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2023年の活動の記録

ノンプロ研ブログアドベントカレンダー2023、12月11日担当のくのへです。
ノンプロ研 Advent Calendar 2023 - Adventar

今年1年を振り返り、どんなアクションをしたか思い返してみたいと思います。

1月 今年の目標を「展」とする

我が家では正月に書初めしてます。
昨年まで色んな勉強をしてきたので、今年はOutputする年にするという意味を込めて、「」という漢字にしました。
展開、展示、展覧、発展、、、これらの意味を込めて「展」としました。

が、実際にはふわっとした目標として掲げ、具体的にいつ何をする、というところは決めていませんでした。漠然と「電子工作・Unity・機械の3Dプラモデル」を販売できるような活動をしたいな~と思って、それなりに活動していました。

2月 エトーさんのコーチングを受ける

ちょこちょこ電子工作をしながら、2月に入りました。
その中で、今年の「運命の出会い その①」となる「エトーさんのコーチング」を受けました。
1月に「展」の目標を掲げたものの、具体的に何をいつやろうかな~と悩んでいた時に、ノンプロ研のエトーさんが無料コーチングイベントをやっていたんですね。
エトーさんにコーチングして頂き、まず「やりたいこと」として電子工作のブログを10本書く!!という活動を3月末までに行うこととし、そこですっぱりと電子工作はいったん終わりにし、次にUnityをやる、ということにしたんです。
これが良かった。期限とやることが明確になったので、電子工作(特にATtiny85)を研究し、その成果の記事をちゃんと書くことができました。

3月 電子工作を展開する

ということで、3月はひたすら電子工作を研究し、そして記事にしていきました。
2月から書き続けて、ちゃんと10本書きましたよ!!↓これ

そして、(今は販売を一旦休止していますが)Boothで電子工作キットとして販売する経験も得ました。すごく頑張った!!

この基板は、KiCADというソフトで自分で設計し、それを中国(JLCPCB社)に発注しました。↓これがKiCAD画面です。

いや~よくやった。これ我ながらよくやった。
これを購入頂いた踊るさん、ありがとうございます。是非お子さんと電子工作やってください!!

4月 Unityゲームを展開する

4月になり、すっぱりと電子工作はキリをつけ、Unityでゲーム制作を開始しました。
この裏ではノンプロ研で「ブートキャンプ部」という部活が開始されました。この活動はこんな感じの活動です。
-10人くらいのメンバーが集まり
-コーチングのメソッドで目標と具体的なアクションを決め
-1か月間お互いに励ましあいながら活動する
-最終的には、これを習慣化する

今年の「運命の出会い その②」がこれでした。
私は、通勤電車でついつい携帯をいじってしまうことが多々ありましたが、ブートキャンプで報告しなければならない(:気兼ねせずウェーイしてもオッケー)という環境に置かれたため、通勤電車が100%クリエイト時間になりました。
ブートキャンプ部、この回からすべて参加していますが、他の参加者の方もすごく勉強や健康向上に熱心に活動されていて、自分もやらなきゃ、という気分になれます。

というブートキャンプのお力も借りてゲーム作りに全力を投下しました。
が、ゲーム開発は甘くなかった、、、

途中段階で「ビジネス要素も入れたいな!!」と思ったのが失敗でしたw
データとの格闘になってしまい、超絶難しく、4月中には終わりませんでした。
そのLTはこちらです。ちなみにこのLTが超ウケたので、しばらくブートキャンプLTで私が総統閣下を使うのが恒例になりましたw

と、ここまでゲームが完全に未完成のように記載しましたが、アクションやお店の部分は完成していて、結構このゲームは遊べます↓
(WASDで上下左右、左クリックで攻撃です)

https://www.kunohe.tech/game/MagicStoneStore_testVersion/index.html

↓はじめは、このように「強ダンジョン1F」に入り、ボスキャラを地形にひっかけて倒してお金を稼ぎましょう。

↓こんな感じで地形にひっかけると楽勝で倒せます。

この主人公、最初はものすごく弱いんですけど、唯一「射程が長い」という他の人には無い特徴があり、ビジネスで言うところの「ニッチ」戦略がとれるようにしました。
少数ながら高利益のビジネスを展開できる、というビジネス要素を入れようとしました。そのうち完成させてやるからな!!

そういえば、4月は殆どUnity三昧だったんですが、途中でFujiさん主催の「Stable Diffusion」の勉強会に参加させて頂きました。
生成AIおそるべし!!!
ゲームの途中に、生成AIで作成した↓この画像を挿絵として使おうと思いました!!(女の子の手がヤバいとか言ってはいけないw)

5月 Unityゲームを引き続き展開する

5月にはUnityゲームを完成させるぞ!!と思っていたんですが、データでハマりまくってしまい、煮詰まってしまったので、ゲーム作りはいったん中止することにしました

データ関連のスキルは鍛える余地が多いな~と感じました

ゲームは完成しなかったけど、この2か月のUnity挑戦はすごく良かったです。
Unityはかなり習得度が上がりました。
もはやUnityは自分でどんどん勉強して開発していける。それくらいの実力は獲得しました。ありがとうブートキャンプ。

6月 VRに進展する

6月はまたブートキャンプ部が開催されました。(2,4,6月と開催されたので、今回は第3期。私は2回目の参加)
6月の目標は、、、VRでねぷた作るぞ!!!にしました。
ちょっとハードルが高いんじゃない!?とも思いましたが、ある日、奥様に「高校の学園祭のねぷた作りを、またやりて~」というつぶやいたところ「VRで作ればいいじゃん!!ビシッ(ビンタの音)」という愛のビンタにより、謎のチャレンジング精神が沸き立ち、ブートキャンプ部のお力を借りてやっちまうことにしました。

このVR開発との出会いが、今年の「運命の出会い その③」でした。

VR開発スキルを取得するために、最初に参考にした記事がこちら↓
【XR Kaigi 2022】UnityでVRアプリを開発するときの最新手順を紹介!~環境構築から基本操作の設定まで~ - Mogura VR News

この記事、および動画は参考にはなったのですが、なんか上手くできませんでした。
そこで、技術書典のお力をお借りすることにしました。そしてこの本に出合いました。

この本がとても良くて、この本でUnityによるVR開発を習得できました。
ただし、一部は本の通り進めることができず、そこはトライアンドエラーで対応してやっとVR開発スキルを獲得しました。大変だったのよ。

まあ、結果としてねぷたVRは成功しました!!!おめでとう!!
サクッとねぷたVRの雰囲気を見たい方はこちらをどうぞ。

ブートキャンプLTはこちらです。
無理やり「ちくしょーめ!!」と言わせてますが、VRねぷた作りは完璧でした!!よくやった俺!!

7月 積極的に幸せを展開する

7月からブートキャンプ部の活動が毎月行われることとなりました。
ここまでの活動で、正直かなり疲れていた私は、逆のテーマに挑むことにしました。具体的には次のとおりです。
①23時までに絶対に寝る
②火曜日のもくもく会では家族と一緒に運動する
③通勤電車で好きなクリエイト活動する
とにかく「積極的に幸せを感じにいってみる」という活動をすることにしたんです。この「積極的に」というところがポイントです。

色々頑張っている方は世の中に多くおられますが、「幸せになること」を積極的にテーマにして頑張っている人って少なくないですか?
私もそうです。
スキル獲得を頑張っていたりしますが、「幸せになる」っていうテーマで頑張ったことってなかったんです。

ということで、この①~③のテーマをやってみました。
その結果、、、
「23時に絶対寝る」って結構難しいwww
そうなんです。23時に絶対寝る!!と決めたんですが、結構難しいんです。
それに、23時に寝た日は、なんか朝5時に起きちゃうんですよねw
意味ないwww
しかも家族との運動ですが、2回目にして奥様からギブアップに近い発言ありましたwww
合意形成が難しいwww
さらに、徹夜出張とかもあって、クリエイト活動があんまりできなかったんですよねwww

いや~なかなかうまく出来ないものですね~
とまあ、1か月この活動を進めましたが、ちゃんと活動出来た日は、結構幸せを感じました。
こういう生活を積極的に狙っていきたいものです。
このLTはこちら。

8月9月 技術書執筆活動を展開する

11月に技術書典が開催されることが分かり、これはやるしかない!!と心に決め、技術書典の執筆活動を行いました。
相変わらずブートキャンプ部のお力をお借りし、執筆活動を行ったのです。

Scratch本は、最初は上下の2冊に分けるつもりでした。
しかし、ノンプロ研の高橋さんと相談し、結局1冊にまとめることとしました。

ブートキャンプ部では、「スタンプカード」というものを作って、その活動を記録していくのですが、これを見てください。。。
ほとんど8月と9月は執筆活動に費やし、他の活動は殆どできませんでしたwww(Scratchネコが書かれている日が執筆活動を行った日)

本当は9月はゲーム開発リベンジをもくろんでいたのですが、、、
全く手が付かなかったので、総統閣下も荒ぶる荒ぶるw
↓8月のLT

↓9月のLT(本当はゲーム開発リベンジするはずだったwww)

10月 機械プラモデル作りを展開する

年始にエトーさんのコーチングを受けて、年内に3つ目標を立てました。
①電子工作
②Unityゲーム開発
③3Dプリンタによる機械プラモデル

このうち、①②はかなり実行しました。
(②はゲーム販売まで行けなかったけど、VRと合わせてかなりUnityを操れるようになったのでヨシとしました)
残るは③だけです。
そこで、10月は③をやることにしました。

この③ですが、お昼のお仕事と関係している機械のプラモデルを作ることで、会社から「あらぬ疑い」を掛けられても嫌なので、そういう機械は対象外にしました。
(たとえ、インターネットの公開情報100%で機械モデルを作ったとしても、変な疑念を抱かれたら嫌なのよ)

ということで、選定したのは、、、水車だ!!!
水車は100%日本国民全員が知っている機械だし、これを作って販売したら、、、売れるんじゃね?と思いました。
そして作ったのがこちら↓

これは、マジで売れると思いましたよ。
作る過程で、色々と苦労しましたが、これはすごく良い、、、💖

が、これを作るのに3Dプリンタを24時間稼働させないといけないのが奥様の不評を買い(:私も実のところちょっと火事の不安あり)、いっぱい生産して売る、という野望はあきらめました。
しかし、このアイディアは良かったと思うので、引き続き検討したいと思います。
(ちなみに、さすがに総統閣下はみんな飽きてきたと思うので、10月から普通のLTにしました)

11月 技術書典・VRスキルを発展させる

11月の初旬から技術書典が始まりました!!
この中で、私は8月と9月のすべてを捧げた「Scratchでタイピングゲームを作ったら小1がタッチタイピングが出来るようになった件」という本を出版しました。↓これ

これは私の実体験をもとにした本であり、うちの子が小1でタッチタイピングをマスターした方法(私がScratchでゲームを作った)をまとめた本です。
これも大好評で販売が出来ました。

ノンプロ研のメンバーから教えて頂いたのですが、ご購入して頂いた方の中に大絶賛して頂いた方がおられ、胸が熱くなりました。
(↓33分あたり)
https://music.amazon.co.jp/podcasts/ba86b4c5-2a8c-4ead-9aad-85b63e1be2cb/episodes/930f0203-833b-4fcd-a807-56f035bcdc58/regonn-curry-fm-237-openai-dev-day%E3%81%A7%E3%81%AE%E7%99%BA%E8%A1%A8-%E3%81%A8%E3%81%8B?ref=dm_sh_8Y3f79GWeoqTgI0zRMp2E97Tx

あと、東京でノンプロ研の皆様と初めてお会いしました。(高橋さんとも初めて会いました)
ずっと前からお付き合いがあったのに、今までリアルワールドで会ったことがない、というのも不思議なものでしたが、非常に楽しい時間を過ごせました。
このような活動の機会を作って頂いた高橋さん、Scratch本の校正をして頂いたHirocomさんには感謝しかありません。

さて、11月はVRスキルアップを試みました。
バドミントン特訓VRを開発し、勉強したことを記事にし、VRで技術書典いくぞ!!!と思いましたよ。
しかし、なぜか動き出してみると、ショベルカーを作り続けましたwww

何故だw 自分でもコレガワカラナイw

まあ、でもこれを見てくださいよ。これをFusion360で書いて作ったんですよ。すごくない!?

最終的に、ちゃんと動くようになりました!!
超大変だった!!

この活動で新たなUnityスキルとVRスキルをいっぱい獲得しました。
より深く学びましたよ。こういうの欲しい人いたら、作りますのでご相談句ください!!(ただし有償です!)

12月 色んな新スキルを発展させる

この1年、、、振り返ってみるとかなりアウトプットしてきたな~と思います。
ぶっちゃけアウトプットに疲れましたw
ということで、年の締めくくりはインプットだ!!
勉強するぞ!!!
とまあそういうわけで、12月は色々と勉強しています。
既にGoogleAppSheetを習得し、GASも入門しました。Glideも理解したし、いまはSharePointとPowerAppsを勉強しています。
GASはJavaScriptですな!!これはしかし良いものだ、、、
毎週やっている、うちの子+友人勉強会ではそろそろテキストプログラミングさせようと思ってましたが、言語はGASに決定しました。ヨシ!

まとめ

今年はノンプロ研のブートキャンプ部に大いに力を貰いました。

1人だとここまでパワーが必要となる活動は出来なかったと思います。
コーチングのメソッドで1か月間の目標を決め、他者関与の力で継続して実行する。これは素晴らしい仕組みであり、人生で一番フルパワーを出した年だったかもしれません。

今年は「展」という目標を掲げ、これは十二分に達成したように思います。
よくやった。お疲れ。来年も是非こういう年にしたいものです!!

ひとりごと

これらの活動は、すべて「大人と子供のスタディスペースを作る」という私のセカンドライフの夢に繋がっています。
育児とスキルアップは両立しないと思うんです。これって、絶対そうなんです。私の経験でも子供が8歳くらいまでは親はスキルアップの時間は取れないんです。(時間を取れる人は、配偶者や親のサポートにより、育児時間から解放されているだけなはず。その人に心から感謝しよう!!)

ということで、お子様を預けて自分の時間を持ちたくありませんか?
しかも、預けた子供はScratch・工作教育を受けれる空間、、、
大人もITスキルの扉を開く講座を受けれる空間、、、
そんな空間が欲しくありませんか?
そして、預けた子供がいつの間にかタッチタイピング出来るようになったり、3D-CADを操れるようになっていたらテンション上がりませんか?
私はこういう場を作りたいんです。
ということで、みなさま応援してね!!

(おまけ)骨を拾ってやってください

上記はキラキラしているように見えたあなた、それはあまい!!
キラキラの裏には、多くの屍(失敗談)があるのだ!!
ということで、骨を拾ってやって笑い飛ばしてやってください。

①電子工作で線が繋がっていない
こちらのように、基盤に回路を書き忘れ、外付けの電線をはんだ付けしたということが多々ありましたw
凡ミス!!
KiCADではこういう凡ミスを防ぐ仕組みもあるのに、凡ミスしまくってしまいましたwww
くそが!!!www

②VRねぷた、デカすぎる
街のモデルをインポートした直後の画像がこちら、、、
デカいw
デカすぎるw
なんかタワービルよりも高いぞwww
初号機か!?シンジ君が乗ってるんじゃないのあれ?
これが街を横断してたら恐怖しかないね!!

③VR射的で、、、
VR射的を作ってたんです、、、
が、、、
違う、そうじゃない、、、w

④水車が組みあがらない
最初、水車を組立式にしようと思ったんですが、パーツがあまりに細か過ぎて、組み立てられない!!
結局、組み立て式は無理だという結論に到達するまで1週間くらいかかりました。
いや~、組み立てはロマンの塊なんですがね~
1mmの穴の嵌めあいをコントロールするのは、我が家の3Dプリンタでは厳しいな~

⑤ショベルカーはぶっ飛ぶもんなんです
ショベルカーの車輪のサスペンションのバネの設定が強すぎて、ショベルカーが宙を舞ってます。

これ、Unityのホイールコライダーのデフォルトの設定だと、バネが強すぎるのが問題なんですが、、、
Googleで調べると、この問題でぶっ飛ばした人が出るわ出るわwww
このデフォルト設定、Unity社さんには直してほしいwww

以上。ここで挙げた失敗談はあくまで一部です。
これの十倍くらいは失敗してます。
これも経験よ経験。ロマンよロマン。

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