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No.11《面接対策》             【企業側が面接選考で採用基準として重要であると考えているポイント②】『趣味』についてアドバイスしたいこと ※2/14追記しました

いつも私の記事をお読みいただきまして、ありがとうございます。

前回書きました【企業側が面接選考で採用基準として重要であると考えているポイントについてアドバイスしたいこと①】では、多くの方からの閲覧数、さらにスキ💖までいただきましたことを心より感謝申し上げますm(_ _)m
少しでも読んで下さった方の参考になれれば嬉しく思います。

私が就活生のエントリーシートの添削指導を日々行いながら、前編の記事と同様に、ある項目の「書き方」&「書く際の考え方」を企業側の目線で見た際、もう一つに重要であると感じているポイントがありました。
本日、私がアドバイスしたい、その項目とは「趣味・特技」です。
※今回は趣味に特化して書きますことをご了承くださいませm(_ _)m

私の個人的な経験からの見解になりますが、就活生が作成したエントリーシートを初回添削する際、趣味を他の質問項目と同じくらい熱意を持って書いている方は、非常に少ないと感じています。
実際、そのように感じられた方々にこのことを率直に質問してみたところ、返ってきた主な回答が

・書けるほど(面接で話せるほど)の趣味がない
・書く内容によって読み手にマイナスな印象を与えてしまうかもしれない
・項目があるだけで、採用担当者はほとんど重要視していない

など、本音や先入観が入った否定的な見方をしていることが分かりました。
その気持ち、共感できます。どう書いたらよいか、本当悩んじゃいますよね。。。
1番目のお悩みに対しては、『趣味』に該当する以下の3つの英単語
” hobby ” ” pastime ” ” taste ”
のそれぞれの意味を辞書(できればジーニアスなど)で調べ、そこに載っている「関わりの深さ」「行動範囲の広さ」「好みの程度」を参考に自分の趣味を意味付けしてみるのも1つアリなのではないかなぁと思います。

では、実際の面接選考はどうなの?ということですが、こちらも上記と同様に私調べになりますが、選考後に行った振り返り面談で聴取した内容から、最終選考を除いた主に1~2次面接で

① 面接官が入社・入職してから5年程度の若手中心の面談のような雰囲気
② 5名程度で実施される集団面接
③ 面接官が複数(3名程度)で、それぞれ順番に質問する形式

のような状況下において、エントリーシートに書いた趣味について質問される機会が多かったという回答が得られました。
①~③に関しては、ご覧の通り、どれも特別なものではなく、ごく一般的に実施されている面接形式。
そう考えると、趣味については面接でいつ質問されても不思議でない、つまり、「企業側が面接選考で採用基準として重要視している項目」であるということをエントリーシートの作成段階から意識しておくことが大切なポイントになります。

そこで、私は、添削を行う際に上記の3点を念頭に置きつつ、趣味の欄をやっつけ仕事みたく穴埋め解答のように書き済ますのではなく、読み手である採用担当者に少しでも多く目に留めてもらえる内容で作成するよう心掛けています。その書き方(添削指導)とは、以下の3つです。

● 趣味○○ +(15字程度で簡潔な説明)
● 読み手によって好みや判断が分かれる表現(固有名詞)はなるべく避ける
● 上の2つを基本形にしつつ、余白があれば未来へ向けた今後の展開(目標)を10字程度で付け加えてみる

この3つの中で、特に太字部分に関しましては、面接で質問をされた際、趣味の説明(過去から現在まで)だけでなく、「目標を設定した理由や達成に対する(現在から未来への見通し)に話題が及ぶこと」を想定し、私調べを開始した数年前から、これらを取り入れ日々添削を行っています。

さて、現時点まで行ってきたこの添削指導が、「他の就活生と差別化が図れているか」「読み手である採用担当者(面接官)の目に留まるか」など、どれくらいの効果を発揮できているのか?が気になるところではありますが、担当している就活生の方々からは、

・ 多くの企業の個別面接の中で、趣味の項目を面接官に気にしてもらえ、その内容から会話のやり取りをする場面があることに加え、
・ 趣味について書くことだけでなく、質問された際にどう回答すればよいかという苦手意識が少なくなった

との報告をいただき、その数が少しずつ増えている状況です。
面接で趣味の質問についての回答をする際に「苦手意識が少なくなった」という話を聞けたことに安堵しております。もちろん、軽視は禁物ですが・・・(^^;;

最後になりますが、エントリーシートの趣味や特技の項目の書き方につきましても、前回の「性格・人柄」と同様に、とても参考になる多くのサイトがあります。
その中で、特に私が今回のテーマを含めて、よく参考にさせていただき、皆さんにご紹介したいのは『キャリアの神様』です(いつもお世話になり、ありがとうございます<(_ _)>)

こちらのサイトでは、「面接官が趣味や特技に関する質問をする理由」から「字数に合わせた書き方の見本」までを分かりやすく解説して下さっています。
今回のテーマに該当している(かもしれない)就活生の方、少し時間がかかる作業かもしれませんが、上記を参考にしっかり取り組んでもらい、熱意のこもった趣味欄の回答ができることを応援しています!!

★2月14日(火)の追記内容★

私の仕事柄、更新されるたびに欠かさず読んでいる『大学生とつくる  就活応援ニュースゼミ』※無断掲載・転載禁止のためURLの埋め込みは控えております)
その中の「就活ニュース」(2月13日)の記事に、25・26年卒の学生さんを対象とした「人生において最も大切にしたいもの という調査で、『自分の趣味』と回答した人が2番目に多かった」という結果が書かれていました。
25・26年卒と言えば、まだ20歳前後の大学1・2年生ですよね。その方々が、自身の人生において「自分の趣味 が大事!!」  であると考えているということは

私目線で言い換えれば、
現在嗜んでいる趣味は学生時代だけのものでなく、社会人になってからも
ともに歩んでいきたい大切な存在  =  現在から未来へ続いていくもの

もっと言ってしまえば、彼らの方がこれから参加するインターンシップや挑む採用選考で「趣味」について質問された際、24年卒の方々よりも 内容や熱意のレベルが高い かもしれない・・・、と老婆(翁)心ながらついつい書き綴ってしまいました。まぁ、就活ではライバルにならないから大丈夫か (^-^;

やっぱり、エントリーシートや面接で質問される「趣味」への軽視は禁物!!ということで、せっかくのバレンタインデーという日にもかかわらず、チョコっとビターテイストな追記をしてしまいました。
最後までお読みいただき、ありがとうございました<<(_ _)>>

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