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UberEATSで一ヶ月間、沖縄生活できるかな?チャレンジ!(2020年9月)

こんにちは、自由を生きてるさかしーです。

有料記事になっていますが、無料部分で全貌がわかります。有料記事分はチップと思って下さい。(待ってます😊)

普段は都内でUberEATSをやっています。稼働は自転車稼働です。これまで1年半、3000件ほど配達しています。ビアンキのロードバイクが相棒です。

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今回、2020年の9月は沖縄は那覇市で一月を過ごしてきました。ちょうどUberEATSが那覇市で始まるということで、それならUberEATSをしながら生活してみようというチャレンジをやってみました。

日本各地、UberEATSがサービスインしている地域を回りながら、流浪の旅を送っている配達員はちらほらいるのは聞き知っていたのですが、今回那覇でスタートするということで、それならリゾバみたいにちょっと働きながら、那覇での生活を満喫できるんじゃないかと思ったわけです。

陸続きの本州でやっても面白くないし、那覇ならちょっとしたバカンス感覚になれますしね。

稼働のスケジュール

8月25日 那覇市でUberEATSがサービスイン(実際は台風の影響で26日スタート)
9月1日 那覇入り(実際は台風の影響で9月2日入り)
9月30日 那覇発

宿泊先

宿泊先は長期滞在、格安ゲストハウスとして有名なリトルアジアにしました。

この宿泊にGoTo キャンペーンは使っていません。予約段階で24,000円でした。実際の宿泊日数で計算するより、一月パックを予約したほうが安く済みます。

予約の電話をしたときに、まずは一週間お試しで宿泊してくれと言う事でした。どうせ帰ってきたら寝るだけだし、できる限り滞在費を抑えるという目的で部屋はドミトリーを予約。16人部屋になります。一週間分を先払いで7,200円を支払い。

シャワールーム、トイレは共同で、洗濯機も無料で使えます。シャワー・トイレは思いの外快適で、常にとは言わずともほぼ待つことなく使うことができました。僕は朝晩使いたく、朝は9時頃、夜は22時頃の2回です。意外と他の人と被らないんですよね。

洗濯機が大活躍で四六時中稼働していました。列に並んでいないと自分の番が来ません。洗濯が終わったらすぐに自分のものがカゴに放り出されていたので、自分たちのことは自分たちでする自立精神の旺盛な宿泊客です。

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リトルアジアは管理は住み込みのバイトの人たちが担っているようでした。かなり自治がしっかりしていて、朝はいつも10時頃に掃除機の音が鳴ってましたし、台所・洗面台・シャワールーム・トイレの水回りは特に念入りに掃除されていました。今振り返ると清潔度は高かったです。

徐々に居心地の良くなったリトルアジアでしたが、結果的には滞在から3日目で次の宿を探すことにしました。

以下の理由です。
・ドミトリーの消灯時間が早い(23時消灯)
・ドミトリーのプライバシーがなさすぎた
・地蔵待機ができない

22時頃まで配達して戻ってくると、すぐに消灯時間になってしまってパソコンを触ったりする時間がないという問題にぶち当たりました。プライバシーに関してはすぐに慣れてしまうので、実際はそこまで問題ではなかったです。それよりも立地のほうが問題で、微妙に国際通りから離れていて自室待機ができないんです。自宅にいても鳴らない。

そこでお試しの1週間のうちに次の宿、ロハスヴィラを予約しました。こちらは国際通りから10秒のところにあります(笑)

ここなら暑い最中、路上で地蔵することなくエアコンの効いた室内で、快適に注文を待つことができるでしょう。僕は勝利を確信しました。

最終的にこの思惑は裏切られることになるのですが・・

ちょうど国際通りのスクランブル交差点近くに位置するロハスヴィラの周りには、加盟店がいくつか存在します。

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あとに宿泊先を変更してから公開することになるのですが、清潔さと空間でいえばリトルアジアは抜群に良かったです。ロハスヴィラは管理体制の問題なんでしょうけれど、とにかく清潔感がなくて厳しかったです。滞在中(23日ほど)、一度も掃除機の音は聞こえてきませんでしたね。

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僕が勝手に懲罰房(笑)と呼んでいたスモールシングルの部屋です。

アジアンぽい内装など、凝っているのはいいんですが、最低限清潔感は保ってほしいなと思いました。

稼働の足を確保する

那覇で稼働するにあたり、自転車稼働をバイク稼働に変更をかけました。この変更も時間がかかって大変だったのですが・・・。

なぜ那覇では自転車稼働をせずにわざわざ時間も機材も必要なバイク稼働に変更したかというと、それは那覇の独特の地形にあります。詳しくは別項目でも解説しますが、那覇はコンパクトな地形にしては坂が多いんです。

国際通り付近は平地なのですが、ちょっと離れると、例えばおもろまち付近になると一段上がります。

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例えば国際通りのKOI teaからおもろまちへ配達するとなると、その高低差は30m。ダラダラと続く坂ではなく、途中でぐぐっと登る坂なので結構メンタルに来ます。

最初はここでも自転車稼働の人は大変だろうなと思っていたのですが、実はこの辺りはまだかわいいもので、本当に恐ろしいのは首里方面です。古島というモノレールの駅がありますが、そこから首里方面になるとこんな感じです。

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最高の標高差で130mです。池袋のサンシャインシティプリンスホテルが130mなので、毎回350〜500円のためにプリンスホテルを駆け上がるようなものですね。やってられません(笑)

原付きでもこの坂を登るときには時速35kmしか出ません。

配達先に「首里・首里金城・首里石嶺」この辺りのキーワードが入ってくると恐怖を覚えるようになりました。ちなみに経塚(ほぼ浦添)も同じような標高にあるので、経塚のスタバもピックしにくいところです。でも首里石嶺から数珠るとなると、ここくらいしか無いんですよね。数珠らなければ130mを空荷で駆け下りることになります。

というように、那覇は基本坂です。それでもこの那覇でママチャリ稼働して日に1万円稼ぎ出す人もいるので、人間は強いなと思いました。

事前にこの情報は入っていたので、那覇では原付きを借りることにしました。一月レンタルして13,000円、保険も入れて14,000円でした。リーズナブル。一月借りることになるので、ヘルメットは自分で新品を購入しました。

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原付きへの変更はUberドライバーアプリのヘルプからかけられます。追加で書類をアップロードする必要があります。

この変更には数時間〜最長2日ほどかかるので、早めに手続きを済ませておいたほうがいいです。僕は幸運にもその日のうちに受理されて稼働できるようになりました。

原付きはプレジャー沖縄さんで手配しました。調べたところ一番安かったのでこちらにお願いしたのですが、現地のお店に顔を出して仲良くなったら、もっとお得なところがあるかも知れません。

50cc原付きで月13,000円、100ccで20,000円で借りることができます。余裕があれば100ccの方が二段階右折などを気にすることがなくなったり、幹線道路で車に煽られることがなくなるので その方がいいかと思います。燃費的にもそんなに変わらないと思うんですよね。

蛇足ですが、那覇のアスファルトはめちゃくちゃ滑ります。本当に滑ります。雨の日は氷の上を走っているつもりで速度には充分に気を付けてください。気を付けすぎても足りません。

これも事前にわかっていたことにも関わらず、実際、二度滑りました。一度目はおもろまち駅→安里駅への途中の道で、道が細かなかまぼこ状になっている(なんでこんな形にしたの!?)上に、路面がゴムみたいになっているんです。

二度目は気を付けて走っていた最中に、下り坂の赤信号手前、停止寸前の最後のブレーキングのときにフロントがロックしました。前に停車しているレクサスに突っ込みそうになって本当に焦りましたよ。500円足らずの利益のために事故を起こしてたら溜まったもんじゃありません。さらにレクサスはやばい。レクサスはやめて。ほんとごめんなさい。

皆さんも那覇の雨の日稼働は気を付けてください。雨の日だけじゃなくても通り雨が結構降るので、いつでもあり得るリスクです。

那覇でのUberEATSチャレンジ

那覇のサービスエリア

沖縄のサービスエリアは那覇市と浦添市の2市からスタートです。ちなみに浦添市は「うらぞえ」ではなく「うらそえ」が正式だそうです。現地の人に注意されました(笑)。一般的な読み方だと濁点を付けたくなりますね。

エリア的にはそんなに広くはなく、むしろコンパクトです。5km四方のに収まるくらいのコンパクトさ。

おそらくそのせいだと思いますが、配車的に自転車もバイクも大差がなかったように感じました。片道3kmくらいのドロップがバイクでも自転車でも飛んできます。

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こうやってエリア(2020年9月サービスイン当初)を見るとコンパクトなので、自転車でもバイクでも稼働できるように見えます。ところが前述の通り、上からでは見えない高低差が存在するため、実は自転車殺しなエリアになってます。

実際自転車稼働の人もチラホラと見ましたが、ほとんどの人が国際通り付近から出ないように気を付けていたり(それでもおもろまち周辺には簡単に飛ばされる)、しばらくすると姿を見なくなってしまいました。きっと心折れたのかな・・・

とにかく首里方面が地獄すぎ。

那覇での稼働報告

2020年8月25日からサービスインの予定でしたが、まさかの台風で一日ずれて26日サービスイン。

僕は9月2日から那覇入りだったため、この期間のことは伝聞でしかないのですが、とにかく鳴りまくっていたそうです。数珠りまくって忙しかったと聞きました。サービスインしたばかりの那覇ではブーストも付いておらず単価も安いのですが、一日1万円くらいは稼げるかなと目算していたのです。

ただしこの週はまだ配達員の数も少なく、注文の供給が配達員の需要よりも上回っていたというのが正直なところ。状況はどんどん変化していきました。

1週目の稼働結果

僕は9月2日に那覇入りしました。本当は1日の予定だったんですが、この日も台風で飛行機がキャンセルになってしまい、出発が翌日にずれてしまったんですね。

2日は原付きを借りに行ったり、稼働変更をかけたり、足りない装備を買い足しに行ったりと環境を整えるために使い、3日には無事に原付き稼働に変更をかけれたので、そのまま稼働を開始。当初考えいてた目標は、一日1万円です。1万円行けば上出来、8,000円ならそこそこという目算でした。

合わせて稼働エリアも東京登録から那覇登録に変更してあります。稼働エリアを那覇登録にしたのは、那覇でのブーストやクエストを得るためです。ただしクエストが適用されるのはエリア変更をしてから最短2週間後、最長2ヶ月という話でした。

稼働の前半、特に3日間はそこそこ悪くない売上でした。1日目は8,000円、2日目は7,000円、3日目は9,000円。日に7時間の稼働で一日平均8,000円くらい。時給換算しても1,000円を越えているので、これは平穏無事に一月を過ごせるんじゃないかとそう思っていました。

そう、このときはまだ・・・

最初のうちは土地勘もなく、Gogoleマップを眺めながら手探りの配達だったので大変だったのを覚えています。さらに久しぶりの原付きだったので、交通ルールに翻弄されて。ほら、原付きだと二段階右折があるじゃないですか。那覇は幹線道路があるんですけど、二段階右折禁止のところも多くあるんですね(ややこしい!)。ここは二段階しないといけない、ここはしなくてもいい、むしろしてはいけない、など道路環境の対応に戸惑いました。

最初の3日間は特に地名と道路環境に慣れるのに時間がかかり、それでも一日8,000円には達成できました。予想していたほぼ良いラインには到達しそうなので、30日だと24万円、20日稼働でも16万円。25日間くらいは稼働するだろうから20万円はいけますね。那覇現地への交通費や住居費、飲食費はこれで賄えます。

・・・と、当初は考えていました。

ちなみに沖縄稼働で印象的だったのは、お店側からも子どもたちからも歓迎ムードだったことですね。都内だと疎ましげにされたり、邪険に扱われたりすることもある配達員ですが、那覇だと店員さんから「いってらっしゃい!」とか「お気をつけて」と暖かく送り出されることが多くて、返って新鮮な気分を味わえました。

願わくばこの雰囲気がずっと続きますように!

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2週目稼働結果

2週間目に入ると状況が少し変わってきました。何やら配達員をやたらと目にします。先週はそこまで見かけなかったのに、今週に入って急にです。

沖縄ののんびりした時間の使い方を"うちな~時間"といいますが、どうやらサービスインしてから10日ほど経ち、現地の配達員たちが稼働を開始したようなのです。厳密には登録からアカウントの稼働準備まで、稼働機材を用意したりバッグを用意したりで一週間ほどかかったというのが正直なところなんでしょう。全員準備が整い出動体制です。

結果、鳴りが悪くなりました。ガッデム!

そしてウーバーイーツの注文も減った気がします。アーリーバードたちはクーポンを使い切ってしまったか、飽きてしまったんでしょう。問題点はそこだけではなく、加盟店舗にもあります。アプリを開いてもマクドナルド、ケンタッキー、スタバ、個人店少々と、ラインナップの魅力に欠けます。もう少し選択肢が増えないと、頼むものがないという印象を受けました。

店舗の加盟は関東ではすでに新規加盟を打ち切っていたり、契約したものの2ヶ月経ってもスタートできていないお店があったりと、すでにUberEATS側にオーバーワーク気味な点も多く見られます。新エリアである那覇にはリソースを多めに割り振っているとは思いますが、それでもリソースが足りていない感じがしました。

肝心の稼働についてですが、この週に引っ越しをしまして、拠点を国際通りのど真ん中にあるロハスヴィラに移動しました。目的は自宅地蔵をするためです。

ところが前述の現地配達員の増加がここで裏目に出ました。沖縄はその地形から、ほとんどの人がバイク稼働を選択したんだと思います。国際通りは平地が多いので、自転車稼働の人たちは国際通り狙いになるんですね。僕はバイク稼働で配達していたんですが、結論どうなったかというと、国際通り地蔵ではまったくと言っていいほど、鳴らなくなりました。時々、蕎麦屋さんとタピオカ屋さんが鳴る程度。

蕎麦屋さん→まぜ麺マホロバ
タピオカ屋さん→KOI Thé(コイティー) 沖映通り店

そこで拠点を変えようと、もう少し注文可能な店舗の多いおもろまちに移動して地蔵をすることにしました。おもろまちなら通り沿いにマクドナルドからスタバ、ガスト、サブウェイとお店が揃っています。裏に回ればCoCo壱番屋や吉野家もあるし、注文者も多い狙い目エリアです。

ところが今度はそこはバイク配達員の集まる場所になっていて、そこでも取り合いになってしまいました。全然鳴りません。

バイク配達員に飛んでくる配車は、比較的距離の長め、それも浦添や首里方面への配車が主になっていた気がします。なのでその方面以外のショートの注文は自転車配達員に取られ、バイクはどんどん干されていってるような・・・。

エリアが小さいこともあって、自転車とバイクと配車にあまり差はないような気がしました。高低差を考えるとバイク優先が正解なのですが、おそらくUberは高低差は考慮してくれてないでしょう。

おもろまち付近は国際通りから1〜2kmほどしか離れていないにもかかわらず、高低差は30mほどあるので自転車には少々つらい道のりです。それでも自転車配達員がピックに向かってきていたので、人数の少ない自転車の方が配車が多そうです。

あとで分かったことなのですが、自転車には15分以上のピックなどがバンバン飛んできてたそうです。那覇の地形に参って自転車からバイク稼働に切り替えた人が教えてくれたのですが、自転車稼働のときは遠方にいようが問答無用に次から次へとピックが飛んできていたのに、バイクに変えた瞬間ピタリとなくなった、と。

やはりバイク配達員が過剰なのでしょう。

そして単価の低さも目立ちます。

500円台はまれに、平均400円台。酷いと300円台もザラにあります。300円台は酷いですよ。1時間あたり3件こなしてようやく1000円に乗せられます。20分に1件来ればなんとか時給1,200円ですが、肝心の時間3件なんて鳴りません!2件だけだと時給700〜800円です。

単価も低く、そもそも鳴りも悪いという状況に一縷の望みがチップでした。

那覇では物珍しさからか、かなりの人がチップを付けてくれました。多い日に配達の半分ほど、普通の日でも1/3の注文にチップが付いていたりします。週の売上の7%ほどがチップで賄われていたので、正直ブーストの代わりにチップで助かっていました。

というか、チップで売上賄われるってどんな状況!?

当初一日8,000円いけば目的達成だったんですが、あまりにも鳴らないので目標を下げることにしました。次の目標は5,000円です。1日12〜15件ほど。1時間に2件鳴るくらいなので、6〜8時間位で達成できるはず。

しばらくは地蔵ポイントを変更することで対処していこうと思います。疲れたときは国際通りの自宅地蔵。ピークタイムはおもろまち付近で注文の多そうなお店を狙っての地蔵。夜は久茂地辺りの居酒屋付近を狙ってみます。

後はおもろまちは他のバイク配達員に任せて、僕は古島のケンタッキー一本狙いに切り替えました。

グッドニュースもあります。2週目後半には古島のはま寿司が加盟して、少し状況も上向きに変化してきました。これで古島ケンタッキー地蔵で2店舗取れることになります。しかもはま寿司の注文が意外と多くて、正直結構救われました。

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古島のケンタッキー・はま寿司からのドロップはほとんどが浦添行きか首里行きになります。浦添にはマクドナルド、吉野家くらいしか店舗がなく、首里は経塚のスタバに呼ばれることがなければほぼ帰りは空荷で帰ることになります。さらに片道3km以上はかかってしまうので、ロングドロップの帰りは空荷が確定という一見すると取りたくないピックになります。ですがもともと鳴りが悪い状況であること、片道3km以上で単価は500〜600円を狙えることを考えると、1時間に2件取れれば御の字という考えのもと、古島の2店舗を狙うことにしていました。

10月に入ってからモスバーガーがサービスインしたりと、徐々にですが魅力が増してきていっている気がします。数ヶ月必要かもしれませんが、状況は良くなっていきそうです。

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3週目稼働結果

実は3週目になると鳴りの悪さと稼げなさに正直、辟易してきていまして・・・。そろそろクエストも適用され始める頃のはずなんですけれど。

ちなみに那覇のブーストは全エリアでx1.1が適応されていたのですが、僕は1日だけその恩恵に預かることができました。たかが10%ですけれど、1配達400円台が500円になるのは大きかったです。1時間に2件やって、800円になるのか1,000円に乗るのかは大きく違いますもん。

実は2週目の終わりにエリア登録地を那覇登録から東京登録に戻すため、サポートに連絡を入れました。那覇の稼働もあと半月。エリア変更したあと、クエストが適用されるのが最小2週間〜2ヶ月かかるということだったので、翌月に東京でスムーズにクエストが付くようにこのタイミングで変更をお願いしたわけです。

というか考え直すと、そもそもなんで来る前に那覇にエリア変更かけたんだろうとも思います。クエストが反映される2週間後にまた変更をかけ直して、0に戻るんだったら手間だけかかるだけじゃないですか。最初から何もしなくても良かったんじゃないかと思いながら変更をお願いしたら、なんと書類確認のためにとUberドライバーアプリがオフラインになってしまいました。

稼働できないじゃないの、これ。

東京→那覇は数時間でエリア変更が完了したんですが、那覇→東京は数時間経っても終わりません。サポートに連絡すると、どうやら2日ほどかかるとか。やっぱり登録者が多い東京は時間がかかるんでしょうか。こんなことなら変更かけるんじゃなかった・・・。

それはともかく、稼働できないのは困ります。ただでさえ一日の売上が低いのに、0は困ります。数日間稼働できずにやることもなく、時間だけ食い潰すのだけは何としてでも避けなければ!

で、沖縄へ来た目的を「UberEATSをしながら一月過ごす」から「沖縄でバカンスを楽しむ」に切り替えました(笑)

エリア変更が終わって稼働準備ができるまでの間、離島に行くことにしました。これまで慶良間諸島の渡嘉敷は行ったことあるんですが、座間味・阿嘉には行ったことがなくてですね。

この際なので2泊3日、座間味で過ごしてみようと思い計画を立ててみました。

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ちなみに座間味では高速船運賃6,000円、宿泊費2泊分6,000円、アクティビティでSUP6,000円、体験ダイビング12,000円、シュノーケリング4,000円、合計34,000円の出費です。

→ 離島編に続く

帰ってきてからは週後半だけ稼働を続けました。しかし鳴りが悪いのと、座間味で遊びすぎたため背中の日焼けが痛く、まともにウバッグを背負えなくなったんですよ(笑)

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ちなみにこの日焼け、一ヶ月経った今でもジンジンしてます😭😭😭

まぁ半分本当で半分冗談ですが、鳴りが悪いので稼働時間は少し控えてました。UberEATSをしに沖縄に来たのですが、無駄に待機するためだけに時間を過ごしてももったいないですしね。加盟店舗が増えるか、稼働配達員が減るか、何かがないと変化は訪れなさそうです。しばらく様子を見ながら、ピークタイムを集中的に地蔵で攻めて、その他の時間は調べ物をしたり観光をして過ごしました。

ついに翌週、沖縄稼働もラストの週になります。最後の週はきちんと稼働に重点を置いて過ごしたいと思います。(座間味が楽しすぎて、本来の目的を忘れそう)

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なんだこのやる気のないリザルトはwww

4週目稼働結果

厳密に最後の週は5週目になるんですが、実質月曜日しか稼働できないと思うので事実上、この週がラストの週になります。

相変わらず配達員は多く、週を追うごとに配達員の数が増えている気がします。

戦略はこれまでと変わらず、ガソリン代を抑えるために積極的にはま寿司、ケンタッキー狙いの古島地蔵です。この2店舗を中心に、経塚のスタバなどに呼ばれても取りに行きます。この辺りの店舗はロングになることが多いので単価を狙えます。1時間に2件取れれば良しです。

また先週あたりから牧志の大戸屋、真嘉比の大戸屋が加盟してきました。そこで一拠点で10分ほど地蔵をして鳴らなかったら次の拠点に移動する、というローテーションを組みました。

古島 → 真嘉比 → おもろまち → 安謝 → 古島

という感じです。エリアをぐるっと回りながら拾っていく方向ですね。運が良ければガストや吉野家、CoCo壱番屋などが拾えます。

狙いはおもろまちなどの店舗が集中しているところではなく、エリアの縁の方、みんながあまり行きたがらないところです。

あまり行きたがらないところというと、津嘉山の方のスタバが開始したんですが、ここがもう那覇エリアの最南端という感じなので積極的に避けていました。拾いに行くときもロングピックになるし、ドロップ先も辺鄙なところが多いです。絶対に次に繋がらないので、近場に他の店舗が増えるまでは避けられる傾向は続きそうな印象でした。

古島の地蔵でこの週からお友達ができました。Twitterはやっていない人のようだったのですが、それまでは自転車で稼働していて、最近原付きを買って原付き稼働を開始したそうです。色々と話しを聞いてると、面白い傾向がわかってきました。

・自転車のときは15分以上のピックアップ、エリアを無視したようなロングピックが数珠で鳴りまくる
・自転車のほうがピックエリアが広く、バイクのほうがエリアが狭い気がする。原付きになるとすぐ先の店舗からしか呼ばれない

これは配達員の登録状況が影響していると思います。圧倒的に自転車登録が少なく、バイク登録ばかり。バイク稼働が多いと、お互いのエリアが干渉しないように小さくなり、結果取れる店舗までの距離も短くなってしまうのでしょうか?

UberAIのアルゴリズムのことなので定期的に入れ替えられていると思いますが、現状ではそのような印象を受けました。なのでその方も地蔵をして取りに行く戦略を取ることにしたそうです。

ただ時々、道を走っている配達員が地蔵している我々を差し置いてピックに来てたりもするので、移動している人を優先しているのも事実だと感じます。

お店は11時営業開始のところが多く、ピークタイムは13時まで、次のピークは18時〜20時頃、21時過ぎは鳴らないため、いつも10時半頃に国際通りを出発し古島に向かって地蔵を開始しました。

運が良ければ牧志の大戸屋で1件拾えます。11時〜13時までで5〜6件こなせれば2,500〜3,000円は狙えますので、目標は昼の時間に2,500円です。夜の稼働も合わせて、一日5,000円超えることができれば那覇稼働としては効率がいいという印象でした。一日12〜15件がせいぜいな印象です。

ピークタイムを外してしまうと途端に鳴り止みます。14時頃には昼食を取りに、毎日同じお店のソーキそばを食べに行っていました。

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田舎 公設市場南店のソーキそば430円

そろそろ沖縄生活も終わりなので、悔いのないように現地の食べ物を食べておこうと思いまして(笑)

本当に、毎日毎昼食べに行っていました。3日目くらいに顔を覚えてもらえました。

さすがに4日目くらいに飽きが出てきましたが、それを通り越してしまうと今度は食べないと気が済まなくなってくるものなのですね。結局最終日までソーキそばを食べてました。量と摂取できる栄養がちょうどいいんですよね。430円だし。

そして夜は21時〜22時頃には上がってしまいます。深夜帯を狙うという戦略もあるのですが、稼働よりも楽しむ方を優先しました。稼働が終わってからは沖縄名物、せんべろです。1,000円で酒3杯+フード1品を楽しむことができるんです。都内で見かけたせんべろは酒1杯+フード2品(3品)だったのに、沖縄は逆なんですね。どれだけ酒を飲ませるつもりなんだか・・・

これも毎日同じお店に飲みに行っていました。そしたらお店の人と、お店に来ていたおばちゃんと仲良くなってLINE交換しました(笑)

せっかく沖縄に来ているので、こうやって現地を楽しむことも大事ですね。3週目も遊びに行ってましたけれど。

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ラストは消化試合です。

那覇独特の問題点

以降はまとめになってしまいますが、沖縄、那覇・浦添地方の特徴をまとめてみました。

エリア・加盟店の特色

まだ那覇・浦添のみのエリアなので、5km × 8km四方ほどの広さしかありません。そして見た目以上に高低差があります。その高低差は130mを越えます。おもろまちのあたりでも30mほど高さがありますが、首里に向かうと130mほどの高低差になります。

そして加盟店がまだまだ少ないです。うばちずを参考にしても100店舗に到達しない加盟店舗数であることに加え、個人店が少なくマクドナルドやサブウェイ、ガスト、大戸屋などのチェーン店が多いです。そのためUberEATSアプリを開いても目新しさがなく、それが顧客に注文を控えさせ、鳴りの悪さにつながっていると感じました。(10月半ばで100店舗達成したそうです)
これはエリアが2020年8月26日から始まったばかりなので、今後こなれていくと解決していくことだと思います。

時間の影響

UberEATSのアプリとしてのサービス開始時間は9時〜午前0時までです。ですがうちな〜時間が影響してるのでしょうか、11時を回らないとマクドナルド以外は鳴りません。マクドナルドも自転車に取られてしまって、ほとんど鳴りません。店舗の営業は10時移行でも、端末がオンラインになるのは11時以降のお店が多いため、11時より早く稼働していても効率が悪いので避けていました。

ピークタイムが狭い

注文のピークタイムは11時半〜13時です。都内では15時頃までピークタイムが続く感じですが、沖縄では13時をすぎるとピタリと鳴り止みます。

夜は21時を過ぎると、これまた途端に注文が鳴り止みます。

都内ではピークタイムは良く鳴る、その他の時間はほどほど鳴るという印象でしたが、那覇はピークタイムの幅が狭く、ピークタイムを逃すとまったく鳴らないという状況です。午前中はお店自体がやっていないので、お店の開始時間の11時以降でなければ鳴りません。11時以前に鳴るのはマクドナルド国際通り店くらいですが、そこもほとんど自転車に取られてしまって、バイクでは拾えない感じでした。

ピークアウトは早いと12時半頃に鳴り止んでしまいます。土日だと13時半頃まで続きますが、13時までが勝負という印象です。

そこで14時頃には諦めて昼食を摂ったり、昼寝をしたりしてました。

午後の部は17時頃から動き始めます。その頃には少し街中を流しながら、また古島に地蔵をしに行っていました。午後からのピークタイムは19時から21時です。19時まではぼちぼち鳴るときは鳴るという感じですが、19時からはしっかりと鳴りましたね。この時間帯を逃すと痛いです。また沖縄の特徴ですが、21時を過ぎるとピタリと鳴り止みます。うちな〜タイムと言いながら、ものすごく正確に21時過ぎは鳴り止んでしまいました。土日であれば、時々は鳴るのですが、1時間に1件鳴ればいいほどです。

沖縄稼働ではピークタイムを外すな。これが鉄則でした。

自転車・バイク登録への配車のクセ

おそらく那覇の自転車・バイク登録者の比率からくる影響だと思うのですが、配車のバランスが滅茶苦茶です。僕は那覇ではバイク稼働だけだったのですが、これは実際に自転車からバイクに切り替えた人から聞いた話です。
感覚では、自転車には考慮なく配車が飛んできて、注文引受可能エリアが広い。バイクは地蔵していないと取れず、注文引受可能エリアが狭い。よってバイクは狙っている店舗への地蔵がメインになる。

彼の話を聞きながら、まったくその通りだと感じました。

低い単価。ノンブー・ノンシミ・ノンクエスト

沖縄は単価が低いです。それはエリアの特性なのでしょうが、あまりロングがありません。3km前後の配達なので400円台。ショートだと370円などです。300円台は凹みますよ・・・。あっという間に配達が終わるからいいでしょって思うかもしれませんけれど、沖縄では次が鳴りませんから。1時間に2件しか鳴らないエリアで300円台は、時給800円以下の出来上がりです。さらにノンブー・ノンシミ・ノンクエストなのです。

クエストについて、これは那覇の問題ではなくエリアを東京登録から那覇登録にした僕の問題ではあるのですが、エリア変更をするとクエストが適用されるのが最短2週間後〜2ヶ月後なんですね。なので僕はクエストなし、ブーストなしでした。辛い。

ただ那覇の人たちも当初ブーストは付いておらず、9月2週目辺りからブーストが付き始めたようです。那覇の全エリアで1.1倍。1.1倍でしかありませんが、単価の低い那覇エリアではかなりの威力がありました。 2週間後に初めてブーストは付き始めたんですが、その後すぐにエリアを東京に戻してしまったので、ブーストを体感できたのは2日間だけ。それでもその間、単価が400円台から500円になったのでものすごく助かりました。

クエストについては当初から現地の配達員の間で雨クエは出ていたようでした。8月26日スタートした那覇ですが、もともとは25日開始の予定で、エリア開始が台風で延期になっていました。そのあとすぐに次の台風が来ていて、雨クエ3600円が出ていたようですね。現地で配達していた人が雨クエなど出さずにサービスを停止しろとキレていました(笑)

さすがに沖縄の台風は規模が違ったようです。

こんな様子で、沖縄はブーストがない素の配達料金での配達を楽しむことができました。

収支報告

実際9月一周目の頭は結構鳴りました。一日で8,000円は到達できて、このまま行けばかなりいい結果を残せるのではと思ったのを覚えています。サービスインした8月26日から数日はもっと良かったみたいですね。配達員も少なかったり、サービス開始の物珍しさから注文が多かったりでとても忙しかったようです。
ところがその様子も日を追うごとに悪化していきます。配達員が日に日に増えてきましたので、収益も悪化していきました。

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(操作の都合上、並び順が逆になってます)

1週目 40,444円
2週目 29,174円
3週目 9,190円
4週目 33,565円
5週目 8,445円
小計 120,818円

UberEATS那覇での収益は上記の通りです。
3週目はアカウントのエリア変更(那覇→東京)に伴ってオフラインだったので、その間は座間味に遊びに行って稼働できませんでした。

なお、かかった経費は下記の通り。

現地までの交通費
ピーチ 往復 22,000円

宿代
那覇 7,200円 リトルアジア
那覇 18,463円 ロハスヴィラ GoTo適用済み
宿泊費小計 25,663円

座間味 5,998円 座間味インターナショナル
宿泊費合計 31,661円

原付き費用 一月レンタル 14,500円(保険込み)

アクティビティ(座間味)
SUP 5,500円
シュノーケルダイビング 4,000円
体験ダイビング 12,000円
合計 21,500円

アクティビティを経費に入れるのはどうかと思ったんですが、一応滞在中に使った金額なので入れておきましょう。

食費(酒代含む)
1,500×30日=45,000円

いつもお昼と夕飯の1日2食なんですが、ざっくりと昼500円、夜1000円で計算してみました。
その結果、
120,818-(22,000+31,661+14,500+21,500+45,000)=△13,843
出ました!
13,843円の赤字です!(笑)
赤字です!(泣)

宿泊費も合計3万円以下と結構頑張ったのですが、稼働の足である原付きをレンタルしなければいけなかったりというのが痛いですね。フライトも入れるとイニシャルで5万円以上かかってしまいました。実はこの計算にはガソリン代が含まれていないので、実際はもっと悪いです。

やっぱり一日平均5,000円は稼ぎたいところです。それも4時間ほどで5,000円上げれれば万々歳なんですけれど。実際は7時間ほどかけて5,000円台なので、仕事としてはかなり厳しいですね。

でもまぁ、沖縄で一月遊んだと思えば、悪くないんです。一日中ずっと稼働していたわけでもなく、昼間は結構各地に遊びに行ったり人に会ったり、離島に遊びに行ったりしていたので、人生の収支的な意味では収支は悪くなかったのではないかと思います。


まとめ

ブーストやクエストのない素の配達料金だとやってられない
チップで助かった
沖縄の加盟店さんは配達員に対してかなり優しい
沖縄は離島がダントツきれい

以上が僕の人生の大切な一ヶ月間を燃やして得た成果になります。楽しんで読んでいただけたのであれば幸いです。

最後に、僕の人生の命の時間を燃やして得た情報を那覇稼働の必勝パターンとしてまとめておきました。これまでの文章を見ても予想はつくと思いますが、投げ銭の気持ちで購入してもらえると僕が喜びます。

なおこの情報は2020年9月現在のもので、今後の加盟店舗の増加、配達員の数、配達員の稼働機材の割合(バイクか自転車か)、Uberの配車アルゴリズムの変更によって変わる可能性があります。

それでは那覇の皆さん、頑張ってください。また那覇に遊びに行きます。

那覇稼働するときの必勝パターン

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