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アメリカ人に学ぶー失敗編ー

アメリカに住み始めていろんな違いを目の当たりにして、アメリカ人には日本人にないいいところがあるなあ、真似しよう!と思うところがあるので今日はそれをシェア。

アメリカ人は失敗した時のリアクションが我々日本人とは圧倒的に違う。失敗したときに見かけるリアクションは、あーあとか、おっととか、びっくりしたー、みたいな感じが多い。失敗に対してまずいことをしたみたいにとらえていない。そうか、じゃどうする?という風に速攻事態を挽回する方へ意識が向かう。何事もチャレンジには失敗がつきものなのだから、失敗したことを咎めたり、原因を探るよりも、次へ進む方法をどうするかを考えた方がいい。実に理にかなっている話。

また例えば私が失敗した時の周りのリアクションも当然違う。全然違う。バイト先でせっかく作った料理をテーブルに引っ掛けてぶちまけて台無しにしたんだけど、そしたら、あー、ごめんなさいー!!どうしよ、どうしよって思いながらオタオタと片づけるやん?そんなときの私の慌てぶりを見て回りはIt's OK, It's OKとなだめてくれる。当然お咎めなどない。おとがめなしか、とか思っちゃうけど、そこで次は気を付けてね!とか言われなくても一番気を付けたいと思っているのは私だし、それ言う必要って実はあんまりないのかもしれないな。子どもには結構言ってしまったりするのも改めたいな。

失敗に寛容なアメリカ人はチャレンジの腰も軽い。だって失敗したら、それからどうするか考えるだけなんだもの。失敗しても常に前進、常に進化、そのためのさらなる挑戦みたいな循環はきっと人を成長させる。取り返しのつかない事態の場合は潔くあきらめる。覆水盆に返らずだよね!みたいに軽く失敗をとらえている感がある。

失敗したくないのは、怒られたりすることが自尊心を傷つけたり、自己効力感を損なったりするからなのだと思う。やはり、失敗は成功のもとという考えを取り入れているそんなアメリカ人は私から見ると憧れの存在だ。日本の教育も子どもたちが失敗することを前提にチャレンジする勇気をたたえる風土があるともっと子どもたちが意欲的に生きられると思う。出る杭は打たれるし、失敗したら怒られる、そんな環境の日本とナイスチャレンジ!って失敗さえも認めてもらえるアメリカ、明らかにアメリカのがいい気がする。これはアメリカで子どもを育てたいと思った理由の一つ。

失敗してもチャレンジした自分をほめる、まずは大人からやってみよう!自分の失敗に寛容になれずに、周りの人の失敗に寛容になれるわけなどないのだから。それに失敗に寛容な人ってかっこいいしね!

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