ザ・ボーイ・フロム・オズ、観劇
今日は、去年の11月1日に解散した私の推しグループのメンバー坂本昌行さんが主演されている「ザ・ボーイ・フロム・オズ」を観劇して来ました。
ザ・ボーイ・フロム・オズ(THE BOY FROM OZ)は、オーストラリア出身のシンガーソングライター、ピーター・アレンの生涯を描いたミュージカルです。
1998年3月にオーストラリアのシドニーでの公演が初演。主演はトッド・ケネディ。2年間で766回上演されました。
2003年にはブロードウェイで上演され、同じくオーストラリア出身でピーター役を演じたヒュー・ジャックマンは、この作品でトニー賞のミュージカル部門で主演男優賞を受賞しています。
そして2005年。日本で初演され、ピーター役を演じたのが坂本さんで、2006年、2008年に続いて今回が14年ぶり4度目の上演だそうです。
実は2020年5月に上演される予定で、私もチケットをゲットしていましたが、新型コロナウイルスの感染拡大と、それに伴う緊急事態宣言が発令され中止になり、2年の時を経て上演が叶いました。
2020年の時、坂本さんは48歳で、「ピーター・アレンが亡くなられた年齢と同じ年齢で演じることができるのは、何かの運命のように感じています」と話されていました。
そして今回、2022年6月18日が公演の初日だったのですが、この日はピーター・アレンの命日で、「今、演じなさいということなのかなと。もちろん、お客様に向けたステージですが、心のどこかでピーター・アレンに捧げたい」と話されていて、つくづくこの作品とピーターにご縁があるのだなと感じました。
私は、2015年からV6のファンになったので、これまでの3回は観たことがないのですが、古くからのファンの方の中には全ての公演を観劇されている人も多いでしょうし、その時その時の坂本さん演ずるピーターを観ることができて、羨ましいなあと・・・。
今となってはかなり大人になった坂本さん。
2005年の初演では、どんなピーターだったのかな。
劇中、ニューヨーク・シティ・セレナーデを歌われていましたが、これは本当に名曲ですよね。
心から愛する大切な人が亡くなり、その心情を歌うシーンでは、私の場合は人ではなく愛猫ネオと重なってしまい、号泣してしまいました。
悲しい曲と、華やかな曲と、次から次へとこれでもかというくらい聴かせてくれて、本当に素敵なミュージカルでした。
そして、何といってもキャストが初演から変わらずということで、
ジュディ・ガーランド 鳳蘭さん
ライザ・ミネリ 紫吹淳さん
マリオン・ウールノー 今陽子さん
この御三方、全員がスタイルお化けです。そして、生演奏をバックに歌うカッコよさったらありません。自然と涙が出てきて感激しました。
もしかしたら初演から比べると、声量的なものが違うのかもしれませんが、歳を重ねたぶん味わい深いといいますか、胸にギュッとくるものがありました。素晴らしいものを見させていただききました。
ここのところ、自分の老いを感じることが度々ありまして、笑。歳のせいばかりにしていないで、私も頑張らなければと。まあ、そもそもこの御三方とは、食べているものとか美容とか、根本的なところが違うから、なかなか難しいとは思いますが、平民は平民なりにカッコイイ女性を目指したいと思いました。笑。
自分のやりたいことをしたい。
夢を叶えたい。
生涯は短くても、濃く生きたいな。
大切な人はいつもそばにいるって信じたいな。
この作品、もう一度観たいです。
最後まで読んでくださり、目に留めてくださり、ありがとうございました。
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