表紙改Hめぐたん布告令

ベテルギウスの夜に改H編:めぐたん布告令

ベテルギウスの夜に改H編:めぐたん布告令
《欲望に理性が負ける時・・・恐ろしい罠が待って居るのか・・・美味しい思いは、十分堪能したのか・・・・・・その報いなのか・・・》

この作品は、『見なし公務員』の続きです。

朝、男は5時前に起きた。ののこ をどうにかしたい衝動で溢れていた。
一物は朝立ち、いや、生涯無い程イキリ立ッテいた。彼女はサティスファク
ションを枕元に置き俯せで寝ていた。男はランプの明かりを付けた。あの本
を読んでいたから、彼女はセックスを望んでいると勝手に解釈しながら、
あの《性の満足》に記述して有る気持ち良い愛撫は、今日は余裕が無くて
出来無い御免ねと心の中で呟(つぶや)きながら毛布を捲った。ランプの明
かりに照らされて白い裸身が橙色に輝いている。流石アイドルとしてセレク
トされた娘だ美しいと思いながら下着を剥ぎ取った。尻の上から指で入り口
を探った。僅かだが濡れていた。
男の罪悪感は消えた。
そのまま背面から挿入した。完全に寝ている娘としたのは初めてだった。
熟睡しているからだろうか、思っていた程、気持ち良く無かった。その為、
暴発を抑えられた。ピストン運動を暫く繰り返すと少し冷静に成り、
コンドームを付けた。彼に冷静さが戻って来た。しかしながら、セックスを
始めてしまったのだ。後戻りは出来無い。彼女を表返えし仰向けにした。
驚いた美しい、ボッティチュリのビーナスの誕生だ。求めていた女神の
オッパイがここに有った。小振りだが、白い形の良い乳房に小さな少し尖っ
た乳首が、イエローピンク依り最っと可憐でピンクな姿で男の前に現れた。
男は強烈に興奮し挿入したまま乳房に顔を埋め、唇で乳首を愛撫し、吸い、
舌で縦横・数字の8の字に嘗め味った。遠くに塩味がしたが、甘く甘く感じ
た。男は、彼女の水着グラビアは良く観ている!元々、小振りの乳房は好み
だ!著名絵画ボッティチュリのビーナスの誕生と称して良い神掛かったチッ
パイだ?!観賞出来ただけで嬉しい!!全てが好ましく思える程だ。

彼女の甘い香りと相俟って極上のの味がした。甞める舌が止まら無い、
時々甘噛みもした。突然、呻きとも嬌声とも取れる声を彼女が発した。

 「あ、あんー」

彼女の声は、男に取って過剰にキャピキャピして居る声はノイズぽくウザイ
と感じ
ていたが、耳に心地良く思えた。それほどチッパイのルックスは影響
を与えたのだ恐ろしく女としての評価を彼に取っては、上げたのだ。モット
コノ娘とセックスを楽しみたい。強く思ったのだ。彼女は、身体をクネらせ
た。色っぽい。男の肉棒が熱い肉壁に包まれた。気持ち良い。彼女の肩を掴
み、ぐっと腰を動かし、奥まで突き上げた。さらに興奮し腰を動かした。
何依り、好みの美女達と生活を過ごしながら禁欲生活を送っていた反動が、
現れた。オナニーすら彼女達にバレ無い様に我慢していたのが裏目に出たの
だ。興奮し、過剰に興奮し、気持ち良過ぎた。
彼女の腕が上がり男の背中を捉えた!彼も密着した。お互いに強く抱き合い
激しく行為を続けた。気持ち良い。彼女は思った。『私、彼を抱きしめてい
る・・エロい声も私が上げている・・気持ち良い・・コレがアレなの』彼女
は処女では無かったが経験が少なかったのだ。
10回ぐらいしか、ピストン運動が持た無かった。ドク・ドクとコンドーム
の先が、一杯に成るまで出た。彼女が、覚醒した。裸の男を見ると

 「イヤッ」

言って毛布を被った。やがて事態を把握するとこう言った。

 「非道い、気持ち良く無かった

勿論、あまりの快感で目が醒めたのだが、あの本の内容と違うし、快楽の
時間が短過ぎたのだ。男は許して貰っていると思いこう言った。

 「御免ね、君が、余りに美しく色っぽくて興奮して君に突入する事だけ考
えて・・・愛撫して君を悦ばし満足させる余裕が無かった。埋め合わせに
今晩タップリ悦楽の天国に招待するよ。そうだ僕達共犯者だよ、めぐたん
には内緒」

でも大量に発射した為、五十代の男にとって今晩までに回復出来るか怪しか
ったが、彼女の嬌態を心行くまで味わいたいチャンスは今晩しか無いと思っ
た。『気持ち良く無かった』と言ったのだから、『気持ち良い』セックスを
望んでいるに違い無いと解釈したのだ。男は、テクニック自慢で有る。
 朝食は昨日カレーに使用した余りのジャガイモなどでポテトサラダを作り
目玉焼きとトーストにした。コーヒーはネルドリップを愛用しているが、
それ用の豆を切らしペーパードリップ用の豆で代用した為、アメリカンコー
ヒー風で有る。
今日も、幸運のお呪いと言ってお凸にキスを貰い、仕事に出掛けた。昨晩書
いた手紙を出して出社した。キスを貰えたので男は上機嫌だ!
 ところが、彼女は許してい無かった。彼女は思った。レイプよ矢張り人の
寝ている所を襲うんだもの許せ無い。でもチョット気持ち良かったし可哀想
だから、良いか、でも、めぐたん には何と伝えよう。実際男の行為は準強
制性行罪、裁判員裁判が適応される重罪なのだ。ただし彼女が訴たえた場合
だ。めぐたん には、次の様に伝えた。

 「あの小父さん、めぐたん のダーリンは、湯上がりの私に興奮して眠れ
無かったと言うの朝、私がサティスファクションを枕元に置いて有るのを見
て、今晩タップリ悦楽の天国へ招待するよ、僕達共犯者だよ、めぐたん に
は内緒。なんて言うの」

手紙を書き上げると郵便局に出した。手紙は昼前に めぐたん に届いた。
彼女は冷静に天気予報・生活情報を報じるとツーシボーを持っているJBC
制作職員伊丹
に手紙を読ませ、ののこ を回収するよう頼んだ。
 男は出勤途中、女の子は脱がせて見ないと本当の価値は分から無いね。
あれだけあの娘が綺麗だと思わ無かった。今晩が楽しみだな等考えていたが
女難本番は既に始まっていた。
男達は、基板から部品を外(はず)す作業を行って見た。電気鏝しか使用し
た事が無い。焼鏝(やきごて)等見た事も無かったからだ。一通り作業を終
えるとイラスト係の二人に言った。

 「一斗缶(いっとかん)で炭に火を熾(おこ)し、鏝を熱する絵が描け
る」

 「はい」

二人とも返事をした。

 「部品の外し方の絵が描ける。何枚かに分けて描いてね」

 「早すぎて解ら無い」

片山桜(かたやまさくら)ゴスロリ姫が言った。男が、もう一度、外す
作業をする事に成った。佐藤は、部品リストを作成する事にした。基板一枚
当(あ)たりの合否・コメントの有る奴つだエクセルなら楽に出来るんだが
とぼやいていた。

田中は、外した部品を整理する小物入れを百円ショップに買いに行った。
炭壺は、ホームセンターで調達した。少額の金銭は自由に使えた。男は、
お昼にパンと牛乳と栄養ドリンクを買った。勿論、ののこ との一戦に備え
てで有る。ラジオから めぐたん の天気予報が聞こえたが、御免と心で唱え
ドリンクを飲んだ。お風呂の件は無事だったんだとも思った。
男達三人は上司の高橋に明日中に部品を外すマニュアルが完成し、明後日に
は女性作業員に作業可能に成ると伝えた。上司は、急いでいるので明後日か
ら働いて貰える様伝えると言った。
佐藤が部品の検査をする器具が無いと上司に訴たえた。上司が言った。

 「自分達で考えて呉れ。交通費は出せないから、秋葉原で捜すのは無理
す。それに行っても無駄です。政府が計器類の行方を捜したけど行方不明で
す」

男達は、図書館で調べる事にした。田中と佐藤が図書館で調べ、男がマニュ
アル作りをする事に成った。田中と佐藤が行き先板のホワイトボードに図書
館と書き《直帰》マグネットに換えた。定時に成ったので男も帰った。帰っ
たら、ののこ が居無かった。冷蔵庫ホワイトボードに

 「これ読んで!!」

と手紙がマグネット止めして有った。中身は、お風呂の整理券と次の事が、
書いて有った。

 「ののこ、お家に帰りまーす。お風呂の整理券取って置いた《ハート》
楽しかった《ハート》美味しかった《ハート》お別れ言え無くて御免」

整理券は嬉しかったが、台無しだ。今晩の楽しみはどうしてくれる。これが
不幸が具現化した始まりだった。
 めぐたんは ののこ の回収を頼むと呼ばれていた政策審議会に出席した。
ののこ の回収に向かったJBC職員伊丹も審議会メンバーだったがキャン
セルし、ののこ 回収を優先した。乗り気では無かった。と言うのは、
午前中の審議会で刑罰に体罰をそれも見せしめに公開処刑で行う方針が可決
され、午後は、具体的にどの罰に適応するかに成っていた為、関わりたく無
かったのだ。めぐたん は、審議会が初めてだった。内容が、内容なので集
まりが悪かったが、定数は満たしたので始まった。午前中の纏めとして回復
可能な痛みを伴う刑罰を導入する事に成りました。午後の審議は具体的に
どの罪に適応するかの審議です。めぐたん が質問した。

 「回復可能と言うのは何ですか」

議長が答えた。

「樫木君、居無かったんだね。ご存じの通り、太政官政府体制下では冤罪
からの回復を担保
させる為、死刑執行を停止させています。体罰も冤罪の
場合に備えて完全に回復
出来無ければ成りません。さらに参考までに体罰は
現在でもイスラム法諸国で手・足・指の切断、耳や鼻を削ぐと言った我々
現代日本人には残酷な刑罰が有ります。これらを回復不能な刑とします。
あ、訂正します。イスラム法では罰を受け入れると神に死後、その罪に関し
て許されるから残酷では無いそうです。しかしながら非ムスリムに対して
適応した場合、西欧人権団体から、抗議が寄せられますので我々は、残酷と
します。また、アメリカ合衆国の幾つかの州では性犯罪者に避妊や去勢手術
を施す事が有りますが、我々は回復不能な刑とします。古くから鞭打ち刑が
ありますが、鞭の痕が残る事が有りますのでこれも回復不能と考えます」

めぐたん が再度質問した。

 「答えに成っていません。何が回復可能な刑何ですか」

議長が答えた。

 「具体的には、痕が残ら無い様に布を巻いた竹刀で百叩きを行う事に成り
ました」

めぐたん が提案した。

百八回では、いけませんか。除夜の鐘も煩悩の数百八です。罪も煩悩か
らですから百八回にしませんか」

パチパチ拍手が起きた。彼女、積極的なので大部分の審議員は驚いた。この
議案は、賛成多数で承認された。議長が言った。

 「百八叩きに値する罪は何か審議します」

めぐたんが質問した。

 「新しい罪状でも宜しいでしょうか

議長が答えた。

 「それが罪と言える物で有れば何成りと」

めぐたんが提案した。

 「私達女性は悩んでいました。愛する男性が浮気する事を、私は提案しま
す。配偶者並びに内縁の夫、婚約者並びに婚約中と認められる男が浮気と認
められる行為を行ったら百八叩きに処す」

審議員Aが質問した。

 「男性だけですか」

彼女が答えた。

 「公開処刑にする時、上半身裸にする必要が有ります。女性では罰が重過
ぎますし。非公開なら見せしめの効果を失います」

審議員Bが質問した。

 「現時点でその提案が必要な理由をお聞きします」

彼女が答えた。

 「現在、災害復旧に主婦の皆さんを動員しています。また、復旧の緊急
処置で企業内の配置転換が進み単身赴任が極端に増えています。夫婦が別れ
オマケに交通事情が悪化している為、逢え無い。女達は、男の浮気を心配す
るまさに今必要な法律です」

彼女の気迫に押されて法案は承認された。正四位樫木愛第一号法と成った。
太政官政府では、法律に提案した人の名を冠して責任の所在を明確にした。
《めぐたん法》と後(のち)に呼ばれる法律が成立した。

男の女難は進んだ。他に過度に体罰を行った小中高校教師に対して百八叩き
が決まった。これに関しては女性教師も同罪と成った。子供に対しての行為
が原因なので反対は少無かった。また、再犯に限り、無銭飲食等で刑務所を
別宅代わりにし様とする犯罪者対策で窃盗以上の罪に単独、或いは、付加
出来る様に成った。刑務所暮らしが過酷に成るのだ。
 男は、葱(ねぎ)チジミを焼こうとしていたが、ののこ が帰ったので
精力の付か無いキャベツのお好み焼きを晩飯にした。急に一人に成ったので
寂しかった。お風呂は近くだったが帰り道が寒かった。昨日は12月の
カンガルーが行えた。今から思えば夢の中の様だ。めぐたん と ののこ が
寝ていたソファベッドで寝た。楽しい時は終わったんだなと思った。
 朝、トーストとハムエッグで済ますと仕事に出掛けた。佐藤と田中は、
《外》図書館と成っていた。ガリ版の使い方を思い出しイラスト係の彼女達
に教えた。四十年前に使った事が有った。良くこんな物を用意出来たなと
感心した。彼女達は、イラストが描き難いと文句を言った。宥めるのに苦労
した。男に取って近くにいる美女は片山桜ゴスロリ姫だけだ。ルックスの
趣味は合わ無いが、普通のメイクなら普通に可愛いだろうと思った。国民的
アイドルの めぐたんや ののこ と比べてはいけ無い。彼女には嫌われ無い
様にしたいと思った。佐藤と田中が帰って来た。簡単なメータを作る事にし
た。板きれを台に輪ゴムをバネにしてエナメル線でコイルを巻き針を動かす
様な物を作る事にした。電源は、自動車のバッテリーで済ます事にし作成を
開始した。直ぐゴムでは、再現性に難が有る事が判り、スプリングコイルを
巻く事で使用出来る電流計が出来た。
 定時前に上司の高橋がニタニタ笑いながら男に言った。

 「明日、昼までで仕事は良いよ。君宛に裁判所へ出頭命令が来ている。
ここへ迎えに来るそうだ。百叩きだよ浮気防止法、第一号おめでとう。有罪
でも首には成らないから、安心して叩かれて」

女性達は、めぐたん法本当なんだ。痛そうと囁いていた。男は昼のニュース
で知っていたが、自分に及ぶとは思って無かった。バレたんだ。めぐたん
が怖いとはこの事だったんだ。法律を作って百叩きにするとは、我慢しよう
か良い思いはしたんだから。男は百叩きではなく百八叩きである事は気付い
てい無かった。翌日、男は主婦達に部品の外し方を教えた。囁きが聞こえ
た。百叩き。誰を裏切って誰と浮気したの。男は喋ら無かった。めぐたん
と ののこ では信じてもらえ無いからで有る。裁判所の車が来た。縦目の
メルセデス
で有る。博物館に有った物か状態が良い。古くても高級車で有
る。電装品が少無い大災害にも比較的修理可能だった代物だ。メルセデスの
中で めぐたん からの手紙を渡された。

 「愛するダーリン《ハート》めぐたん のお願い聞いて。素直に罪を認め
て。認めて呉れたら一緒にホテルで過ごして上げる《ハート》私の法律
ちゃんと役立てたいの《ハート》私が処刑人するから大袈裟に叫んで痛がっ
て演技して。期待しているわ、愛するダーリン《ハート》」

なんだこれは、でもまだ愛するダーリンと言って呉れている。ここは百回ぐ
らい我慢するか。法律では痕が残ら無い回復可能何だ大した事では無い。
めぐたん の為に演技し様と思った。良く考えれば、法の下の平等の原則と
時系列的
に ののこ と浮気を行った後に成立した浮気罪なので男への適応は
無理で有る。逃げられたので有るが、裁判は簡易裁判だった。微罪なのだ。
男は罪を認めた。認めないと ののこ を準強制性行したとして重罪に成ると
威(おど)された。めぐたん が宿泊しているツインルームに案内された。
女の子の匂いだ。男は状態を忘れて悦んだ。暫くすると めぐたん とは違う
が美人な女が来た。女医、佐渡丸季と名乗った。美女では有るが苛められっ
子だった男に取って避けたい対象だった。思わず言ってしまった。

 「マルキド・サド

彼女が答えた。
 「サド侯爵の生まれ変わりですのよ」

平然と言った。普通は悪口と採られてもしかたが無いサドを誇りにしてい
る。戦慄を覚えた。怖いけど美しい。いや怖いから美しい女も審議会
メンバー従三位医療官、めぐたん 依り格上で有る。体罰自体は彼女の発案
らしい。彼女が用件を言った。

 「上半身裸に成って」

男は、マゾ調教されるのかと身構えると。

 「明日の処刑に耐えられるか診察します」

何だ形ばかりのあれかと思ったが、痛い激痛が走った。デコピンだデコピン
がこれだけ痛い訳は無いと思ったが、彼女が言った。

 「痛みは感じるわね。私、専門はペインクリニック痛み専門よ。
何が、どう痛いのか熟知しているの」

痛みに驚いた男に説明した。ひょっとして平気な顔だったら、刑の執行が
停止されるかとも思ったが、依り過酷な事をされる可能性が有る。そんなの
は嫌だ。トントン、ノックの音がした。

 「樫木です」

めぐたん が帰って来た。女医が返事した。

 「お帰り」

めぐたん は、佐渡に抱き付いた

 「先生、明日の衣装と竹刀、出来たの」

嬉しそうに言った。佐渡は、

 「試し打ち」

言うが先か打つが先か背中を一打ちした。容赦無しだ!

 「ギャギャー」

佐渡は嬉しそうに言った。

 「大丈夫、良い声出すわね。貴女のダーリン、効果抜群よ」

めぐたん は、佐渡を尊敬の眼差しで見詰めながら言った。

 「素敵な衣装、出来たの着るね」

男を無視するかのように着替(きが)えた。男は、めぐたん が佐渡に
すっかり傾倒していると思った。これではマズイ、めぐたん をアイドルに
戻さなければ成らないと思った。それでもピンクの下着姿は可愛い美しかっ
た。白いレザーのボディスーツと白いストッキングをガータベルトで装着し
た。白いマントを羽織るとこう言った。

 「地獄へ白の処刑人めぐたん が降臨、浮気男にお仕置きを行います」

男は、趣味が良いとは言えないが白は彼女らしくて良いと思った矢先、
彼女から竹刀が振り下ろされた。

 「ゲ、ギャー」

油断していた。彼女でも痛い。佐渡が言った。

 「ホッホ。良い声を出させたね、感心感心でもボディスーツは下着を付け
ちゃ駄目」

白衣を脱ぐと黒いレザーのボディースーツ姿になった。美しくエロかったが
怖い。彼女はバッグから鞭を二本取り出した。一本はアダルトビデオで女優
の尻を叩いているアレで二本目は、ビシット鋭い音(おと)がした。二本目
の鞭を振るった。男は縮上がった。透かさず短い鞭で叩いた。

 「ギャー」

男は叫んだ。佐渡は言った。

 「めぐたん、下着の振り振りが見え無いし、胸の谷間が強調されるのよ」

男は興味をそそられたが女医の胸は見る気がし無かった。怖い方がエロチッ
クな興味より優先したのだ。めぐたんが、

 「はい先生」

と言ってボディスーツを脱いだ。一瞬、白い肌とピンクの乳首と柔らかい
アンダーヘアが見えた。その瞬間。

 「何見て喜んでいるんだ」

ビシット長い鞭が鳴り響いた。鞭を振るうと先端が音速を超えソニックブー
ム衝撃波が出るのだ。熟練した鞭使(むちつか)いは、音を自在に出せるの
だ。ここに甘さを脱ぎ捨てた めぐたん が居た。
甘くは無いがエロチックだ。

 「ギャギャー」

前より痛いように感じた。女医が言った。

「診察終わり、めぐたん、武道館、楽しみにしているわよ。それからこの
薬朝食後に飲ま
せてね」

薬を置くと白衣を羽織、鞭を仕舞い出て行った。女医は めぐたん が男と
婚約中と知っているのか、二人切に成れた。それとも・・・
男が言った。

 「やっと二人に成れたね」

彼女が言った。

 「もっと練習させて」

男は思ってもい無かった提案に慌てた。

 「三回までだよ。それ以上だと明日、声が出無く成るよ」

 「声を出さなければ良いでしょ」

彼女は、冷たく言い放った。
男は一回では許して呉れ無いだろうと考えて三回と言ったのだ。

 「痛いんだから出る物は出るんだよ」

男はさらに言ったが、彼女は更にこう言った。

 「正直に話しなさい。ののこ に何をしたの」

男は正直に話さないと叩くのが終わら無いと思った。
カモネギックス』彼女がNKNと兼任していた大阪のアイドルグループ
SSB64繁華街心斎橋の名を冠するグループのヒット曲だ。正に鴨が、
葱背負(せお)った見たいに尋問人の前に来てしまっていたのだ。

 「ギャギャー、寝込みを襲って抱きました」

 「気持ち良かったかい」

 「ギャギャー、寝ているせいか、ピストン運動をしても反応が無く、
つまら無かったし、アソコもユルユルで気持ち良く有りませんでした」

羞恥を覚えたか少し間が空いたが、より強く叩いた。

 「本当にそれだけか」

 「ギャギャー、ののこ は俯せで寝ていて気持ち良く無かったので仰向け
にしたらピンクの乳首が見えたので興奮してバストと乳首を愛撫したら彼女
予想以上に反応して呻き身体をクネらせ、アソコの具合も良くなり興奮して
興奮してピストン運動十回で発射し終わってしまいました」

 「黙れ黙れ」

彼女が怒りに興奮し、二回叩いた。

 「ギャーギャ」

 「ギャーギャ、三回どころか四回目ですよ」

 「これは、尋問だ。練習とは別だ」

 「ギャギャー、非道い。美しい女神のような人が延べ五人もいらっしゃっ
てズッと手を出さ無かったんですよ。最後は湯上がりの彼女に興奮し理性を
失い襲ってしまいました」

 「延べ五人とはどうゆう意味だ」

彼女なら理解出来る筈で有るが尋問した。

 「ギャギャ、樫木さんと一晩、樫木さんと野比さんで一晩、野比さんだけ
で二晩、それを合計したら五人です」

 「尋問終了、練習に入ります」

彼女は、女神の様な人と聞いて思い出していた。バラエティ番組で霊媒師
ら守護霊様がギリシア神話のヘラ女神様だと言われた事と ののこ も他の
女神が憑いて居ると言われた事を何故か思い出したのだ。

 「ギャーギャ」

 「ギャギャー」

 「ギャギャー」

三回終わった。ほっとした。

 「ギャギャーギャ、非道い一回多い」

 「御免なさい。間違えちゃった」
間違えたのではない。佐渡先生の説を試したのだ。刑が終わったと思った後
の一撃は、効く。百八叩きにしたのもこの効果を考えていたのだ。15回も
めぐたん と女医に叩かれ、男の背中は赤く腫れていた。デコピンを入れて
16回も痛い目に遭った。

《次は『処刑前のお願い』
目次は、『ベテルギウスの夜に改プロローグ』にリンクを張っています!
関連して『ベテルギウスの夜に解説』で特殊な語句を解説しています!
オリジナルの『ベテルギウスの夜にプロローグ』は元々のテキストにリンク
を張っています!


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michizane

作家を目指します。約30年間画像処理技術の基礎アルゴリズム作成者として過ごして来ました。画像処理ライブラリと使用方法を公開しようと考えて居ますが、硬い物の前に柔らかい物を発表します。 最近は『闘病記』マガジンに時事ネタのエッセイを載せています。

ベテルギウスの夜に改

長編近未来小説の性行為セックス描写を微に入り細に入り記述したハードコアバージョンと出来るだけ抑えたソフトコアバージョンと 実験的に記述して見ました!
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