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『Blender ピコピコハンマー・モデリング・ノート』

プリミティブオブジェクトの円柱を利用してピコピコハンマーを作ってみた。

オブジェクトモードから新規に円柱をシーンに追加する。Tabキーで[編集モード]に切り替える。

Tabキー [オブジェクトモード/編集モード]

円柱が全て選択された状態で、Rキーを押し、つづけて、Yキーを押し、数値90を入力する。円柱が90°回転する。

Rキー 回転

CtrlキーとRキーを押し、ループカットを行う。マスホイールででカット数を変更できる。カット数は左下に表示される。ループカットの数は17カットする。

 Ctrlキー+Rキー ループカット

編集を[辺編集モード]にして、ループカットによって作られた辺を、Alt キーでループ選択する。つぎに、ShiftキーとAltキーを押して、一つ飛ばして辺をループ選択していく。8本の辺を選択する。

Alt+選択 ループ選択

[メッシュ]からトランスフォームの、収縮/膨張を選択する。マウスをドラッグして円柱を変形させる。

[メッシュ]→トランスフォーム→[収縮/膨張]

蛇腹状に変形させる。

パネル内のオフセットは、-0.09m(数値は参考。好みで構わない)

円柱を全て選択した状態で、Gキーと、Xキーを押して左に移動する。数値-1.2を入力する。

Gキー 移動

円柱が全て選択された状態で、Shiftキーと、Dキーと、Enterキーを押して、オブジェクトを別オブジェクトにして分離させる。そのまま、Gキーと、Xキーを押して右に移動する。数値2.4を入力する。

 Shiftキー+Dキー+Enterキー 別オブジェクトに分離

編集モードを[面編集モード]にして、最初の円柱の右の面、別オブジェクトにした、二番目の円柱の左面を選択し、Xキーで削除する.。 

Xキー 削除
画像は説明上、表示をワイヤーフレームにしている

編集モードを[辺編集モード]にして、Altキーで、最初の円柱の右端の辺をループ選択し、ShiftキーとAltキーを押し、二番目の円柱の左端の辺をループ選択する。

[辺]から、辺ループのブリッジを選択し、二つの円柱の間を繫ぐ。

[ 辺]→[辺ループのブリッジ]

テンキー7を押して、視点を上面に切り替えて、ループ選択で二つの辺を選択する。Xキーから辺を溶解を選択し、辺を溶解し面と結合する。 

Xキー→[削除]→[辺の溶解]

編集モードを、[面編集モード]に切り替えて4つの面を選択する。

Iキーで、面を差し込む。

Iキー 面を差し込む
パネル内の数値は0.05m(数値は参考。好みで構わない)

テンキー「1」「5」で、視点を正面にして、Eキーと、Zキーで、上に押し出す。底面は下に面を押し出す。

Eキー 押し出し
パネル内の数値は0.3m(数値は参考。好みで構わない)

Iキーで、面を差し込む。

パネル内の数値は、0.03m(数値は参考。好みで構わない)

Eキーと、Zキーで面を下に押し出す。

パネル内の数値は4m(数値は参考。好みで構わない)

つづけて、Sキーで面を縮小する。

Sキー 拡大/縮小
パネル内の数値は0.6m(数値は参考。好みで構わない)

画像を参考にループカットする。ループカットのカット数1。

パネル内の係数-0.4(数値は参考。好みで構わない)

ループカットによって作られた面を選択する。(画像を参考)

AltキーとEキーで、法線の向きに沿って面を押し出す。

Altキー+Eキー 法線の向きに沿って面を押し出し
パネル内の、オフセットの数値は0.07m(数値は参考。好みで構わない)

オブジェクト(ピコピコハンマー)を、Aキーで全て選択して、ShiftキーとSキーで、選択物→カーソル(オフセット維持)を選択して、カーソル原点の位置に合わせる。

Shiftキー+Sキー[トランスフォーム選択物→カーソル・オフセット維持]

Tabキーでオブジェクトモードにして、[オブジェクト]から、スムーズシェードを選択する。

[オブジェクト]→[スムーズシェード]

好きなマテリアルを割り当てて完成。

完成


最後までお読みいただきありがとうございました。わたしにとってCGモデリングは、まだまだ分からないことが多く、躓くことだらけです。しかし、工夫や試行錯誤によって自分のアイデアがだんだん形になっていくと、苦労を忘れて、楽しいと感じるときがあります。大切なのは、思いついたアイデアをメモやノートにしておくことだと思います。分かっていながら、なかなかできていないので記事にしました。

今回、作ったピコピコハンマーはBOOTHさんで、下記のリンク(ピコピコハンマー)から無料ダウンロードできます。ショップ名はmicropropです。

ピコピコハンマー 


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