二日続けて

どこかの田舎町の大きな食堂で、青身魚の切り身の照り焼きを中心に定食セットが乗ったトレイが一列に並んでいる。
どうやらこれから昼ご飯を取ろうとしているようだ。
【入院患者の分が確保されているので、見舞客の分は前日までに予約しておかないと食べられない】と、目の前の席に座った中年の女性が教えてくれた。彼女は自前の弁当箱を開いている。
【じゃあ、定食以外のウドンか蕎麦をすすろうかな】と席から立ち上がって向かったところで、その夢はブチっと切れた。

シーンが切り替わり入院病棟の一室で、誰か入院患者を見舞っているようだ。
担当の看護士さんが【妹さんはちょっと困難でね、いつもこんな器具で対処しているの】と、ジッパーに入っている器具を見せられた。
【幼い頃から困難だったのかしら】と聞かれたけれど、何を言われているのか見当もつかない。
一瞬間を置いてから、看護士さんが言われている内容に気が付いた。
そこで目が覚めた。

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昨日に続いて、妹の夢ばかり見ている。

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