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ブランド総論

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新しいブランド、ブランディングについての考え方まとめ
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記事一覧

SNSは、承認欲求を満たすものでなく明るい未来へ導いてくれるツールになるという予言

こんにちは。オンラインショッププラットフォーム KATALOKoooを運営しています、翠川です。約3ヶ月も間が空いてしまいました…。3ヶ月間何をやっていたかというと、大きな変わりはないのですが個人的にはClubhouseの登場にかなり揺さぶられました。1月末に「ウェイウェイしてない私たちのためのClubhouse利用法」という投稿も書いたのですが、3ヶ月間どっぷり使ってみた Clubhouseの醍

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さよなら東京本店、オンラインショップが本店になる日

こんにちは。今日もリアル(小売)とオンライン(IT)を反復横跳び、KATALOKoooの翠川です。

今回はお題投稿。

元のMinimal代表山下さんはマーケティング的に考察されていますが、私はど現場感のある投稿をしておきたいと思います。

毎年、ハロウィンが終わるとクリスマスがはじまる!大繁忙期!気づいたら年明け、という流れなのですが2020年の11月は例年と違う雰囲気に溢れていて、そのことを

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D2Cを邪魔するのは、日本人の性質だという考察

こんにちは。KATALOKoooの翠川です。オンラインショップのプラットフォームを事業にしています。それにも関わらず、ITより小売にどっぷりな私が最近、取り組み先さんや取引先さんの現場に出て心に思っていたことがあったので、まとめていったら、壮大気味な投稿になってしまいました。

その中で、最初に一番に気づいたことは、前半に出てきている「日本でD2Cが盛り上がりにかける3つの原因」です。リアルに感じ

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どうしようもない小売業界における、D2C事情2020

こんにちは。KATALOKoooの翠川です。

この投稿をしてから、1年半が過ぎました。このときはもちろん「新しい生活様式」なんて誰も想定しておらず、この短い期間で、小売業界の状況はまた変化しています。コロナ以降、小売業界が元々抱えていた問題がすごいスピードで顕在化したようなこともあります。小売業界における、D2Cというキーワードは、どうなっているのでしょうか。

日本のD2C事情、D2Cはサブス

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アフターコロナに向けてやるべきは「どうしても会いたい」リストに入ること

5月4日、緊急事態宣言の延長が決まった。それでも、段階的に自粛を緩めるお店が増え始めた。街に、人も増えてきている。

自粛が正式に解けたら動き出せば理論的にはいいが、リアルなイベントをどこから打つかの判断はとても難しい。現に私自身も、6/1から担当している商業施設の売り場をどうするべきなのか頭を抱えている最中だ。しばらくはリアルな売り場の人件費を最小限に押え、オンライン施策と同時進行で進める判断を

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2020年に向かってどうする?よーーい、どん。

2020年に向かってどうする?よーーい、どん。

9月がおわろうとしています、10月からはいよいよ消費税が10%になり、来年の今頃は東京オリンピック・パラリンピックがおわっているわけです。

ここのところ、「先行き暗い小売業界」に慣れてきてしまったのか、いつから変わっていくのか、変えていくのか、モヤモヤしていたのですが、上記のさとなおさんの記事を見て目が覚めました。大人の皆さんはこれからのこと、どう考えていますか?

私は、KATALOKooo(

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ブランディングネイティブ世代のブランディング戦略

広がりつつあるブランディングという言葉の幅ブランディングというワードが、一般的になり急に幅広く使われるようになった昨今。最近では「デザイン」や「編集」に続き、「ブランディング」は一般的に広く使われる言葉になってきた感じがします。マーケティングの専門用語として限定的な意味の「ブランディング」と、多くの人が使う何にでも取ってつけられる「ブランディング」。同じ言葉を使っていても、両者具体的に指すものが異

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誰かの「壊れたら泣いてしまうほどのもの」を売っている覚悟はあるか

KATALOKoooという、世の中にある素敵なものに出会ってもらうためのWEBサービスをやっています。

想いを込めて作られたいいものって、たくさんあります。でもなかなか世の中に出回らないのは、想いを込めた人たちが発信と営業が得意ではないからで、それをサポートするのが KATALOKooo です。

そんな事業を営む根本にあるのは、

「みんなお気に入りのものと暮らしたらいいのに」

という想い

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いいぞもっとやれ!小売/卸/ブランドこれからの方向性

いいぞもっとやれ!小売/卸/ブランドこれからの方向性

景気の悪さの影響をもろに受け、さらにはなんでもシェアという価値観の登場、ものの所有に対してのモチベーションが低くなってから久しく明るくない小売業界。

そういった雰囲気が当たり前になったこの数年ですが、最近これまでとは違った空気が流れ込んできているのを感じます。海外のブランドでは数年前から起こってきた流れが、日本のブランドにも確実に来て加速し始め、話題に上がることが急に増えてきました。小売/卸/ブ

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