技術書典に参加して思うこと
4/14(日)に開催された技術書典6に参加して、前回参加後に感じていた違和感を言語化できるところまで至ったので書いていきます。
※あくまで主観なので感じかたは人それぞれです、
売り手の圧が強い
普段参加してる同人誌即売会は売り手の押しが強いと敬遠される風潮が強かったので、呼び込みの声が大きかったり、目を合わせてくるサークルが多かったのは文化の違いだなあと感じました。それが悪いと言いたいわけではなく、こういう空間になるのかという感想です。
企業の宣伝パワーが強い
出展企業が無料配布で本やらグッズやら、個人サークルでは予算的に作れないようなものを会場の入り口付近でバラ撒いていたので、誰のためのイベントなのかな?という気持ちになりました。スポンサーしてくださっているお陰で技術書典が開催できているのは理解しているので、今後商業色が濃くならなければいいな…企業出展で会場の半分埋まるとかなければいいな…というのが正直な気持ちです。
大手サークルという名の隔離施設
混雑対策で配置位置を離したのだろうとは思いますが、正直「あ」のサークルが配置された場所が一番混雑もなく快適でした。「あ」の配置場所が出口に一番近いこともあり、辿り着くのに精一杯で真っ先に目指すと混雑の中に引き返すことになり、その流れが新たな混雑を生み…という悪循環でしかなかったです。配置はもう少し考えて欲しかったです。
結局違和感は何だったのか
同人誌即売会じゃないんだな、というのが僕の感じた違和感への答えです。
純粋に『好き』という思いを形にして伝えたいという人も確かに存在していました。
ただそれ以上に「売る」「買う」ことが目的の人が多かったように映ったので僕はそう思いました。僕の求めていたものが技術書典には少なすぎた。
技術書典に足を運ぶことはしばらくなさそうですが、動向はチェックしていきたいと思っています。
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