その人の世界

同じ世界で生きている私たちだけれど、人によって見ている世界は違う。同じものを見ていても同じものとして見てはいない。

ある人は常に恐怖や不安に満ちた世界で生きている。その恐怖や不安から逃れようと、その恐怖や不安を直視することができなくて誤魔化しながら生きている。だから常に自分の本当の気持ちをごまかすために何かにすがる。怖くて怖くて、エゴで武装して生きている。私はそんな人を見て、哀れに思う。

一方のあたしはというと、自分のやりたいこと、したいことやっているつもりなだけで、やっぱり寂しさが根っこにあってそれをどうにかしたくて埋め合わせるためにやっている、という点において、その哀れな人と何も変わりがないのだなと思う。あたしはその人のように不安や恐怖の世界で生きてはいないと思う。だけれど、この寂しさの正体はなんなのだろう。

たまに、世界との一体感を感じて満たされることはある。でもそれは常に感じられていない。あと少しのところまで来ていると信じたい。あたしがあたしと繋がる時に、あたしは迷いや恐れなく生きることができると思う。

あたしという命を役に立てたい。その気持ちはほんと。繋がった時にはまたきっと今とは違う景色が見えるんだろう。この世のまやかしに振り回されることなく、生きていきたい。今日も迷いの原因を探るべく、自分と向き合っていく。

#自分探し #ワンネス



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