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『人生リノベ』別荘の1棟貸しビジネスを始めるまで その③ 〜補助金の試練〜

浮き輪を持たずに大海原に飛び込んでみて、泳ぎながら解決策を見つけながら進めています。『やれない』から入らない、『やれる』から入るがモットー。

新たに事業をするときに最も重要なこと、お金のこと。幾ら投資して、売上げは幾らなのか?お金の減資はどうするのか?

別荘を宿泊用にするのに最低限必要なもの、ベッドなどの寝具、あとは使い勝手を良くするためのリフォームなど。

丁度良い具合に、県の方で「アフターコロナチャレンジ補助金」という補助金の募集があり、今回の宿泊事業に該当する事がわかりました。
締切りは3週間後と結構タイトなスケジュールだったのですが、地元の商工会議所が親身になって相談に乗ってくれて、申請の準備を進めてゆきました。

ギリギリの申し込みだったけど1ヶ月程で合格の通知が届きました。今回の補助金は予算の2/3の補助率で、補助金の上限は300万円までで、結果270万円の補助金が出る事になりました。

ただ、9月の頭に結果が出てその年の12月までの3ヶ月の間に、工事や購買や支払い、許可まで全て終わってないと補助金が出ません。
浴室の改装をする予定ですが、これはかなりタイトなスケジュールです。

元々浴室はあるのですがかなり小さなユニットバスで、最大10人ぐらいまでの宿泊やこの別荘のグレードから考えると非常に物足りない状態だったので、新たに浴室を作ればこの貸別荘の価値が上がると考えました。

しかし、物事はすんなりは中々ゆきません。

日々の業務に忙殺されながら、新たに作る浴室の場所が2転3転し、せっかくお金をかけて作るものだし良いものをと見積もりを取り直しているうちにどんどん時間が過ぎてしまい、あっという間に10月も後半となってしまいました。

見積り書をきっちりと整えて、再度補助金の担当者と打合せをし、やっと工事を始める事になりました。
工事期間は11月の1ヶ月間。12月は消防の検査が2回と、保健所の検査後簡易宿所の許可が降りたら補助金の最終書類の提出と、かなりハードスケジュールです。

今回の浴室の納期や、火災報知器の納期が1ヶ月かかり、何か1つでも遅れが出るとアウトで、補助金が降りずに自己負担となってしまいます。

本当に年内に全て完了することができるのか?
まだまだハードな日々は続きます。

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