小学校の頃からやりたかったことに手を付けることを決めた。

前はそれでお金ももらえたらいいなと思っていたけどお金とそれとは切り離すことにした。

お金がもらえなくてもいいから死ぬまでにやれたらいいな。くらいの気持ち。

それでお金が稼げなくても、やっていいんだよ。

生活費は、他の労働で稼ぐことにした。ほんとうはベーシックインカムがほしい。でも労働は悪いことだけではない。運動する時間と思って働いている。体を動かすのは気持ちいい。運動したついでにお金がもらえるのでいい活動だ。

決める前は、ずーっとそれをやらないでいい理由を探していた気がする。

単純にやってみたいことに色々なものをくっつけすぎて（それを職業にしたいとか、それによって社会的に認められたい・称賛されたいとか）重くなりすぎて、諦める理由をずっと探して、疲れた。

一回諦めた。たくさんの諦める理由を見つけた。でもやりたい気持ちは消えなかった。逆にすごい。逆にすごいので、もうしょうがないのでやることにした。

やっと自分のやりたいことを拾うことができた。

わくわくしてきた。

矛盾するようだけど、このまま、もしそれを実際やらなくてもいいと思ってる。

やろうとすると疲れちゃうんだもの。

私は疲れないことをやる。

ただ、もう諦めようとするのはやめた。すごく疲れるので。

やらない理由探しに当てたエネルギーは結構大きかったんだなと思う。

やるエネルギーと、やらない理由探しに使うエネルギーは、多分そんなに変わらない。

やらない理由探しに使うエネルギーは、やりたい気持ちを常に押さえつけるエネルギーに、やらない理由を探すエネルギーが加算されるので、むしろこっちの方が大きそう。

人が使えるエネルギーは限られている。

やるもやらないも、どっちでもいい。

やらないで諦めようとした日々も別にそれでよかった。

やらないよりやる方がいいとか言うつもりはない。

私はやることに決めた。それだけだ。