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中村るつ「探検」(4日目の続き)

お昼、アサイミートでゲットした"川のりコロッケ"を頬張りつつコンビニへ向かった。すっかり食欲が戻り、パスタを購入する。今日は13時20分からジオパークのガイドがある。"ジオ"とは地球・大地という意味があり、ジオパークは地球を丸ごと楽しめる場所であるそうだ。

少し早めに待ち合わせの観光協会へ到着。先ほど買ったパスタを部屋で食べさせて頂く。観光協会の二階には動物のかかしも置いてあるようで、ご飯を食べ終え見せて頂くことに。

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観光協会にいらっしゃる清水ひとみさんと

動物かかしの制作者である清水さん。かかしというより本物の動物に近い。骨格の骨組みは端山さん、ボディーに布を張りつける清水さん、顔の表情は山本さんが担当し、分業してつくっている。各工程にスペシャリストがいるのだ。私の知っているかかしではないぞ、すごい。ちなみに冒頭の写真は松崎町の田んぼをつかったお花畑の様子。2月中旬~5月初めまで見る事ができる。大活躍しているかかしたち。



時間になりジオガイドの渡辺さんと合流。今回は松崎町内にあるジオパークをめぐる。早速室岩洞に案内していただく。初日にも室岩洞には町内案内で連れて行って頂いたのだが、今回は伊豆半島の成り立ちから室岩洞の石切り場の話しを伺いながら見学させて頂いた。

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室岩洞入り口、ジオガイド渡辺さん(右)
伊豆半島で唯一入れる岩切り場である

この辺りの切り出された石は江戸に運ばれていった。火山活動でできた伊豆半島の大地は、火山灰が堆積した凝灰岩が沢山とれる。建築資材としてお台場造営や石蔵に使用された。

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蓄積した火山灰の中に吹っ飛んできた溶岩
固すぎるので、溶岩を避け切り出していく

室岩洞を後に次の目的地へ向かう。



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オートキャンプ場から。奥に富士山も見えます

近くのオートキャンプ場に到着し、ここから松崎町の地形を俯瞰することに。左手にある、ふたこぶの岩が千貫門。その奥にあるとんがっている岩が烏帽子山。
噴火の中心は烏帽子山で千貫門はその時の噴火でできた岩らしい。

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我々は本日最後の目的地、厳島神社へ向かった。


神社へ着く頃、辺りは薄暗くなり夕日が沈み初めていた。足場も悪いため山頂の神社へは登らず、みんなで遊歩道を一周歩き夕日をぼーっと眺めていた。

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雲の隙間から太陽が見える。何か言葉をかわすわけではないけれど、この時間がとても楽しかった。
みんなと見れてよかったです。

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