ミドルエッジ

Webメディア「ミドルエッジ」です。主に1970~90年代のあらゆる事象をネット上に残…

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Webメディア「ミドルエッジ」です。主に1970~90年代のあらゆる事象をネット上に残して、思い出のおもちゃ箱を作ろうというコンセプトでやっております。 Webサイト:https://middle-edge.jp/

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ミドルエッジというプロジェクトを育てる。

2015年4月より、ミドルエッジというWebサイトを耕しています。ここまで約4年と3か月。お陰様で300万人~/月の方々が覗きに来てくれるようになりました。 私は1974年生れのおっさん。40代を迎えたときにこのWebサイトの立ち上げを決めました。少子高齢化社会の不安な行く末が論じられて久しい昨今、私は自身を含む日本のボリューム世代が、有り余る天寿と心許ない生活資金、希薄になる一方の繋がりのなか「今日行く」「今日用」といった日々のベースになりうるモノを整備し、後に続く世代に

    • ミドルエッジから派生したビジネス事案

      年の瀬、今回はちょっと趣向を変えてミドルエッジが縁となって取り組んだひとつのビジネス事案について。この事案は2019年12月に着地したものの、2017年秋の初動から実に2年もの月日を費やしました。事案の性質上、固有名詞は避けつつも大枠の流れを記載してみたいと思います。 中間制作物の価値を顕在化するこの事案、端的に言えばこのようなモノでした。日本を代表するアニメーション作品の制作過程で生まれた中間制作物を、これまで30年以上にわたって保管し続けた当事者の負託を受けて第三者に手

      • 闇営業問題の初期に脚光を浴びた人脈と「六次の隔たり」。

        「六次の隔たり」という仮説を聞いたことがありますか?世界中の人々は「知り合いの知り合い」を辿っていくと5人の仲介者を経て6人目で繋がるという考えで、世界は思ったより少ない人数を介して繋がっているスモールワールド現象の一例です。 「全ての人や物事は6ステップ以内で繋がっていて友達の友達…を介して世界中の人々と間接的な知り合いになることができる」という仮説なので、自分を起点にすると5人の仲介者を挟めば目的の人物に到達出来ると考えることが出来ます。 「被らない知り合い44人」の

        • ノスタルジー消費と時間解放型消費。

          ミドルエッジには多様な投稿がおもちゃ箱のように無造作に存在しています。私たちはこれらが持つ思い出の一つ一つに触れて「あの頃」の情景にタイムスリップし、気軽に懐かしんで楽しい感覚を得ることが出来ます。今回は、その感覚と消費行動の関連性についての考察記事とします。 40代以降に起きやすいノスタルジー消費 世代原体験は齢をとってからの消費行動に影響を与えることがあり「ノスタルジー消費」「時間解放型消費」などの形態で現れます。 世代原体験とは、幼少期から20歳前後までの同世代に共

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        ミドルエッジというプロジェクトを育てる。

          日本のコンテンツ作りの素晴らしさを伝えたい。

          前のポストでミドルエッジが目指していることについて記述しました。その実現に向けて過去情報の書き手と読み手を増やし続けること、メディアとしての認知度が高まることでより多くの情報が集積する場所となること。私たちが心揺さぶられたコンテンツやトレンド、具体的には音楽、映画、漫画、アニメ、ゲーム、プラモデルなど創り手たちが往時を語り残しておきたくなる場所へ。そして一世を風靡した芸能人や感動を与えてくれたアスリートらが、往時の心境を書き記しておきたくなる場所へ。 戦後日本の比類ない成長

          日本のコンテンツ作りの素晴らしさを伝えたい。

          「思い出す」「懐かしい」が脳にもたらす意外なプラス効果。

          「思い出す」「懐かしい」が脳にもたらす意外なプラス効果をご存知でしょうか。主に小学生時代から青春時代の事象や情景と再会したときに感じるこの感覚、思わぬプラス効果があるようです。 ミドルエッジには1970~90年代を思い出して懐かしむ記事が多数存在しています。私たちがつい観てしまうのは「思い出す」「懐かしい」感覚を心地よく感じているからかもしれません。 新しい体験でなく過去の回想。一見「懐古主義」「現実逃避」なんて見方もありますが、ミドルエッジを楽しむ方は「そんなの分かって

          「思い出す」「懐かしい」が脳にもたらす意外なプラス効果。

          航空写真で昔にタイムスリップ出来ますよ。

          航空写真といえばいまやグーグルマップ、いつでもどこでもインターネットから見ることの出来る航空写真は楽しくて見続けてしまうものですね。この航空写真でナント過去の画像をみることが出来るサービスがあります。 地理@沼津高専ウェブ地図では実に1990年頃、1985年頃、1980年頃、1975年頃、1963年頃、1947年頃の航空写真を見ることが出来るんです。1947年といえば戦争直後ですが、これは当時アメリカ空軍が撮影した写真を提供してもらっているそうです。私たちが生まれ育った土地

          航空写真で昔にタイムスリップ出来ますよ。

          渡辺美里さんとのコラボカフェ(2018年5月)

          ミドルエッジはWebサイトではあるものの、これまでに様々な取り組みを行っています。そのほとんどはイベントですが、名前が表に出る場合とそうでない場合があります。例えば2018年5~6月には、アーティストの渡辺美里さんと東京・池袋でコラボカフェを展開しました。 「渡辺美里×ミドルエッジ」コラボカフェ”1988”1988年の自分の部屋を再現!というテーマで実現したコラボカフェ。これは渡辺美里さんのスペシャル企画アルバム『ribbon –30th Anniversary Editi

          渡辺美里さんとのコラボカフェ(2018年5月)

          「大人になると時が経つのが早くなる」感覚。

          「年齢を重ねると、時間が経つのが早くなる」そんな感覚ありませんか?若いころに年長者から聞くと「生活が充実してないだけでは」なんて思って聞いていましたが、実際に自分の身を振り返ると10代、20代、30代、40代と次第に時間の経過が加速しているような感覚になります。 それこそ「アナタの生活が充実してないのでは?」と突っ込まれるかもしれません。だとすれば、ソレはソレで生活に改善の余地があると認識しつつ、似たような感覚を抱いたことのある人はきっと多いと思うのです。 ジャネーの法則

          「大人になると時が経つのが早くなる」感覚。

          「いっき」のクソゲー度合いを測る。

          ファミコンど真ん中の世代といってもいいミドルエッジのユーザーにとって「クソゲー」は愛すべきパワーワードです。このテーマで盛り上がりだすと、あれもこれもクソゲー判定されて気が付けば「自分がクリアできなかったゲーム全て」クソゲーになっていたりします。 とはいえ、およそ世間で「代表的なクソゲー格」とされているゲームはちゃんと認知されていて、お題にした「いっき」はじめここで取り上げるゲームはクソゲーのメジャーどころばかりです。 さて、そんななかでも「いっき」はそもそもクソゲーの語

          「いっき」のクソゲー度合いを測る。

          ミドルエッジの読者データを公表。

          中高年世代の方から多くの支持をいただくミドルエッジですが、実際はどんな人がミドルエッジを読んでいるのでしょう。そこで今回、全国15~69歳の男女を対象に127,000の回答サンプルを集めた結果を公開いたします。 性別 男性が65.8%、女性が34.2%です。やっぱり男性が多いのですが、思ったより女性の方も見てくれている気がします。 というのも、ミドルエッジのFacebookに参加いただく約90,000人の男女比率が下記となっているからです。 ※上段…女性 下段…男性

          ミドルエッジの読者データを公表。

          きょういく(今日行く)/きょうよう(今日用)

          近い将来、日本の団塊ジュニア世代は高齢を迎えます。「超高齢化社会」医療の進化により寿命が伸びる喜ばしい点と、一方で若者の年金負担など経済的に直面する問題、核家族化の進んだ先に待つ孤独な高齢者。私たちの世代は自ら日々の活力を保てるように備えていくべきなのかもしれません。 シルバー人材センターで伺った話 団塊世代の方々がリタイア後、地元でお手伝い出来ることを求めて登録するシルバー人材センター。編集部は団塊世代の方々に懐かしい過去を記していただけまいかと、いくつかのシルバー人材セ

          きょういく(今日行く)/きょうよう(今日用)

          魅力的に映る生き方。

          ここでは主にミドルエッジというメディアの運営者としての雑感を呟いています。編集として取材や記者会見に赴くことはしばしばですが、ジャンルや有名無名などのフィルターを介さず、むしろノリでその人の半生を綴らせてもらう「歩んだ道」というコーナーを設けています。”成功者の法則”あるいは”しくじり〇〇”といったテーマもなく、その人の言葉を出来るだけ飾らずにお届けする主旨のコーナーです。 ミドルエッジはWebメディアで当面は広告収益に依存するので多くの人が読みたくなる味付けをしたくなると

          魅力的に映る生き方。

          明るい未来がみえません→見つけろ、テメエで

          この一節は2002年2月、新日本プロレス札幌大会のリング上「猪木問答」と呼ばれた一コマ。「見つけろテメエで」はもちろんアントニオ猪木の言葉。 新日本プロレスが危機的状況下にあったなか、若手選手がぶつけた「明るい未来がみえません」に対して新日本プロレスの絶対君主であった猪木が「見つけろテメエで」と返すのですから、やはり猪木一流の名(迷)問答だったかもしれません。 このとき現場責任者を任されることとなった蝶野正洋選手は、若手レスラーが客前で大見得きって「新日本プロレスは俺が守

          明るい未来がみえません→見つけろ、テメエで

          とっても懐かしさを感じるアイスクリームたち。

          前2記事で、ミドルエッジとは?という大枠について記述しました。で、noteで何を発信したいの?という点については、ここから試行錯誤しつつ書き続けていくと、予め予防線を張っておきます。※No Plan…汗 過去の情報が集積される一方、様々な同年代の参加意欲で支えられているミドルエッジでは、投票型のコンテンツも支持されています。本記事では「懐かしさを感じるアイスクリーム達」についてご紹介。 宝石箱というアイスクリームをご存知でしょうか。「ピンクレディーがCMしてたヤツね!」と

          とっても懐かしさを感じるアイスクリームたち。

          懐かしネタを集積し、サイト外に共有する。

          ミドルエッジ編集としては2つの動きを続けています。ひとつは同世代を中心に寄稿してくれる人を募る(依頼する)作業。これはサイトの基盤作りに欠かせない作業で、プロライターである必要は全くありません。寄稿者自身が体験した過去の思い出や心に残っている事象を自由な切り口で寄稿してもらっています。その際、あくまでもお願いベースとしてはコチラにも書いた通り、出来るだけフラッシュを浴びせるようなテイストでなく、淡々とであったとしてもスポットライトを当てる気持ちで書いてほしいという点。 一方

          懐かしネタを集積し、サイト外に共有する。