見出し画像

雪国手当ちょうだい

一日で、とんでもねぇほど雪が積もった。
京都の豪雪地帯なのだ。
積もり方が、なんだか昔と違う。

こうなるとみんな一日、雪に振り回されて
朝から晩までへとへとだ。

雪国手当なるものが出ないのか。国よ。
雪、降るとこと
降らないとこ。
なにもかもが、全然ちがうんだよ。

車一台ぶんだけ、雪かきしよ、と
boyと2人でがんばるが、がんばりすぎた
boyの顔がみるみる土色になり、もういいよ、
と休ませる。
雪かきするには、健康であることも必須なので、やはり、滋養を摂るための、雪国手当を
頂きたい。
(のち、コーラをのんで復活したboy)

雪が降れば降るほどもうかるビジネスが
開発されてもいいと思うけど、
まだ雪はじゃまでしかないのか。
どれだけ賢い方たちが考えても、雪ビジネスは
まだ開発されていないのか。

雪かきしながら、ちょっとでもたのしいこと
考えようとして

「これ、全部しろごはんだったらいいね」
「カキ氷のシロップかけたら、全部カキ氷になるよね」

など声をかけ合ってなんとか気持ちをあげようとがんばるが、すぐに無言になる。

金沢に住んでいたから、北陸の冬の厳しさも
知っている。
能登にも雪がたくさん積もっているだろう。

夜ご飯作るとき、蛇口からお湯が出て、
「お湯が出てありがてぇ!」
と思いのほかでかい独り言がでて、むせた。

こんな雪なのにお湯がでて、お風呂に入れる
なんて信じられない事だな。

能登の人がお風呂に入れていたらいいなあ。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?