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マイクロアドIR通信 2024年4月号

みなさま、こんにちは!
いつも当社のnoteをご覧いただきありがとうございます。
マイクロアドIR担当のてつおです。

前月の振り返りでプレスリリースの注目ポイントやIR活動などを毎月お届けしている「マイクロアドIR通信」です。
今回も恒例の”てつおの1枚”は、初夏らしい1枚にしてみました。

秩父鉄道「SLパレオエクスプレス」 荒川橋梁(上長瀞)、2024年4月撮影

詳細は「5. 編集後記」にて。

2024年4月の主なトピックス


1. 事業に関するニュース

4月は、2024年9月期のテーマとしている「Post-Cookie」関連のニュース、および5件のプレスリリースおよびを発表させていただきました。

ITmediaマーケティング連載寄稿記事「ポストCookie総まとめ」の掲載

連載寄稿記事「ポストCookie総まとめ」全5回のうち、第3回目から第5回目の掲載を行いました。
(※各記事、全文閲覧にはITmediaへの会員登録が必要です。)

第3回目「共通IDソリューションが導くポストCookie時代のマーケティング戦略」

第4回目『あらためて知りたい「プライバシーサンドボックス」とは? 配信事例を交えて解説』

第5回目「Cookie廃止で広告主とデータプロバイダ、媒体社にこれから起きることとその対策」

4月23日にGoogleによるサードパーティーCookie廃止の再延期の発表を受け、当社コメントを掲載

以下、当社のコメントとなります。

ここまで複数の市場参加者からサードパーティーCookie廃止までのプロセスに対して、さまざまな懸念が噴出していたことは事実であり、延期の判断自体は致し方ないと捉えています。一方で、前回の延期と異なる点としては、すでに1%のブラウザでサードパーティーCookieが規制され、代替策となるGoogleの「プライバシーサンドボックス」は利用可能な状態に入っており、市場参加者が実際にテストを開始している状況にあることです。

今回の延期判断は、そのような状況において、市場参加者のPostCookieへ取り組む姿勢が本格化してきたことの裏返しであり、より現実的なスケジュールへ落とし込んだ結果だと捉えています。

ITmedia マーケティングに寄稿した連載第1回「サードパーティーCookie廃止のXデーは? 訪れる変化と、今マーケターが取り組むべき対応」でも述べた通り、インターネットの歴史を振り返ってもサードパーティーCookieの廃止論自体は後戻りすることはないと考えられるので、当社としての戦略には大きな変更や影響はありません。延期された期間において、より多くの企業と共に代替施策のトライアル導入を進め品質向上に努めることで、プライバシー保護を前提とした、新しいデジタルマーケティングのエコシステム構築に貢献していきたいと考えています。

仙台支社を新設、北海道・東北・北信越エリアの企業や地方自治体へデジタルマーケティング支援事業を強化

事業担当役員のコメント:
広島支社に続き、仙台支社も無事に設立することができました。
デジタルマーケティングの需要増加という市場性をチャンスと捉えている事はもちろんのこと、 物理的に現地にいるからこそ得られる声から市場解像度を高め、地域に根付いたソリューション提供を目指していきます。
仙台支社の営業エリアは北海道・東北・北信越エリアと比較的広範囲ですが、 需要が見込まれれば、このエリア内でもさらに拠点を増やしていきたいと考えています。

ポストCookie時代の媒体社収益最大化に向け、RampIDの連携・取引機能を独自開発

事業担当者のコメント:
「RampID」は3rd Party Cookie廃止後に、広告主側の1st Party Dataの活用において需要が非常に高いものと考えております。
これまで実装を見送っていた媒体社も、今回のリリースで導入のハードルを下げることができたと思いますので、RampID普及の起爆剤になることを信じております。

子会社UNCOVER TRUTH、「CDPクイックスタートパッケージ」の提供を開始

福井県若狭町と観光DXの推進を目的に連携協定を締結、地方自治体向け「まちあげ」を活用した観光誘致を推進

事業担当役員のコメント:
地方自治体向けマーケティングプロダクト「まちあげ」では、昨今の自治体のDX推進に向けた取り組みとして、関係人口を増やす為の施策を多数支援してまいりましたが、 今回ご縁もあり福井県若狭町と観光DXの推進を目的とした連携協定を締結させていただきました。
若狭町がもつ素晴らしい観光資源とデータの力を掛け合わせ、より多くの方に若狭町の魅力を届け、観光にきてもらう為の仕組みづくりを進めてまいります。本件のような取り組みを今後も生み出していけるよう、「まちあげ」のサービス強化を進めてまいります。

関連メディア記事
事業構想オンライン
「マイクロアド 福井県若狭町と観光DXの推進を目的に連携協定を締結」

中国でアクティブシニア事業を運営する上海東犁と合弁会社New Bを設立

株式会社New B代表のコメント:
中国アクティブシニアの市場はここ数年で急成長をする見込みです。
中国国内のみならず、日本市場にとっても重要な市場と考えています。
その中でも上海東犁は有望なプレイヤーです。200万人以上の会員データ(ファーストパーティデータ)を駆使したマーケティングプランを設計でき、これまで容易では無かったマーケティングの再現性を実現できます。
アクティブシニアの日常と非日常のデータを駆使してインバウンド、アウトバウンド共に日本企業や自治体に巨大マーケットへの挑戦を後押しできればと考えております。

関連メディア記事
日本経済新聞社「つかめ銀髪経済   マイクロアド、中国シニア200万人販促」

2. 適時開示

4月は連結子会社New B社設立に関して、適時開示を発表いたしました。

合弁会社(連結子会社)設立と営業開始に関するお知らせ

https://ssl4.eir-parts.net/doc/9553/tdnet/2422713/00.pdf

3. その他のニュース

4月1日、新卒社員51名が入社

当社では4月1日に、24年卒の新卒社員が51名入社いたしました!
当社での採用の中では過去最大の入社人数となりましたが、今期は新入社員研修の1コンテンツとして「従業員持株会制度」の説明を担当しました。

単なる制度の説明ではなく、これから社会人として、マイクロアドという会社に属し働くということだけではなく、株主の皆様と同じ視点を持った事業運営を意識してもらい、株主・投資家の皆様の期待に応えられるよう、成長していってほしいという思いを伝える場となりました。

社会人生活が始まったばかりの新入社員がマイクロアドの一員として、そして一社会人として成長し飛躍していけるよう、社員一丸となってサポートしてまいります。ぜひ暖かい目で成長を見守っていただけますと幸いです。

ExchangeWireJapan「MADSのデジタルOOHの展望とサードパーティークッキー(3rd Party Cookie)規制後の市場の変化」

デジタルサイネージ事業を行う、株式会社MADS代表 穴原の取材記事が掲載されました。

4. 次回決算発表日のお知らせ

2024年9月期第2四半期(1-3月期)の決算発表は、5月15日(水)15時の予定です。尚、各種法令におけるフェアディスクロージャールールに従い、決算情報の漏洩防止および公平性を確保するため、四半期ごとの決算期末日の翌日から当該決算発表までを沈黙期間としています。 

沈黙期間においては、決算に関するコメントやお問い合わせ等への回答を控えておりますので、ご理解いただきますようお願い申し上げます。

また、決算説明動画および書き起こし記事、個人投資家向け説明会等の各種IRのスケジュールについては、5月上旬にお知らせ予定です。

5. 編集後記

「都心から一番近いSL(蒸気機関車)」で親しまれている秩父鉄道のSLパレオエクスプレス。秩父鉄道のSLが2024年で傘寿を迎えたことを記念して、
25年ぶりに期間限定で登場当時の懐かしい客車を牽く姿を見ることができました。子供の頃に初めて乗ったSLの列車だったので、個人的にも特に思い入れがあります。5月以降も記念イベントが予定されていますので、また「てつおの1枚」に登場するかもしれません。

今後とも弊社へのご支援・ご指導のほど何卒よろしくお願い申し上げます。

■免責事項
本記事は、当社事業や業績などIRに関する情報提供を目的として作成しており、投資勧誘を目的にしたものではありません。
実際に投資を行う際は、本記事およびIRサイトの情報に全面的に依拠して投資判断を下すことはお控えいただき、投資に関するご決定は皆様ご自身のご判断で行うようお願いいたします。

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