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Engineering Manager Meetup #4に参加しました

2/1(金)に開催された、Engineering Manager Meetup #4に参加しました

Engineering Manager Meetupとは?

最近日本でもよく耳にするようになったエンジニアリングマネージャーというキーワードで色々なことを語るイベントです。
主にマネージャー・リーダー層の参加者が多く、それぞれの会社のフェーズや組織構造、業務の中での取り組みや悩みを話し合ったりできる学びが多いイベントだと思います。

参加した目的

前回のEngineering Manager Meetupに参加した際に、懇親会で「エンジニアリングマネージャーのJob Descriptionを定義する」というテーマで話したのですが、懇親会中に結論が出ませんでした。今回登壇された@dskst9さんがJob Descriptionの発表をするとのことでしたので今度こそ結論を聞けることを期待して参加しました。

以降は発表内容のまとめと感想になります。
どの発表も凄くいい内容なのできる限り公開されているスライドを集めてこんな内容だったんだ、というのを感じてもらえたら嬉しいです。
また、Twitterのハッシュタグ #em_meetup  でイベントの空気感も感じてもらえたらと思います。

エンジニアチームビルディングジャーニー
 (Nunermさん)

スライドはこちら。

感想:
品質がボロボロのチームをどのように立て直していったかというお話で、エンジニアチームの外部環境、内部環境のどちらも変えていくというところに越境することが重要なんだなと感じました。
エンジニアチームのスピードにステークホルダーがついてこれなくなるという状況でエンジニアのスピードを落とすのではなくステークホルダーの環境を整えることでスピードを落とさずグッドサイクルを回すというところに"エンジニアリング"マネージャーの本領を垣間見ました。

まだ何も始めてない会社での第一歩
(Kou.Nさん)

スライドはこちら。発表内容を後日ブログにまとめますとのことです。

事業会社はキラキラしてるイメージがあるが、受託開発にはあまりない、という冒頭から考えさせられるKouさんの発表でした。
受託開発にありがちな本社チームと常駐チームの溝をどう解消するか?マネジメントのためにいろいろな本を読んでインプットした結果、どこから手をつけたらいいのかわからなくなった。という経験をされていて、僕も似た状態になった事があるのでとても共感しました。
まずは1on1から始めていて少しづついい方向に向かっているそうなので今後どのように課題と向き合って解決していくのか、機会があったらまたお話を聞きたいです。

m_meetup から生まれる!? Engineering Manager Job description
(dskst9さん)

スライドはこちら。

今回一番聞きたかった発表です!
昨年12月と今年1月に計2回Job Descriptionを定義する会を開催したとのことで期待が高まりました。
今回も結論は出なかったようですが、出ない理由として各企業の組織依存が高すぎて共通化が難しいということ、企業の事業フェーズが変化することで組織も変化する生き物のようなものなのでJob Descriptionも合わせて変化するということが挙げられました。
懇親会で引き続きこのテーマについて話をしました。テーマの掘り下げは余りできませんでしたが他社の事例を沢山聞けましたし、悩みを解決することへのモチベーションが凄い人たちが集まると建設的な意見が多く飛び交っていい話だなというのを感じました。定義って難しい。

1つの大きなプロダクトをみんなで作る
(tuneさん)

スライドはこちら。

1つの大きなプロダクトをみんなで作るために取り組んだことのお話。
最初は機能・役割でチームを作ったがチーム間の空気が悪くなったり、空気感の改善でコミュニケーションコストが上がったりとうまく行かず。
解決策として「フィーチャーチーム」を採用して、各チームが複数領域をカバーする、コードオーナーを置いてチームが品質を担保し、コードオーナーが最終確認する、といったことをトライ&エラーを繰り返しながら導入するLeSS(Large Scale Scrum)の手法も取り入れたそうです。
LeSSは聞きかじった知識しかなく、フィーチャーチームは初めて耳にした言葉だったのですが、チームビルディングの手法としてインプットしておきたいと思いました。

失敗体験から学ぶEM方法論
(trebyさん)

この記事を書いている時点ではスライドが見つからず…見つけたら更新します。

trebyさんの新卒1社目、2社目で失敗した話とそこから導かれるマネジメント方法論という構成で、現職のReproが急激に人が増えたことでマネジメントが必要になり、プレイングマネージャーをされているとのこと。
冒頭と締めに繰り返し話されていた「マネジメントは手段・方法論でしかない。チームの成果を最大化することが目的であり、目的を達成することが大事。」が深く刺さりました。
僕がマネジメント手法をインプットしているのも手法を実践したいわけではなく、問題解決のための選択肢を広げるためにしているということを忘れずに、これからも勉強していきたいと思いました。

マネジメントについて考えていること、相談したいこと
(mochizukiさん)

スライドはこちら。

スライドの内容からわかるように、相談トークとなったmochizukiさん。
評価制度をどうしたらいいかというのは評価する側の永遠の悩みで、僕も苦手な分野なので相談したい…目標設定も何を軸にするかで変わるので、その場での回答はありませんでした。
懇親会で引き続き評価について語られていたそうで、参加者の半分くらいでディスカッションしていたような気がします。

最後に

エンジニアリングマネージャーとして歩み始めたことでこのイベントの素晴らしさとコミュニティの大切さを今までよりも強く感じました。
コミュニティに貢献するためにも自分のチャレンジと結果を発表するためにももっと色々やっていきたいと思います。

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