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課題解決型恋愛相談

夜中に親友から電話が。要約すると、彼氏と別れそうだという話だ。相当混乱しているのか、前置きも何もなく「先週のことなんだけど…」と経緯を説明され、話を聞いた。

当たり前だけど、彼女は主観的立場でしか状況を把握出来ておらず、感情の海に溺れている状態だ。苦しい時間だ。

でもその苦しみを乗り越えられるのは彼女だけだし、私が出来ることは丁寧に話を聞きアドバイスを投げかけるくらいだ。なんて無力なんだろうと思いつつも、私に出来ることを今、全力でするんだという気持ちになる。

以前こんなnoteを書いた。

何度でも紹介したい。桃山商事という恋愛相談ユニットが、恋愛の悩みを分解し図解し道筋を作っていく本だ。ロジックで攻めていくスタイルに感動し全私がスタンディングオベーションした。この思考法は恋愛以外でも役に立つ。

まさに課題解決型恋愛相談。そんな一冊。

自分自身の恋愛のつらみも相まって、親友をはじめ友達からパートナーとの人間関係に関する相談は涙なしには聞けなくなりつつある。

だがしかし。泣きたいのは私ではなく友達で、私はグッと堪え、相手のひどい行いには小さく怒りの炎を胸に秘めながら、時々感情をあらわにしながら、冷静さをまとわせたアウトプットを心がける。

相談をもらったときによく考えているフレームワーク的なものがあって、それらを紹介したい。


1.相手の課題と自分の課題を分ける

人間関係において、一方が悪いということは少ないと思う。小さなすれ違いを積み重ね、納得感を伴わないまま時が過ぎ決定的な何かが起こってしまうんだろうと思う。新品のコップがくすんでいくような、そんなイメージだ。

親友の場合の話をすると、混乱しながらも自分の反省点をしっかり受け止めているように感じたが、問題のすべてを背負っているようにも思えた。

「相手がこんな行動を取ったのは私のせい」という言葉が出てきたら、それは相手の課題として自分の課題を分離して考えていくとよい。

他人からのアクションを受け、自分がどう行動をするかはその人の責任。不快な思いをしたからといって、相手を責めたり無視したり不機嫌になるかどうかは選択の自由。これらはネガティブな反応だけれど、ポジティブに話し合いをして解決と納得をしていく努力だって出来るはず。どのアクションを選択するかは、自分次第なのだ。

人間だから間違いだってある。反省することだってあるだろう。ごめんなさいと伝えるか否かは自分の責任、でも自分の行ったアクションをどう捉えアクションを返すは相手の責任、そして、それに対してどう反応するかは自分の責任。

それぞれの課題と責任を分けて考え、相手の課題に対してはコントロール出来ないことを理解し受け入れ、自分のコントロール出来ることを最大限考えていくことが大事なんじゃないかなと思う。

整理していくとき、自分の感情を抑えつけないことも大事。「相手がこう思うだろうから…」と相手軸に合わせず、主語の「私」を大事にすることも大事。


2.自分の課題を深堀りする

相手の課題は相手のものであって、自分がコントロール出来ないのだから深堀りしようがないというのは上記の通りだ。

課題が整理出来たら、自分の課題にフォーカスして深堀りしてみる。問いたい内容は下記のようなもの。

・なぜ課題だと思ったか
・どんな思いをしているか
・解決したと思える瞬間があるとしたらどんな状態か
・相手にどんな言葉を投げかけたいか
・満たしたかった思いがあったのではないか
・それを満たすにはどうしたらよかったか

上から順にたどっていくと後半2つの問いにぶつかっていくと思ってて、これらは自分の根底の根底にある満たされない気持ちにぶつかる。ポイントは自分自身がコントロール出来る状態の言葉でまとめることかなあ。

満たして欲しい思いを満たすには?を考えていくのは難しいし思考を積み重ねていかなきゃ出ない答えもあるだろうけど、きっとここを受け入れられればいい方向に迎えるんじゃないかとも思う。

仮にパートナーに不満があるとして、自分の満たされない気持ちはパートナーに満たしてもらう必要があるかどうかを、0か1かで考えていないか?を振り返ってみる。

別視点で考えてみると、他のものや人で代替できるんじゃないか?と捉える事もできる。30%くらいパートナーに求め、残りはペットや趣味や仕事なんかに求めてもいいはず。

よく「自立とは依存先を増やすこと」なんて言われる。満たしたい思いの依存先を分散させることで、何かが欠けても自分が再起不能状態にならなくても済む環境を構築出来る。「あなたなしでは生きられない」状態はあまりヘルシーとは言えない。(物語としてはかっこいいけど、現実はエンディングがないから永遠につらくなっちゃうよね。)


3.推測から抜け出せないことを深堀りしない

つい「彼は、彼女は、今どんなことを思っているのか?」を知りたくて悶々となりがちで、答えが出ないもんだから一日中考えてしまうなんてことも多い。過去こんなことを言っていた、こんな行動をしていたからこうだろう、なんていう推論の沼にハマると、結論が出るまで抜け出せないもんだ。

「ねえ、彼/彼女はどう思ってると思う?」とよく聞かれる。確かに私は第三者で、当事者よりは客観的な推論は導き出せるかもしれない。でもだ。推論から抜け出せない以上、そこにターゲットを定めて深堀りしていっても意味がない。

推論Aだと決めつけていたけど、いざ気持ちをパートナーに聞いたら推論Bで混乱してしまった、となったら反動で気持ち的にちょっとしんどい。

「女って/男って、こうだよね」なんて簡単に言えてしまうけど、逆にもしパートナーが友達にそういう話をしていたらちょっと悲しい。そうやって一個人ではなく「全体の一部」みたいな記号的な見方をされると、途端に気持ちがスッと冷えていく気がするから、そういう表現はなるべく避けている。

とはいえ、沼にハマってしまうのが人間だ。そんなときは、相手の思っていることをざっくりとカテゴライズしておいて、それらに対して自分の気持ちを当てはめてみる、くらいに留めて陸に上がってこよう。


炎症を起こした心には課題解決型恋愛相談を

クソだわー、最低だわー、元気だしなー、なんて言葉で片付けたくないときってある。そんなときには、課題解決を目的とした恋愛相談を誰かにしてみるといい。

恋愛となるとつい盲目的になりがちだが、根本は他人とのコミュニケーションの話だ。少しドライになるくらいが、解決の第一歩になるかもしれない。


最後に言っておく

自分の恋愛となると、まったくうまくいかない。


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駄文が捗ります。

どうしよう嬉しいどうしよう!!!
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miro

ハンサムショ〜トなWebディレクター。孤独とおうち大好き個人事業主。HSPを味方に、ほどよく力を発揮しながら生きています。

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