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2024年9月期第1四半期決算発表を行いました!

みなさま、こんにちは。
株式会社マイクロアドのIR担当、てつおです。

2月14日に発表しました、2024年9月期 第1四半期決算説明の動画と共に、決算のポイントをお伝えいたします。


決算説明動画

https://www.net-presentations.com/9553/20240214/dsjo2m23/

書き起こし記事

開示資料

詳細につきましては弊社HPにて公開しております開示資料をご覧ください。


決算サマリ

1.2024年9月期第1四半期業績サマリ

今期に限り、第1四半期単体の業績予想を開示しておりました。
第1四半期予想に対する進捗です。

売上高 3,300百万円(予想上限)→3,442百万円 (対予想比:+104.3%)
営業利益 70百万円(予想上限)→174百万円(対予想比:+248.8%)
経常利益 65百万円(予想上限)→174百万円(対予想比:+268.9%)

予想に対しては、以前から注力している中小顧客の継続的な拡大および大手顧客の予算回復により、第1四半期の各段階利益は予想を大きく上回りました。

売上高 3,353百万円→3,442百万円 (前年同期比:+2.6%)
営業利益 333百万円→174百万円(前年同期比:-47.7%)
経常利益 313百万円→174百万円(前年同期比:-44.3%)

23年9月期下期からのタクシーサイネージの契約更改による影響で減収となった分をUNIVERSEで補い増収できったものの、タクシーサイネージの契約更改による影響を受け、前年同期比では増収減益となりました。

2.通期業績予想進捗

第1四半期予想に対して、大きく上回り、通期予想に対しても順調に推移しています。

3.第1四半期のまとめ

①第1四半期は当初計画より大幅に増益。
②23年第4四半期を底に大手顧客の売上が回復。
③アカウント数は中小顧客を中心に大きく拡大。
④中小顧客拡大による顧客基盤の安定化を継続。

4.サービス別の業績ハイライト

データプロダクト「UNIVERSE」 

売上高は、広告代理店経由の中小顧客および直販の大手顧客の売上が拡大したため、前年比+18%増となりました。
相対的に粗利率の低い大手顧客の直販領域の売上が想定以上に拡大したため、粗利については前年比+6%増にとどまりました。

前回決算のスライドでは、月額300万円を起点に「中小顧客」と「大手顧客」に分類しておりましたが、今回は大手顧客をさらに分解し、「広告代理店経由の大手顧客」と「大手顧客の直販」に分解しました。

大手顧客の直販領域は、代理店を経由せずに直接取引をしているため、顧客ごとに専任のサポートチームを組織することで手厚いサポートや独自性の高い商品を提供できる為、単価が高く、景況感などの外的要因に影響されづらい属性の顧客となっております。
中小顧客の領域は、顧客数が圧倒的に多いため、景況感の影響を受けづらく、今後は地方自治体向けの「まちあげ」などによって、さらなる拡大を狙えると考えております。この二つの領域のシェアを拡大していくことで、顧客基盤の強化と業績の安定化を目指します。

KPIとしている稼働アカウント数の3か月間を合計した四半期ごとの推移においても、中小顧客を中心に順調に拡大しており、大手顧客の予算の拡大もあり、平均単価についても回復しております。

データプロダクト「デジタルサイネージ」 

23年9月期下期からのタクシーサイネージの契約更改による影響で大幅に減収減益となりました。また、今期は美容サロン向け新サービス「OCTAVE」の投資に注力しております。

コンサルティング「メディア向け」 

しばらく横這いでしたが、ネット広告全体の需要が戻ってきたことが追い風となり、増収増益でした。

コンサルティング「海外」 

既存の台湾における広告代理店事業において、前年比では大手顧客の予算縮小により減収減益となっておりますが、今後インバウンド等の需要拡大に向けクロスボーダー事業により回復を狙います。

5.事業のアップデート

新規営業拠点の設立

2月8日にプレスリリースでも発表させていただいておりますが、2月に中国・四国エリアの拠点として広島支社を設立しました。また、4月に仙台支社の設立も予定しております。 もともと、既存の拠点から出張ベースで営業活動を行っており、一定の需要が確認できていたため、新たに拠点を設立することで更なる拡大が見込めると判断いたしました。地方自治体を中心としたデジタルマーケティングのニーズを掴んで、しっかりと成長してまいります。

PostCookie対策

本年の後半に予定されているCookie廃止に向けて粛々と進めております。
上期については主にシステム開発・導入および配信テストを通じたチューニングを行い、引き続き下期に向けて対応を進めてまいります。

クロスボーダー事業

訪日旅行者が利用する様々なサービスと提携することで、事業領域の拡大および業績に貢献できるよう、推進してまいります。

オルタナティブデータ事業

今期から成績の開示を始めました。まだまだアップデートが必要な段階ではありますが、想定年利では年間12%ほどの利回りを想定しています。
アップデートを重ね、実績値を理論値に近づけてまいります。

以上、2024年9月期 第1四半期決算のサマリでした。

決算発表後のスケジュール

先日記事を公開しておりますが、決算発表後のスケジュールはこちらをご確認ください。

直近では2月19日 (月)16時より、SBI証券にて個人投資家様向けに、オンライン会社説明会を実施いたします。2024年9月期第1四半期の決算の内容を中心に、当社の代表渡辺よりご説明する予定です。

今回も16時からの開催ということで早めの時間で大変恐縮ですが、質疑応答も可能ですので、ご都合の合う方はぜひリアルタイムでご参加ください。

また、アーカイブ動画も公開されますので、この機会に株主・投資家の皆様に広くご視聴いただき、当社へのご理解を深めていただきたいと存じます。

IRに関するお問い合わせ

当社IR活動についてのご意見やご感想、もっとこんな記事を発信してほしい等のご要望がございましたら、下記「IR・取材・プレスリリースに関するお問い合わせ」より、お気軽にご連絡ください。

今後とも当社へのご支援・ご指導のほど何卒よろしくお願い申し上げます。

※2/19(月) 決算説明の書き起こし記事を追加掲載しました。

■免責事項
本記事は、当社事業や業績などIRに関する情報提供を目的として作成しており、投資勧誘を目的にしたものではありません。
実際に投資を行う際は、本記事およびIRサイトの情報に全面的に依拠して投資判断を下すことはお控えいただき、投資に関するご決定は皆様ご自身のご判断で行うようお願いいたします。

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