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寺田凜「無題(いろいろとありすぎてタイトルがまとまらない)(5日目)」

朝ご飯無料(+大浴場あり)で選んだホテルだったが、ここまで毎朝ドタバタでろくに朝ご飯を食べられていなかった。初のホテルでの朝ご飯。今日は長丁場になりそうなのでしっかりエネルギーチャージ。

お茶としらすの入ったご飯は唯一静岡っぽい?
朝日を浴びる藤の瀬会館で集合

最初に向かったのは、朝比奈玉露名人・東平さんの茶ばら。「茶ばら」は茶畑の静岡方言なのだそう。そういえば今回の滞在で気づいた大きなことの一つは、静岡方言の豊かさ。こんなに方言があるのか!静岡出身の友人・知人たちは、みんな私に標準語で喋ってくれていたのだと気づく。

いかにもツッコミ待ちのビジュアル
あとで説明するからとすぐには教えてくれない
東平さん・オン・ステージ!
直射日光下での玉露講義

着物リメイクの服装は、海外のお客さんに喜んでもらうため、帽子はアイヌのものだそう。(盛りだくさんすぎて詳細は忘れてしまったが、この地域にもアイヌの縁があるのだそう)

巻物がプレゼン資料という時点でいろいろと完璧すぎる
しかもこの巻物は4ヶ国語版あるというから海外マーケティングもばっちり

国内外で数々の賞を受賞し、TV出演もしょっちゅうの東平さん。日々の超絶地道な仕事(昨日までの2日間は40kgの肥料を背負って撒いていたのだとか)に加え、外部への発信も欠かさない。これが東平さんを「レジェンド」たらしめているのだろう。

そもそも玉露とは? 普通の「お茶」と何が違うの?

と思った方へ。私も藤枝に来るまで何も知りませんでした。ちょうど「玉露とは?」の解説+東平さんを取材した記事があったので貼っておきます。

講義の後はつゆ茶(という飲み方)で玉露試飲
これは・・・・・・!茶ではない、出汁だ
しかも最後食べれるんだよ。ポン酢と鰹節で。マジかよ。うますぎ。

玉露舐めてた。衝撃的な体験だった。

午後はびく石登山口近くのゆるびく村へ
ヒッピーコミューン的な風情
ハンモックだらけの雰囲気良すぎるベトナム料理屋
食器がかわいすぎる。販売もしている。
辛くないカレーと
チェーとベトナムコーヒーもセットで2,000円
食事の後はびく石(石谷山)登山へ
じんわり汗かく程度の程よいハイキング
清流が気持ち良い
これが見どころ(?)のびく石
「びく」とは、採った茶葉を入れる籠のこと(それに見えるかはさておき)
「魚籠」とも書き、釣った魚を入れておく籠でもある
(漢字からしてもこっちの用途が一般的なのかな)
1時間ほど登って山頂到着

山では石原さんがめちゃくちゃ写真を撮ってくれた。ありがとうございます。

ハイキング後必須の温泉!ゆらくLOVE
サウナ後の水風呂で完全なる整いを得た

夜は水車むらで地域の方との懇親会。飲み会のようなものをイメージしていたが、地域についてゆるく(真面目に)話し合うディスカッション会だった。地域のキーパーソンたち(キーピープル?)が集結していた。

移住者含め、藤枝をより良くしたい、藤枝でこれをやりたい、という
思いの強い人たちが集まった激アツな会
会場の水車むらは茅葺き屋根の古民家!
昔暮らし体験もできる

今日も今日とて濃い1日だった〜。そしてこれが旅人3人で集まれる最後だった。今回の旅、他の旅人お二人との出会いもかけがえがない。

各々の思う藤枝ポーズ(大喜利)


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