って聞いて唸って消して休んで歌って…。
体力的にも精神的にもキツかったのですが、とても楽しかったんです。それは自分の好きなこと、本気でやってる事だからなんだろうなと。あとはみんなのやる気。あの時はどの場面よりも1番やる気が見えていたなと思います。
そんな姿が『歌を一生愛する』に繋がりました。

3年生。最初で最後の会場で実際に歌い聴きました。本来なら会場満席レベルにたくさんの学校が1つの会場で1日かけているのですが、感染対策で午前と午後で別れてました。
実力はまだまだだ。そう感じた1日でした。常連校の学校の歌声はホール外の廊下までしっかり届いていたり、5人くらいでステージに立つが声が尋常ではないほどの声量と技術を持つ学校。自分らの合唱が1番下なのではないかと思うぐらいにも感じてました。
もし1年生の時から本来の形で開催されていたらもっと歌が上達していたのかもしれないとも思います。でも少なくとも自分の実力不足なのは認知してます。

高校2年生。騎士Aに出会います。
6人のかっこよくて、透明感のあって、可愛くて、爽やかで、安らげて、独創性があって。そんな歌声を手に入れたいと曲を細部まで聴き、真似をしてました。
ここまで誰かの歌声を研究することは多分初めてでした。

これらを通していつしか「音楽を仕事に」と考えるようになりました。しかし、私には長年の夢がありました。

1度担任との面談で「音楽を仕事にしたいんです。音楽関係を学べる学校や学部に行きたい」と言ったことがありました。
どうかしてます。変なとこで行動力がある、プラスかマイナスかよく分からない性格です。
でもそれだとずっと夢だったこと叶えられないよ?音楽なら動画サイトに趣味として投稿したらどう?」と担任は仰いました。
若干ショックでした。でもちゃんと考えたら
音楽1本で食っていけない。それに私が長年追いかけてきた夢は趣味になんてできない。ならやっぱり趣味にしよう
と結論しました。

そこから勉強をしつつ歌い手活動を着々と構成を練りました。

そして、今。もうすぐで歌い手活動を始めます。

1本目の歌ってみたは受験が終わり数週間した、トレーニングを長らくやっていない状態で録音したものなので、発声ちゃんと出来ていないんですよね。(今言うことじゃない)

でもそんな中でも何度も納得いくまで取り直しをし、MIXをし、映像も付けてまだかまだかと待ち侘びてます。
どんな意見が見られるかはその時にならないと分からないですが、精一杯歌ったので聞いて欲しいです。


今までも今もこれからもみちるの物語。


歌を一生愛する/Love the song forever


みちる

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